2002/6/1-2 笠取山-雁坂峠
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笠取・雁坂縦走記録 作成:土松隆志(23期)
▼期日 2002年6月1日〜2日
▼山域 笠取山・雁坂峠(奥秩父)
▼メンバー
CL土松隆志(2年)、SL佐藤岳仙(3年)
K内S子(1年)、今野早紀(1年)、島田悠彦(1年)、杉山哲
弘(1年)、竹村嘉洋(1年)、橋元賢志(3年)
※2年橋本は体調不良でキャンセル
▼天候
6/1 曇
6/2 快晴→晴
▼行動記録
5/31
/2132新宿集合→2218/2225高尾→2335/勝沼ぶどう郷
■集合に遅れる者数名。危うく乗り過ごす者約1名。
■勝沼ぶどう郷はやっぱり無人。甲府盆地の素晴らしい夜景に
しばし酔いしれる。パッキング講習会。
■竹村のイビキ&寝言はすごかった(らしい)。
6/2
/620勝沼ぶどう郷→/625塩山→(taxi)→752/三ノ瀬登山口
■taxi代は10020円、10180円。地図をコピーしたり朝食を買っ
たりするためにコンビニに止まっている間も上がり続ける料金
メーター。ラーメン食べてた者は要反省(笑)。
/810登山口→900/910牛王院下→1000/1017 1708前の沢→
1045/1110将監峠
■この日は終始トップ土松、ラスト佐藤岳。
■自動車の轍のついた広い道が峠まで続いている。興醒め。
■将監峠は気持ちの良い広い笹原。和名倉方面の笹の稜線が臨
まれる。
1237/1258尾根上に出る→1320/1332唐松尾山→1423/1445 2044m
の次の次のピーク→1554/1615笠取山→1700/笠取小屋
■時間に余裕があるので将監峠〜笠取小屋は尾根ルートに決め
る。
■1872前(山の神土)で和名倉方面との分岐。ここでさらに左
に薄い踏み跡があったが南斜面の巻き道はこれではなく(これ
は単なる作業道ではないだろうか)、その先、1950m辺りから
分かれる踏み跡だと思う(2本テープを見つけた)。3年前に来
た時ははっきりとした分岐の道標があったのを記憶しているが
今回は全く見当たらなかった。最新のエアリアでは尾根ルート
は実線になっており、不明瞭な箇所も特にない。ここ数年の間
に、明らかに尾根ルートが一般道になりつつあるようである。
■唐松尾山は多摩川流域最高峰(びみょー)だが、アズマシャ
クナゲが美しい他は展望も何もない、地味なピークである。
■唐松尾山周辺では名前の通り天然のカラマツ林があった。カ
ラマツは芽吹きがかわいいと思う。低木層はヤシオ、ヤマツツ
ジ、シャクナゲなどツツジの仲間、カエデの仲間(ヤマモミジ
?)などがほとんど。
■笠取山頂は狭い。晴れれば展望はそれなりに良いだろう。
■小屋は無人だと思っていたのだが現在改装中か何かで人が入
っていた。トラックなどがあって本当に興醒め。テン場代一人500
円。水場は近い(大変おいしい)。
■夕飯は米炊きに失敗。その後のフォローでなんとか持ち直す
。なぜ失敗したのだろうか、問い詰めたい。...(以下略)
■ラテラはこの山行の前に使用した方が明らかに干していなか
ったようで、大っ変臭かった。(ラテラを「タケダ」から「ク
サテン」に改名しようという話も出たくらい。)山行で使用し
たテントは必ず干してから部室に返却して下さい。基本です。
■差し入れのスイカを食べたりピングレ(ぴんくなグレープフ
ルーツ)を食べたり。
■1年生は赤ダン、2、3年はラテラに入り、就寝。
6/2
■3時起床。朝食担当島田はラーメンの具に豚の角煮を用意し
ていた。素晴らしい。
/515出発→540/555雁峠→640/700 2004m先コル→748/810 古
礼山→912/1025雁坂峠
■トップ橋元、ラスト佐藤岳、土松
■笠取山西面、雁峠の草原は奥秩父らしい良い雰囲気だった。
でも、噂のレンゲツツジはどこ?
■笹の朝露でズボンがビショビショになるだろうと雨具の下だ
け着用したが、2004m先コルで脱ぐ。
■雁坂峠で島田が腹痛で小屋のトイレまで向かう(橋元同伴)
。戻ってくると平気な様子だったが、正露丸を飲ませる。その
後は普通に下山。特別痛みを訴えることはなかった。
■雁坂峠では富士山も臨まれる中、心意気のマンゴプリン、ピ
ングレ、ビールなどを頂く。1時間以上まったりする。
/1025雁坂峠→1120/1145小沢出合(1550m)→1220ナメラ沢出合
先、林道終点→1320西沢渓谷バス停→(taxi)→1405塩山駅
■小沢出合前、フィックスロープあり。少し沢の中を歩くよう
な感じ。小沢出合で一本。(→▼反省.総括)
■途中ザレた小沢をトラバース。ワイヤーがかかっている。
■地図上より前から林道が出現。具体的には、ナメラ沢より一
つ下流側の峠沢左岸の小沢から林道が始まっている。ここから
暑い日差しの中林道歩き。去年の上州武尊を思い出す。でもあ
の時のように、私たちを乗せてくれる車なんて来ることはなか
った。
■西沢渓谷に下りると、バスまで時間があったので近くにいた2
人組と相乗りしてtaxi利用。塩山まで6000円。バスが約1000円
なのでtaxiでも特別高くはない。
▼反省.総括
■まず、忘れ物が多い。
土松:ペグ、金(財布の中500円しかなかった)
佐藤岳:ジフィーズ K内:ヘッドランプ などなど
■2日目、落石の危険等ありそうな小沢の出合で休憩は取るべ
きでなかったか。メンバーの様子を見てまあいいかと休憩を取
ったが実はそのすぐ後にもっと安全でもっときれいな場所があ
った。
■3年の二人がCLをよくフォローして下さったと思います。ス
ペシャルサンクスです。1年島田も経験者だけあって周りの1年
のフォロー役を務めてくれたようで、頼りになりました。おつ
かれさま。
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