2003/5/3-4 大雲取谷

大雲取谷(2級) 遡行記録

 ■期日
 2003年5月3〜4日 朝発1泊2日 
 ■山域
 奥多摩・日原川流域
 ■メンバー
 L:山崎(4) 石井(D1)  橋元(4)  佐藤(4)

 ■記録
 ●天気
 3日:快晴、4日:晴れ(やや曇?)
 わりと暖かい。水温は低い。東面なので、午前中は暖かいが、夕方は寒い。

 ●アプローチ
 奥多摩駅ー(バス)→東日原9:00ー(林道歩き2:20)→入渓点11:20
 JR内で全員合流。石井さんがうずくまっている。徹夜で飲んでおられたらしい。荒木さんがいる。一緒に行くとか嘯いてらっしゃるわりには足を引きずっている。
 快晴のGWということもあり、奥多摩駅は混みまくり。予約不可の京王タクシーは順番待ちで使えない。よって、臨時バスで。林道歩きは長い。早歩きでサクサクと行った。長い。林道上に雲取への標識があるところから沢へ下る。吊り橋の手前右側から長沢谷へ降りられる。橋のところで入渓準備。

 ●入渓11:40→小魚留めの滝12:00-14:20
 最初は「綺麗ー!」「大きいー!」「水冷たい☆」とかはしゃぐ。小魚留めの滝は、どう越えようかしばし悩む。何箇所か赤テープあるし、選択肢は何通りかあるのかしら。右壁はハーケンあるっぽいけれど、CLはチキンなためひよる。手前右側のルンゼを登ることにする。石井さんトップでザイルを出す。ランニングビレイ4箇所ほど。結構プルプルで、高度感あって怖いため時間がかかった。大きく高巻いて(巻道あり)、懸垂下降で降りた。この時点で、実はまだ大雲取谷ではなく長沢谷の遡行中であることに気付く。あはは。

 ●小魚留めの滝14:20→大雲取谷出合14:50(休憩)→権衛谷出合先(幕営)16:30
 大雲取谷出合付近は崩壊したりで土が見え見え、石ごろごろ。なんかあんまり綺麗じゃない。
 途中、小滝が続いて、へつったりして面白い。3mCSは右から巻いた(岩登って)が、ちょっと怖いのでお助け紐を出す。降口の確認をしないまま全員登って来させてしまった(反省)ヒヤヒヤ。時間が遅くなってきたしテン場さがし。なんかみんな凄く疲れている。睡眠不足&長い林道歩き&長い高巻のせいかしらん。テン場適地はいたるところにあった。権衛谷出合先のテン場によさそうな所で幕営。

 ●夜
 焚き木は簡単に集まったので爽やかに焚き火。石井さんはテン場着後嬉しそうに速攻釣りに出かける。が、釣果ゼロなり。岳仙、初めての沢泊&焚き火に感動。ウインナ-焼いたりした。なんと、誰も酒を持ってきていないことが判明。さみすぃ。てか
 ありえない。夕飯ははっさんのマーボー春雨丼&海藻サラダ。まったり焚き火の周りで寝たり星見たりしつつ、21:30頃就寝。

 ●朝
 5:30起床。今日もいい天気の予感。参加できなかった江頭チョイスのカレーうどん(ツナ&わけぎ入り)を食べる。ぐでぐでしたり、朝からマシュマロ焼いたりしていた。出発遅くなる。

 ●幕営地7:40→小雲取出合9:20
 釜と小滝が綺麗、綺麗。へつったりして楽しい。岳仙、へつってどぼん。はっさん、こけてびっしょり。にやにや。7m幅広は左から巻いた。大ダワ林道の横切るところは分からなかった。途中、釣り人のテントが3つほど。小雲取出合には釣り人がた。

 ●小雲取出合9:40→どっかで休憩10:20
 S字峡はわりとしょぼめ。直径20mの釜なんてないじゃん。岳仙と山崎は釜で泳いだりダイブしたり。石井さんとはっさんは決して水には入らない。

 ●どっか10:45→トチノキ窪(遡行終了)11:10
 小滝連続。途中、釣り人がついてくる。飽きてくる&やっぱし皆疲れている。テキトーなとこで上がろうかという話になった。2条8mの大滝(とはいっても小さい)を見てから、戻ってトチノキ窪から大ダワ林道へ上がる。さくっとすぐ林道に合流する。芋ノ木窪の方が近そう。

 ●遡行終了→東日原14:30
 大ダワ林道をさくさく下る。さりげなく転落しかけたり。そのあとはひたすら東日原を目指して林道を下る。実は、車で林道の奥まで入れる。ダメって看板はあるが、皆無視して入っていた。ただし、鍾乳洞周辺は混みまくって車の大渋滞が起きていた。車を利用するなら空いている時期に行くこと。

 ●反省。。。
 セルフビレイのとり方忘れてたり、、、(やばい)あと、やっぱし判断が優柔不断だったり。
 沢は大きくてへつったり楽しいけれど、凄い綺麗、て感じではなかった。林道長い。