2002/5/3-4 雲取山

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雲取山 山行記録           文責 山崎(22期)

<期日>
2002年5月3〜4日

<メンバー>
CL山崎麻里 SL佐藤岳仙 江頭明希子 佐藤尚美 橋元賢志 北條愛 榎戸輝揚 渡
部裕太 加藤武男(2年・ワンゲルより編入) K内S子(お茶大1年) 小西正俊
(1年) 松家智子(津田塾大2年)  

<行程>
▽3日 (快晴)
8:41 三峰口着
 北條さんが一本遅れて9:10着。タクシー3台に分乗。予約不可のため、タクシー
ゲットに時間がかかった。
9:35 大血川観光渓流釣り場出発
 トップ岳仙、ラスト山崎 (終始) ☆1
10:00~10:10 K内の靴修理 ★1
 広葉樹の新緑がまぶしい。小鳥がそこかしこでさえずっている。
10:35~10:45 太陽寺
 ツツジのトンネル。爽やかに写真撮影。
11:33~11:50 2本目の車道
 ポカリング。ようやく人と出会う。御前山で話題になったハシリドコロがわさわさ
生えている。
12:48~12:05 1350m地点
 人工林。暑い。
 急登続きでメンバーに疲れが見え始める。
 途中、誤って違う尾根に入りかける。
14:05~14:30 お清平(1450m)
 K内の靴修理。
15:20~15:30 前白岩の肩
 「渡部さんと関口さんの区別がつかないんですよ」と問題発言が飛び出す。
 和名倉方面の展望が良い。
16:10~16:30 白岩小屋 ★2
 渡部が一足先に小屋に行き、天気図を取る。
17:00~17:25 白岩山頂
 写真撮影。鹿を見て、皆感動。
18:15~18:20 大ダワ
 伊勢湾台風の破壊跡。テン場適地なし。突っ込む。
18:45 雲取山荘テン場着(幕営)
総歩行時間計7:06 総行動時間計9:10
 
夕食は江頭・尚美による、大豆とじゃこの炊き込みご飯&キャベツとウインナの煮込
み。エスパジャンボに全員で入って夕食。
テン場はアイヌの楽器を演奏する雅な人や大学生グループなどで混んでいた。惑星の
並んでいる様子は見えなかった(気づかなかったけ?)。北極星はどれかと議論。夜
景が綺麗。10:00頃に就寝。

▽4日 (曇のち晴)
4:00 起床  ★3
 夜は冷え込まず、むしろ暑かった。
 朝食は橋元の焼きビーフン。
 御来光は4:46。ただし雲がかかって見えない。
6:35 出発  ☆2
6:40~6:50 雲取小屋
 小雨のため、雨具着用。
7:38~8:00 雲取山頂
 気温11℃。展望はgood!雪の付いた富士山や両神山、飛龍はじめ奥 秩父の山々が
見渡せる。コンパス講座を開いてみた。
 自転車で登山道走ってくる御仁もいた。
8:50~9:10 奥多摩小屋
 爽やかな笹尾根。去年の新歓合宿を思い出す。
 江頭、小言おじさんにプチキレ。でも、彼の足元が便所サンダルなのをみて喜ぶ。
10:06~10:25 七ツ石山
 晴れてきて、展望もよい。おじさんに植物のポスターをいただく。謎の仏舎利塔発
見。
11:28~11:45 日陰名栗山の巻き道
 両脇がヤマツツジ。花の咲く季節に来たい。
12:54~13:30 鷹ノ巣山
 美しい。とても爽やか。山頂へいたるまでのダケカンバ林も素敵。南面の展望は見
事で、奥多摩の山々が一望できる。近くに広いテン場もあるし、新歓合宿に良いと
思った。
14:40~15:00 カヤノキ山
 山頂特になし(?)
15:55~16:10 倉戸山
 急な下り。疲れのピークでふらふらになっていた。
17:45 下山
総歩行時間計8:25 総行動時間計11:10

下山が遅くなったので、温泉もご飯もなしで帰京。皆爆睡。

<補足>
★1 
K内さんの登山靴(さかいやで先日購入したばかり。)が、なんと歩き始めて30分
も経たないうちにソールが剥がれ出した。始めは左のみだったが、左足も剥がれた。
テーピングでグルグルに巻いて固定(ミイラみたい)。途中何度も直しながら歩い
た。初山行での災難にも関わらず、K内さんは割りとあっけらかんとしていて、昨日
早速さかいやにクレームを付けに行ったそうな。今回のメンバーは、さかいやへの信
頼が下がったに違いない。
★2
人数が多い&初心者が多い&歩き始めの時間が遅いことから、時間がおしたので、予
定変更して白岩小屋に泊まろうと考えた。しかし、スペースがいっぱいなこと、トイ
レが一つしかないことから、小屋の方にやんわりと幕営を断られる。メンバーはかな
り疲れてはいたが、まあいいや、と雲取山荘まで強行した。途中にいい闇テン場な
かったし・・・
★3
初参加者が多い&大人数にも関わらず、テント生活はスムーズに行えたと思う。食事
の役割分担やテント設営・撤収も速やかだった。

<反省>
☆1
今回、トップはずっと岳仙だった。かなり後ろに気を使って歩いてくれたので、精神
的に疲れたようだ。トップは途中で渡部などに交代したほうがよかった。岳仙、お疲
れ様でした&ありがとう。
☆2
当初、朝の出発時刻は6:00を予定していたが、6:35出発と遅れた。朝食自体は
5:00に終わり余裕があったのだが、トイレが混んでいたこと、K内さんのサンダ
ルが他の人に履いていかれてしまい探していたことなどから、出発が大幅に遅れた。
時間どおり準備してくれたメンバー(特に男性陣かな)には大変迷惑を掛けてしまっ
た。

<総括>
一般山行初参加者5人(橋元・榎戸・松家・小西・K内)、男女比1:1でしかも1
2人。まさしく第二次新歓合宿!にもかかわらず、計画書に「無理はしない」と書い
たにもかかわらず、計画書どおりに突っ込んでしまった。エスケープを主張する岳
仙、突っ込もうという渡部、ペースがゆっくりで物足りなさそうな男性陣、長時間の
歩きにふらふらな女性陣、案外平気な顔で歩いていた一年生・・・。多様性って素晴
らしい(謎)要するに、体力レヴェルがばらばらのメンバーで大人数なのに、一番き
ついコースを選び、しかも珍しくひよらず強行突破した私は猛省中ということです。
おとなしく2隊にすべきでした。まあ、鷹ノ巣山頂の美しさで相殺してください(ぺ
こり)