2001/10/20 奥多摩石津窪

石津窪遡行記録
                                                  文責3年佐藤

遡行日) 2001/10/21

面子) L佐藤(3) 西井(M2) 荒木 小野(1)

行程)
武蔵五日市7:38〜(数馬方面バス)190円〜7:45沢戸橋〜8:55林道分岐〜9:05石津窪出合9:30〜10:4025m大滝 11:30〜12:05尾根12:22〜13:05石津窪出合〜14:20沢戸橋14:28

7:10頃 健介と立川にて合流。
荒木さんの実家番号と正しい血液型を計画書に書き足す。天気はうす曇。寒くは無い。

7:38発、数馬方面行きバスに乗る。
遡行図に載っている荷田子からのアプローチに時間的な疑問を感じ、バス代が安くなる事もあって沢戸橋アプローチに切りかえる。

7:45 沢戸橋
西井・佐藤地図見る気無し。適当に林道を歩いていく。荒木エアリアとにらめっこ。採石場は迫力&凄惨。切ない。

8:55 分岐
進んできた林道を、千が沢に沿って橋を渡り右に曲がる。道は依然広く車の轍がある。

9:05〜9:30 石津窪出合
遡行準備。 出合いはイメージほど小さくなかった。

最初の6m釜で荒木が早くもずぶぬれ。しかも取り付けないらしく撤収。わぁさむそー。
特に問題無くさくさく進む。

6mハング気味は右壁についた残地シュリンゲを使って登るが、不安定で怖い。荒木が先に登って新しいシュリンゲをたらして健介・佐藤が続いた。ちなみに西井は一人で難しいところを登っていた。いつもの事だが。

10:40〜11:30 25m大滝
リード佐藤ビレイ健介。右壁から取り付き徐々に水流に近づき、下から5分の3あたりでシャワークライミングとなる。
シュリンゲ付きのハーケンが右壁の更に右寄り下から5m程と右壁中ほどに下から12m程。そこから上の水流中にはハーケン多数。上がり切るとすぐに3つのボルトが三角形に打たれている。下の2つに一本づつシュリンゲを通して支点を取った。

ここ以降の滝はどれがなんだか良くわからないまま、本流が北東に曲がる前にケルンに出る。

12:05〜12:22 尾根 装備解除
尾根に乗ると踏み跡に沿ってそのまま尾根を下降。途中伐採作業所を通る。500m以降の急勾配では踏み跡らしきものが消え、落石多数。

13:05
適当に下りて行くとぴったり出合に出る。南にずれると崖に出て危険なので注意が必要。

出合で健介が上流からキジを撃ち、不評を買う。

帰りの林道はやたら長く感じる。きっとザイルが濡れて重いせいだ。

14:20沢戸橋バス停
バス停前には登山者向けな雰囲気の食堂がある。

帰りは立川で地鶏専門店による。
電車が非常に混んでいて、無理矢理乗ってくる集団に西井さんブチキレ。
「押さないで下さい!」
と注意する声を聞くと普通の好青年で、とてもぷり○ーと慕われているようには思えない。

まとめ)
岩は脆くないし、フリクションも悪くない。岩がのっぺりしていてホールドが少ない。
雰囲気は全体的に暗く、米子沢の後だったからかもしれないがそんなに楽しめる沢とは感じなかった。くそ暑い夏にちんたら軽ーく行くのがいいと思う。今回は沢を楽しむというよりメンバーとのやり取りを楽しんだという感じ。

反省)
リード後、滝の上で一人で意味無く騒いで(ライターが死んでいただけ)下の人たちを困惑させた。
上級生がしっかりしていたので気が抜けていて、後ろから付いて行く記録マッスィーンと化していた。