雷鳥とは


①約50年続く東大・お茶大の登山サークル

1979年創部。東大学友会加盟、お茶大公認。現在は無雪期を中心とした一般登山やボルダリング・クライミングを行っています。一学年約30名、年間約90の山行が実施されます。


②自由尊重と安全対策の両立

活動は全て自由参加のため自分に合ったスタイルで楽しめます。安全面を重視し、計画の事前共有や講習・反省会を徹底しています。


③自分の行きたい山に自分で行けるようになる

山行や講習を通して成長できる環境が整っているため、新入生でも夏明けには自分自身で山行を計画・実行できるようになります。


④日帰り低山から本格アルプス縦走まで

奥多摩・丹沢・奥秩父など近郊への日帰り登山のほか、長期休暇には八ヶ岳や日本アルプスでテント泊山行を行います。

2024年夏季のハイライトは

それぞれ北・中央・南アルプスでした。

厳しい上下関係もなく、非常に仲の良いサークルです。興味のある方は是非とも気軽に雷鳥の活動に参加してみてください。雷鳥の魅力そして山の魅力が伝わるはずです!山でお待ちしております。

よくある質問

Q. 雷鳥に入会したいのですが、どうすればいいですか?
A. 新歓期は 新歓LINE から。SNSでも通年受け付けています!

 新歓期(4月〜5月中旬)の場合、雷鳥公式LINEにアクセスして友達追加をお願いします。公式LINE経由で新歓ハイクへの参加フォームを流しますので、そちらにご回答いただければ入会手続きは完了です。新歓期の入会の締切は5月下旬頃を予定しています。新歓活動に参加してみて少しでも雷鳥の活動に興味を持っていただけたなら、ぜひ入会をご検討ください!

 そして、雷鳥は新歓期以外も年中会員を募集しています。公式 Instagram または にDMを送っていただければいつでも入会手続きをすることができます。

Q. どんな山に登っていますか?
A. 登山道のある山ならどこにでも登ります。

 雷鳥では登山道を進むことを活動内容としています。裏を返せば、整備された登山道さえあり、自分の力量にあっていれば、どんな山にでも登ることができます。

 それでは実際にどこに登っているのかということですが、東京からのアクセスの都合上、関東近郊の山々と日本アルプスが中心となります。日帰りや一泊で行けるような山には、積雪期を除いて年中行っています。そして、夏山シーズンの6~9月には、2~3泊程度かけて八ヶ岳や日本アルプスなど標高 2000 ~ 3000m 級の高山での山行も実施します。また一部メンバーで「遠征」と称して、北海道から九州まで全国各地の山に行くこともあります。

 実際、4月に登山デビューをしたという人でも定期的に活動に参加すれば、夏休みには標高 3000m 級に無理なく挑戦することができるようになります。ただ雷鳥会員の全員がそういった山々を登るわけではなく、低山ハイクを中心に山を楽しむ人も少なくありません。

Q. 登山は危険じゃないですか?
A. たしかに危険です。だからこその安全対策です。

 登山には事故や遭難がつきもの、というのは紛れもない事実です。山で行うあらゆる活動には、多かれ少なかれリスクがあります。登山を始めるなら、まずこれを大前提にしていただく必要があります。その上で、雷鳥では様々な安全対策に取り組んでいます。全ては載せきれませんが、例えばこんな取り組みをしています。

  • 新入生向けの講習の実施
  • 山行計画の相互チェック
  • 各山行後の振り返り&記録作成

Q. 活動頻度はどれくらいですか?
A. 人によります。好きなときに山に登ってます。

 雷鳥には決まった活動があるわけではありません。各山行は誰かが個人で計画し、全体向けに参加者を募る形で行われます。そのためどの山行に参加するかは 100% みなさんの自由ですし、反対に自分から応募しなければどの山行にも参加することはできません。また特定の山行に参加するよう強制されることもありません(誘われることはありますが)。

 毎月何度も山に行く人もいれば、半年に一回顔を出すくらいの人もいますが、完全に自由です。一年ぶりにいきなり来た、とかでも他のメンバーは歓迎します。それくらい束縛は緩いです。

 山行以外だと、週に1回部会があります。こちらは基本的に参加必須ではありませんが、参加すれば山で一緒になれない人とも仲良くなるいい機会です。ボルダリングなど、山以外で活動することもあります。

Q. 体力に自信がありませんが、ついていけますか?
A. 問題ありません。自分の体力に応じた山に行けばOKです。

 登山と聞くと体力がないといけないのではないか、日頃からトレーニングをしないといけないのではないかと思われる方もいらっしゃると思いますが、そうでもありません。体力はあるに越したことはありませんが、無くても山は楽しめます。

 まず、雷鳥では様々なレベルの山行が立っているので、自分の力量を確かめながら段階的にステップアップできます(もちろん、ステップアップしなくてもOKです)。また、雷鳥の山行では「一番体力のない人にペースを合わせる」ことをモットーにしています。自分が苦しくないペースで山に登れば良いのですし、周りよりペースが遅い人をとがめる風潮はこのサークルにはありません。体力に自信が無い方も安心して雷鳥で登山をはじめてください!

Q. お金はどれくらいかかりますか?
A. 活動頻度やどんな活動をするかによるので、説明します。

 まずは初期費用について。日帰りのハイクにのみ参加するつもりであれば登山靴・雨具・ザックなどが主な出費となり、平均して10万円くらいになります。泊まりの用具を買うとなると、寝袋などで+2万円程度でしょうか(テント等は会所有のものを使います)。一見高く見えますが、靴を除けば一度買えば長年使えるものが多いので、山を続けていくのであれば割高ではありません。

 各活動での出費は、交通費と食費がメインです。筆者の場合、一回の日帰り登山での出費は 3000 ~ 5000円くらいが標準で、泊まりでも1日あたりの平均は同じくらいです。同じ金額で都会で遊ぶ場合と比べると、山での充実度は段違いです。

 山での時間がどれだけの価値になるかは人それぞれでしょうから、まずは専用装備不要の新歓ハイクで雰囲気だけでも確かめてみてはいかがでしょうか。