2003/6/7-8 甲武信ヶ岳

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  甲武信ヶ岳山行記録
                     文責 今野早紀
<山域、コース>
   毛木平−千曲川源流遊歩道−甲武信ヶ岳−甲武信小屋
    −三宝山−十文字峠−毛木平
<期日>
   2003年6月6-8日 (夜発山中一泊)
<メンバー>
   CL今野早紀、SL渡部祐太、松家智子、杉山哲弘、松村亮太
<天気>
   7日:曇り、17:00頃から降雨のち雹
   8日:晴れ

<記録>
 ■6日■
21:00 新宿駅集合。乗車する駅はそれぞれ違ったが、無事集合できてよかった。
23:00 勝沼ぶどう郷着。寒くもなく良く眠れると思ったら、3時か4時くらいで
    電気がついたので結局熟睡できない。 
 ■7日■
05:40 起床。川上に向かう。1620円也。
    小海線は近代的で乗り心地の良い車両だった。コテージが所々に見える
    林の中を走っている。
08:30 川上駅着。バスに直行。
09:00 梓山着。ここから毛木平まで道路を歩く。コースタイム1時間半のところを     1時間で行けたが、長いのには変わりない。レタス畑が広がっていた。
10:18 毛木平着。駐車場に止め切れなかった車が林道にまで並んでいる。今日は
    シャクナゲ祭というものがあるらしい。
10:35 毛木平発。広くて歩きやすい道が続く。
11:20 空腹に耐えられず慰霊碑で休憩。川の水は澄んでいてきれい。
11:40 慰霊碑発。道が段々狭くなってくるがまだまだ急な登りもなく歩きやすい。
12:30 ナメ滝着。エアリアの位置とは違っているようだ。1915m地点にあるらしい。
12:50 発。川に架かった橋を3〜4回渡る。橋はしっかりしている。
13:40 源流の少し手前で休憩。
14:10 発。ここから分岐までは急な斜面をほぼ直登。かなりバテた。
14:40 分岐着。あまりに疲れたので5分ほど休憩。
15:05 甲武信ヶ岳山頂着。山頂付近だけは岩場だったが少し下るとすぐに背の高
    い木があるので、この標高なのにと不思議な感じがした。曇っているので
    展望はない。遠くで雷鳴が聞こえ始める。
15:27 山頂発。
15:47 小屋着。すごい混みよう。話によると小屋は150人定員のところに400人
    泊まったらしい。テン場も既に隙間なく埋まっているが、最後の一箇所
    っぽいところを松家ちゃんの友人が教えてくれた。狭い上に斜面になっ
    ていたが、残っていただけ良かった。感謝感謝。
    外で料理し始めたところへ雨が降ってきた。雷の音も近くなっている。
    テントに避難ししばらくして雨粒の音が大きいなあと思い外を見ると、
    それは雹であった。
    夕食はクラムチャウダー。酒は一ノ蔵と浦霞禅。
    「皆さんに聞いて欲しい話があるんですよ」と杉山が話し始めたが、
    詳細は松村君の山行記に任せます。思ったことを正直に書いてください。
    雨と雹でテントに水がしみ込んで冷たかった。
20:00 就寝。
 ■8日■
03:00 起床。雹は夜のうちに止み、テン場の積雪は2〜3cmくらい。
    朝食は松家ちゃんのマーボー春雨、じゃこサラダの卵スープ。
04:50 発。甲武信山頂は昨日よりは展望が良い。
    雪は歩くのに支障が無い位の量で一安心。雪の中からのぞく緑色の苔が
    かわいらしい。しかも木々の隙間から朝日が差し込んでいる。
05:50 三宝山着。展望はないが広くて休憩しやすい山頂。三宝石は筑波大?の
    山岳部でいっぱいだったので杉山以外は行かなかった。
06:15 発。
06:45 尻岩でちょっと休憩。
07:10 武信白岩山のちの鞍部で休憩。武信白岩山は危険なので登らないように
    とのことだったが、登山道は巻いていた。
07:25 発。
08:10 大山着。とても日当たりが良い。遠くまで見渡せるようになった。
08:32 発。大山からの下りは鎖もあり、注意して下る。
09:05 十文字小屋着。シャクナゲ満開。
09:15 バスの時間を気にして早めに出発。
    左斜面沿いを20分くらい歩き、その後はひたすら下り。今度は直な下り
    でなく道がくねくね曲がっていたのでそれほど苦はなかったが、急いで
    歩いたので疲れた。
10:26 毛木平着。バスの時間を間違っていて、結局13:00梓山発のに乗ることに
    した。時間的に温泉には入れなさそう。
11:10 毛木平発。道路歩きはさらに疲れ、足はくたくた。温泉入りたいよう。
12:10 梓山着。一時間ほどバスを待つ。
13:30 川上駅着。下山報告。連結してる立川行きの電車に乗り、そのまま帰る。

<まとめ>
・2日目は予定よりもだいぶ早く下山することができた。 
・千曲川源流遊歩道は実際には川と登山道に十分な距離があり、その上川を渡す
 橋も丈夫でそれほど慎重になりすぎる必要はなかった。しかし台風などで
 大雨強風のときはさすがにやめておいたほうが良いと思う。
・松家ちゃんは一年ぶりの登山ということで体力が心配ということだったが、
 問題なく行程を進めることができた。
・シーズン真っ盛りで満開のシャクナゲを見ることができた。反面、混雑具合に
 は閉口することになったが。