2001/10/13-14 ナルミズ沢
ナルミズ沢記録
文責 M1石井
総評:雷鳥外の人2人,吉田を含めて3人が沢初体験。
といっても,メインはフライフィッシングで遡行は大石沢出合周辺まで。
技術的には難しい所もなく,開けた沢床に紅葉が映える。
魚影は濃いが,禁漁期に釣りをする後ろめたさがある。
と言いつつも,6人共堂々と竿を出し,岩魚にもありついてしまった。
下山後の宝川温泉も要チェック。
日時:2001年10月13−14日
メンバー:石井,安中,吉田,村井,(棟方,増田)
13日:宝川温泉から歩き出す。徒渉点まで3時間弱。
途中,監視小屋の所で休憩していると,おっさんが出てきて,岩魚のレクチャーを始めた。産卵期のため地元の人は沢に入らないそうである。魚を脅かさないようにという注意を受け,竿がばれないよう先を急ぐ。
所々崩壊して,ドロドロの山道を越えて0:30徒渉点着。
研究室の2人にハーネスの付け方を教え,いざ出発。ちなみに,棟方さんの格好はウェーダーにハーネス,ヘルメット。なんともおかしな格好である。(ウェーダーとは,,,釣り師がはく胸まであるズボン。魚市場にいそうな感じ。)
ウツボギ沢手前はちょっとした巨岩地帯になっていて,お助けシュリンゲを使ったりしながら越える。その後,ゴルジュを巻いたり,釜をへつったりしながら進んでゆくがどれもそう難しくない。
もうすぐ大石沢出合というところで釣りを始める。岩魚は案外頭が悪いらしく,フライに食いつく一部始終が丸見えであった。
幕営地は大石沢手前,左岸が草原になっているところ。下がぬかるんでいることに目をつぶればまあまあであろうか?幕営地に着くと(4時頃),薪を探しに行く者,テントを張る者,釣りをする者,みんな好き勝手。
たき火に火がついた頃,研究室の2人が岩魚を下げて帰って来てしっとりと宴会スタート。戦利品の岩魚を塩焼きし,骨はお酒に入れて燗にする。たまりません。
14日:7:30?→徒渉点14:30?
この日は前日来た道を戻るだけ。前日と違うのはみんな竿を手にしていること,釣りをしながらの下降である。
先頭の人がいいポイントを見つけると,後続がそれを抜いて先に進む,という具合でひたすら下降。
途中,気づくと先頭に安中さんとふたりきりなんてこともあったが,初心者がみんな足慣れている人だったので何事もなかった。(なめなめです。)
結局,ねばれるまでねばり,最後に岩魚ラーメンを食して沢床を離れた。
*下山後に入った温泉はかなりでかい。畳100畳以上の露天風呂が3つもあり,熊いたり,お化け屋敷みたいな民芸品資料館?があったりと楽しい。風呂が混浴なのがなおいい。