2003/9/6-7 火打山・妙高山
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火打・妙高山記録
文責 今野早紀(24期)
<山域> 火打山・妙高山
<日程> 2003年9月6-7日(前日発山中一泊)
<メンバー> L今野(24期)、小野(23期)、滝内(25期)
<天気> 6日:曇り一時雨
7日:のちほど
<行動記録>
[6日] 総行動時間8:30、総歩行時間6:20(コースタイム6:30)
笹ヶ峰登山口640−黒沢橋730/750−(雨具着用820/830)−富士見平935/950
−高谷池ヒュッテ1040/1100−雷鳥平1145/1155−火打山頂1230/1245−高谷
池ヒュッテ−1340/1420−黒沢池ヒュッテ1510
○前夜妙高高原駅の構内に泊めてもらい、朝5:00に起床。朝食(富山の押し
寿司)を食べて6:00にタクシーに乗る。笹ヶ峰まで5660円なり。
○登山口から木道はずっと続いている。黒沢橋までは高低差が少なく水平距
離がある分長く感じられた。黒沢橋下の沢水はとても冷たかった。
○雲行きがどんどん怪しくなり、8:20に早くも雨が降り出す。富士見平に着
くころにはシャワーを浴びるくらいの雨量になっていた。道はもちろんぐち
ょぐちょで、流れが出来ている所まであった。休憩時間も短くなり、早く歩
みを進める。
○高谷池ヒュッテには管理人がいたが中で休ませてくれるようなことはなか
った(人が多いしね)。高谷池から火打まではサブザックでさくさく歩く。標
高2300m近くから滝内さんが軽い高山病になった。歩けないほどではないも
のの、しんどそうだった。加えて尾根上に出ると強い風が吹きつける。景色
も見えない。
○火打山頂でも「せっかく山頂に着たのに」写真を撮るだけとってさっさと
下り始める。木階段+木道で歩きやすいので早く歩いた。雨は既に止んでい
て、霧だけになった。
○高谷池に戻ってテーブルを囲み行動食を食べながらしばらく話をしたりな
んかして過ごした。石原完爾の知名度は前島密よりも低いらしい。前日まで
のクラス旅行で食べ過ぎて胃がもたれているらしく、滝内さんはこの日行動
食をほとんど食べていなかった。
○黒沢池が見える所辺りまで来ると、霧も割と晴れていた。霧だった高谷池
、天狗の庭に比べて綺麗に見えた。
○黒沢池ヒュッテ着。ヒュッテはちょうど小野建さんが持ってきていたポッ
プコーンを膨らませたときのような形をしていた。テン場代は一人500円。
寒いので早くテントを張って中に入った。滝内さんと小野健さんが天気図を
書いたが二人ともラジオを聞いている途中でギブ。その後早速夕食のマーボ
ー茄子を作った。5時半ころテントの外を見てみると夕日で空が赤みがかっ
ていた。夕食を終え酒を飲んだりなどしているうちに皆眠くなりそのまま寝
てしまう。9時ころいったん目を覚まし、片づけをしてちゃんと寝た。
[7日] 総行動時間6:15、総歩行時間4:43(コースタイム5:00)
黒沢池ヒュッテ505−分岐605/623−妙高山頂733/817−天狗平927/930−称明
の滝・光明の滝1038/1045−燕温泉1120
○3:00起床。夜のうちに雲が流れたらしく空にはたくさんの星が見えた。し
かしヘッデン行動はあまりしたくないということでゆっくり準備する。朝食
は坂口健二がCMをやっているアジア麺(名前忘れた)。
○5:05出発。日の出直前であっという間に明るくなってくる。大倉乗越では
雲海と朝日が見えた。こかからは登った分をまた下る。分岐でいったん休憩
を取る。滝内さんの水2L近くと私のビールロング缶を小野健さんに持たせ(
持っていただき)、そこから妙高山頂までは登り続ける。
○70分登り続け、7:30ころ山頂着。360度眼下に雪のような雲が見える。
そこから北アルプスの山々も頭を出していた。白馬のほうから槍までずーっ
と見えた。気持ちがいいのでその景色を眺めながらのんびりしていた。
○最後に写真を撮った後、ぼちぼち下り始める。エアリアにも書いてある鎖
場は、70度くらいの角度の岩を10mくらい下る感じだった。(数字はイメ
ージです。)岩は階段様に削られていたが、鎖もちゃんとつかんでいなけれ
ばならないほど急だった。しばらく降りたところで周囲が霧のようになって
いたが、これは雲の中に入ったためのようだ。下りを歩くのが明らかに遅い
と言われ、そこからは頑張って下るようにした。
○天狗平を過ぎ、沢沿いを下ると段々硫黄の匂いが強くなってきた。水は白
く濁り、石は赤茶けていた。称明滝・公明滝は高度差があり壮大な感じだった
。しかし時間がないのでゆっくり見ることは出来なかった。滝から燕温泉はず
っと細かな砂利道で(コンクリート道もあったが)、歩きやすい反面非常に足が
疲れた。
○燕温泉着。思っていたよりずっと早い時間に下ることが出来た。黄金の湯に
はさすがに入ることが出来なかったが、バス停近くの旅館の風呂に入った。
<まとめ>
○高谷池ヒュッテの人の話によると、ハイクでも来てもらえるようにエアリア
のコースタイムは短めに書かれているらしい。どおりでさくさく歩いたつもり
でもコースタイムギリギリだったわけだ。
○7日の天気は、私たちが過ごした時間の流れで言えば晴れのち霧のち晴れ。
要するに妙高高原付近では、標高1000〜2000mの雲の層の間では霧で、その上
部と下部では晴れていたと解釈していいのかな。
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