2003/6/22 小川谷廊下

小川谷廊下 遡行記録

 ■期日
 2003年6月22日(日) 朝発日帰り

 ■メンバー
 L山崎(4)、石井(D1)、佐藤(4)、健介(3)、加藤(3)

 ■天候
 晴れ(夕方より曇)

 ■アプローチ
 3:00 農学部前集合&出発
 5:00 健介ピックアップ@恩田駅
 7:00すぎ 穴ノ平橋着

 レンタカー。御茶ノ水のオリックスレンタカーで岳仙が借りてきてくれた。前日の予約で頼んだものがなかったので、同じ値段でハイクラスになったらしい。三菱のなんか。カーナビ、MDCDつき、広々車内、8500円。
 高速は使わず246をヒタスラに。山崎、岳仙、健介、山崎の順で運転。加藤は住んでいるところを必死で隠していたが、本郷までチャリ10分で北の方らしい。穴ノ平はトイレと5台ほど停められる駐車場がある。

 ■記録
 7:40 入渓
 9:09 遡行図③の滝上部のゴーロで20分休憩
 10:50 石棚2段20m
 12:06 どっかのゴーロで20分休憩
 13:03 遡行終了
 15:40 下山開始
 17:00前くらい 穴ノ平橋に戻る

 駐車場脇の踏み跡から入渓。コガイ平沢の堰堤はどれも鉄ハシゴがついているが、壊れかけのものもあるので慎重に。
 小川谷廊下にいよいよ入渓(にごまんでは中ノ沢と記してある。加藤はどこが小川谷廊下か分からなかったらしい。勝った。)さすが西丹沢、の雰囲気。どきどき。入渓の儀。

 最初の2m滝は右のバンド状(?)を登った。山崎が最初に登り、大丈夫かなと思って見ていたら健介も加藤も怖そうだったので、岳仙の番になってようやくお助け紐を垂らしてみた。とりあえず、皆しっかり濡れてみた。

 次に現れた巨大チョックストーンは右に引っかかった流木を利用して越える。最初の加藤が苦労しているので石井さんが肩を差し出すと、加藤は何の躊躇いもなく石井さんを踏み台にして突破。ぶーぶー。ちょい難しい。石井さんがお助け紐をだしてくださる。岳仙はひそかにムーブを決めていた。

 次の6mは釜にざぶざぶ入って左から越える。ルンゼっぽい。小滝の連続。7m、2mも綺麗。直登し、最後は左側を登る。

 2段5mはどうやって登ったか忘れた。わりと普通に登ったような。上から加藤に水かけてたような。私もかけられてたような。かけられすぎて腕に力が入らなくなって一人苦戦していたような。

 つるつるの巨岩は皆でダッシュ。脱落者から残地シュリンゲで登る。つるつる。石井さんは前回登れたとかで何度もチャレンジ。

 ヒエ畑沢の先のゴルジュも素敵。ちょっとどきどきするへつりもあった。後ろからやってきた単独行の人はさくさく登っていったが。

 石棚2段20mは見事!
 左の岩を登って巻く。高度感あり。ザイルを出して、石井さんがリード。5人もいると、結構時間がかかる。

 遡行図の5mトイ状はその上の5m滝の間違い。

 5mトイ状の滝は石井さんがフリーで登る。右から取り付き、水流右を登る。結構怖かったらしい。冷や冷や。登攀グレードⅣかと思ったらⅥだし。本当か?トップロープで岳仙も登る。健介・山崎・加藤は左から巻く。落ち口は非常に怖い。懸垂下降し
 た方がいいのかも。と思ったら、石井さんが使ってるし。

 左が崩壊した堰堤を越え、ゴーロを歩いて終了。カップル沢屋が爽やかに挨拶していった。

 石井さんが、「釣ってきていい?」と釣りに戻り、加藤や健介は見学。岳仙・山崎は昼寝。夕方になってようやく石井さんが戻ってくる。

 下山道は崩壊気味。一箇所、トラロープが張ってあるが非常にどきどき。装備解除しない石井さんが正解。

 なんか、明るい雰囲気の沢だった。また来たい〜。

 ■帰り
 運転は山崎→健介。ねむねむ。鶴巻温泉のゆたかに寄る。いい湯。途中、やっぱりガストに寄り、がっつり食べて帰宅。健介の家はメルヘンチックだった。岳仙が運転。 23:30頃に山崎宅に着。加藤・石井さんが車を返しに行ってくれた。ありがとうございます。&、長時間運転してくれた岳仙、ありがとう。