2003/4/13 ムケシ沢右俣

------------------------------------ムケシ沢右俣(一級下) 遡行記録               文責:山崎麻里(22期)  ■期日2003年4月13日(日) 朝発日帰り  快晴・暑い■山域奥多摩南秋川流域・ムケシ沢右俣■メンバーL 山崎麻里 石井慎吾 関口豊和 橋元賢志■記録●アプローチ電車は計画書通り。新宿駅で初々しい一年生を見てしりごみした。春山シーズンで電車もバスも混みこみ。ほとんどが中高年登山者。車中からは桜や青空が見え、気分爽快。今シーズン初の沢に胸が高鳴る。バスは臨時便があったが混んでいて嫌なのでタクシーを利用。下和田バス停まで、5860円。バス停のすぐ脇を流れる激しょぼいムケシ沢。萎え〜。●遡行開始(9:30)・・・と思ったら、バス停側の家のおじさんに怒られる。「ムケシ沢は現在入渓禁止!先シーズンも100隊以上を追い返した(そんなに人が来るんだ〜ポカーン)、取水口があるから入っては困る、入渓点も私有地だし。沢の本にも禁止と書くよう頼んでいる」一同、激萎えして、謝ってとぼとぼと退散。●山道では、登山道を行きます、と言って、人里バス停右横の民家脇から登る。カタクリの花がたくさん咲いていて綺麗。他にも春の花がいろとりどりに咲き乱れていた。普通に裏山ぽいお墓や神社や仕事道を通る。んで、スギ人工林の中を尾根を越えて(既に道不明瞭)、竹林を下るとそこは沢。二俣(520m)に出てしまった!!●遡行準備10:00〜遡行開始10:10そうゆーことで遡行開始。右俣左俣を示す赤テープあり。右俣を行く。前方に見えるのは、倒木。堰堤をわざわざ登り、5m滝は登れそうだけれど岩が崩れやすそうで怖いのでさっくり左から巻く。しょぼめの滝を、巻いたり越えたり。てか、倒木と崩壊で埋まりまくり。水流はちょぽちょぽあった。3段12mのナメ滝は左から貯水槽を通って巻く。倒木で埋まっていて直登不可能。てか、ナメってなんのこと?遡行図を書いた人、ナメとヌメリを誤解してない?数々のナメ滝は、岩が脆くて苔がヌメヌメで滑りまくる滝でした。2段15mのナメ滝はちょっと怖い。はっさんが先頭で登る。初心者はザイルいるかも。支点とりにくそうだしハーケンないけど。ザイルを持った関口は最後に登る。あれれ。8mナメ滝はうっかりシャワークライムしたかも。15mナメ滝は気付かなかった。ゴルジュてどこ?5mと5.5mの滝は一つの滝に見えた。ツメは、ガレと倒木の沢歩き。一応この辺まで水が合った。最後はスギ林の斜面を上ってさくっと稜線に出た。●稜線12:00一回も休憩せず、さくっと遡行終了。浅間嶺に15分程度でついて、新歓ハイク隊が来るまでまったりとする。あとはハイク隊と同じ行動。■総評とりあえず、入渓禁止。今後行くのはおすすめしません。しょぼいです。倒木・ガレ・ヌメリ・藪・蜘蛛の巣。シーズン一本目でよかった。■反省シーズン一本目だけあって、個人的に沢慣れしていなかった。カンがつかめない。入渓禁止のところに入ったのはやっぱり良くないです。事前下調べ不足ですみませんでした。