2002/9/10-11 日光白根山

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     日光白根山山行記録

期日:2002年9月10,11日

メンバー:CL今野、SL小野、北條、土松、小西
         (江頭さんは12日のテストとレポートの為不参加)

天気:10日曇りのち晴れ
      11日晴れ

行程:湯元温泉〜(3;20)〜前白根〜(0:45)〜避難小屋〜(1:30)〜白根山〜
     (1:15)〜弥陀ヶ池(1:00)五色山〜(2:50)湯元温泉

<1日目> 
8:00北千住駅集合。土松さん、小野さんは浅草から。
    江頭さん、岳仙さん、河内が見送りに。差し入れをたくさんもらった。
    前日には荒木さんからテントを受け取りコーヒー牛乳と葛湯をいただいた。

8:20発快速に乗る…はずが乗り過ごしてしまう。
    9:20発に乗ることにして、しばらくお茶をする。

11:15東武日光着。土松さん、小野さんと合流。11:26発湯元温泉行き東武バスに乗る。
     清滝で市営バスに乗り換え、土砂崩れで第二いろは坂が崩壊したため片側交互
     通行になった第一いろは坂を通り、中禅寺湖で再び東武バスに乗換え、

13:07湯元着。共装を振り分け、水を汲む。

13:30出発。1km程スキー場脇の砂利道を歩く。疲れる。白根沢沿いに差し掛かり、
     一回目の休憩。オーダーは今野、小西、土松、北條、小野。
     道が次第に険しくなって来る。旧道と書かれた標識を発見。しかし、引き返す
     には長く歩いていたうえに、目印が所々あり、踏み跡もあったということで、
     旧道をそのまま進むことにした。新道は白根沢の東側を一km弱登った後大きく
     右に曲がり前白根山まで尾根上を行くが、旧道は白根沢の西側を通り白根沢分
     岐付近で新道につながっている。しばらく人が通っていなかったらしく、そこ
     らじゅうに蜘蛛の巣が張っていた。また、道がわかりにくくなっており、立ち
     止まったり引き返したりする場面が何度もあった。おそらく前日までの雨のせ
     いで湿っており滑りやすかった。ここでは足の長さが問われる。

16:30三度目の休憩。河内差し入れ梨を食べる。凍らせていたらしい。ひんやり冷た
     くておいしかったが、小野さん的にはノーコメント。
     時間が遅くなってきている上に地図上の道に出る気配がなかったので、しだい
     に不安になってくる。おまけに霧で見通しが悪い。歩調を早める。

17:00頃、やっと新道に合流する。程なく天狗平に到着。ほっとする。霧も晴れてき
     た。広い尾根に出る。
     前白根山手前の小ピークで小休憩。すでに森林限界。白根山が見える。風の冷
     たさに夏の終わりと秋の訪れを感じる。

17:50前白根到着。記念撮影。もう太陽は見えない。
     下りは苦手なのでオーダー変更してもらう(小野、北條、小西、今野、土松)。
     だいぶ暗くなってきたので、ヘッテン行動に。避難小屋は前白根よりもしばら
     く下ったところにあり、暗い中歩くには危険だった。万が一道を誤っていても
     気付くのに時間がかかりそう。半泣き。

18:45避難小屋(無人)到着。2階建てで作りがしっかりしており、鍋やろうそく、布
     団、ハンガー、箒、おたま、椅子、テーブル、ねずみなど様々な物がある。小
     屋脇に幕営予定だったが、小屋2階に本体のみ張って寝ることに。(注・小屋
     脇は2,3張が限界)
     夕飯は炊き込みごはんとクリームシチュー、デザートにフルーツポンチとポッ
     プコーン。
     外で星空を見ていると鹿が寄ってきた。皆でライトを当て、北條さんが撮影。
     また、土松さんの持ってきた花火をする。噴出、ロケット、回転、手持ち、最
     後に線香で締めくくる。
     その後テントに入って酒盛り。差し入れも合わせてかなりの量があった。
     結局寝たのは午後12時。

<2日目>
6:00起床。すでに明るい。朝食ラーメン。

8:00出発。今日のオーダーは土松、北條、小野、小西、今野。
    白根山へと向かう。しばらくは林の中を登ったが、2400m付近で森林限界に出
    る。右手後方に青緑色の五色沼が見える。もうちょっと登ると中禅寺湖まで
    見渡せる。

9:30白根到着。頂上付近にはおそらく30張以上可能。ピークは岩場になっている。
    菅沼から来たらしい人もちらほらいた。のんびり休憩をする。
    白根からの下りはかなり急。しかも割と長い。落石しないように細心の注意
    を払う。

11:30弥陀ヶ池到着。池畔には松らしき木も立っていた。
     その後五色沼に寄るつもりだったがアップダウンが面倒そうなので中止する
     ことに。五色山までは比較的楽に登れた。

12:55五色山到着。あまり展望はきかない。
     30分強で国境平(金精山コースと中ツ曽根の分岐)。金精山への道はひどい土
     砂崩れで通行止めになっているようだ。
     中ツ曽根は急坂になっている。足場も悪い。コースタイム90分なので2本で
     行けると思っていたが、無理であった。

16:00頃やっと山道を抜ける。500mほど車道を歩く。

16:40下山報告のち湯元温泉に入浴。バスの出発時刻が迫っていたのでゆっくりで
     きなかった。

19:00東武日光着。駅近くのスーパーで寿司を買い、電車の中で食べる。電車は20
     :00発快速。


まとめ:予想より時間的にも登山道の様子も厳しかった。
       前白根までの新道と旧道の分岐はわかりにくい。旧道に一定間隔毎ある
       目印は見逃さないように注意。
       一般的な夏休みも終わり紅葉にも早いということで、人は少なかった。

反省:初リーダーとしての自覚と緊張感が不足していた。予備日の意味を理解して
     いなかったのも痛い。
     北千住のホームで乗り場を間違って電車を1本遅らせ、更に旧道に入ったた
     めに時間をくってしまい、ヘッテン行動になってしまったことも反省すべき。
     結果オーライで済ましてはいけないだろう。