2003/10/11-13　幻の大池

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　　　　　　　　　　幻の大池　山行記録(撤退)
期日：2003年10月11日(土)〜13日(祝)
メンバー：安中、荒木、高木、菊池
行程：
１０/１１　曇
０９３０　越後湯沢駅発。駅レンタカー。
１２０５　尾瀬口山荘着。そこそこ交通量あった。
１２３０　出発。徒渉点は左からの沢との出合からすぐ。
　　　　　大きな坂を登る前。
　　　　　裾を限界まで捲れば服を濡らさない程度の水量。
１３３０　渡渉を終え、出発。小白沢を遡行。
１３４５　右側からの涸れた沢との出合。
１３５０　沢が二股に分かれるところ。沢靴を脱ぐ。
１４０５　出発。両俣の間の稜線のようになったところをしばらく進む。
　　　　　明瞭な踏み跡のほか、木に文字が刻まれているなど、
　　　　　少なくともある時期、道があった痕跡がある。
　　　　　10分ほどで道を失い、目の前の尾根に取り付く。
　　　　　シシバナ峰から北東に向けて顕著に伸びる尾根と思量。
１４５５−１５０５　休憩。以後、踏み跡を残しつつも次第にヤブ濃くなる。
　　　　　潅木とネマガリダケ。途中、燧ケ岳の展望良い。
１６０５−１６２０　休憩。距離感ゼロの紅葉、黄葉。
　　　　　1250m付近からは100%の黄葉。
１６４５　稜線に出る。稜線上はヤブがことのほか濃い。
１７１５　シシバナ峰の東側の尾根の東よりの窪地に幕営。
１０/１２　雨、のち曇
０３４５　起床。雨が次第に激しくなるのを聞いているうちに
　　　　　面倒臭いムードが濃厚になり、撤退決定。飲み始める。
　　　　　8時ごろには雨足が弱まり上がりそうになったが、既に時遅く、
　　　　　荒木さんが出来上がっていた。
１１３０　出発。雨は止んで久しい。悲。
１２２０−１２３５　休憩。
　　　　　尾根の終わり近くでルートをはずし、往路に通った尾根の南
　　　　　と思われる枝沢に出たが、そのまま下る。危険な所もなく、
　　　　　尾根の最後に岩があるのを思えば、むしろ歩きやすい。
１３２０　小白沢に出る。15分ほど休憩兼沢靴への履き替え。
１４００　只見川に出る。前日より水量多く、服も濡れた。
この日はその後、尾瀬ヶ原へ。距離を置いて紅葉を眺められる。
翌日は三条の滝などを見つつ尾瀬口山荘へ。途中から激しい雨。
撤退していなかったら悲惨だったろうなあ、と負け惜しみ。