2001/8/19 丹沢大滝沢本流
大滝沢本流(丹沢)遡行記録
文責21期佐藤 2001/08/19作成
遡行日2001/08/19
L佐藤(3) 石井(M1) 藤森 関口(2) 土松(1)
0600 新宿集合。 藤森は寝坊により06:46の急行に乗る。
0815 金額と時間を相談してタクシーで大滝橋へ。7780円也。
0850 林道入り口発。大滝沢の水量は、モミソもビックリの少なさ。先が思いやられる。
0900-0930 林道脇の沢に美しい釜を発見し、関口がダイブ。2回目の飛び込みでアルマーニの眼鏡をなくす。釜の底をしばらく探すが見つからず、断念。
1010-1040 状態の良い一般登山道を少し飛ばすと遡行図時間(1:30)よりもサックリと避難小屋到着。
大滝沢は水が少ない。行くなら春か秋だろう。開けた明るい沢床には規模は小さいながらもトイ状滝やナメがあり、白い岩には豊かな苔が育って、有機物が少ないのか水の色は素直な青色だ。丹沢とは思えないほど美しい。ただ、笑っちゃうくらい水が無い。岩質は少しもろく、大滝の水流中はヌメる。少なくとも遡行した所までの沢沿いには、林業用の踏み跡がついていた。
1140 20m滝 岩がもろい。大きく巻きすぎた。
1230-1250 10m堰堤上 水は完璧に尽きる。一同やる気を無くして引き返し、雨棚を見物して大滝沢を下降する事にする。
1320-1330 避難小屋 石井の準備が遅く、更にキジを撃ちたそうで時間が掛かりそうなのでなので、置いて先に行く。これが間違っていた。
1350-1430 地獄沢出合 いくら待っても石井が来ない。下降をあきらめて登山道に戻り、普通に下山する。下山中見た堰堤は20mはあり、でかかった。
1530-1550 関口の眼鏡を飲みこんだ釜で再び眼鏡探し。佐藤の素晴らしい視力によって発見される。石井と合流する。本人曰く、地獄沢出会いまでの下降ルートを見落とし、下りすぎたと気付いたときには面倒臭かったので、1440には大滝橋まで下りきって釣り場所を探しうろついていたとの事。大事に至っていなくて良かった。でもなんかむかついた。
1617 バスに乗る。新松田まで1080円。
帰りは鶴巻温泉に寄り、がっつりビールを食らい、更に欲求不満・不完全燃焼を処理すべくビール・日本酒を買いこんで小田急に乗る。関口は下北でトイレの為に降りたっきり音信不通になった。行方不明の多い沢だ。結局生田まで帰ってしまったらしい。
*反省*
・マイナーな沢に行くと今回の様に水がなかったりして悲惨な目に合う事がわかった。
・準備や行動が遅い人間を、上級生とは言え すぐに追いついてくるだろう と信用しすぎて置いていくべきではなかった。まさか踏み跡を見逃すとは思わなかったが、そこが甘かったと思った。
・支点の取り方を忘れ去っていた。練習しないと。ガチャも少ない。