2003/10/18 蕎麦粒山

===== 蕎麦粒山記録 =====

<作成> 竹村嘉洋(24期)

<日程> 2003年10月18日

<メンバー> L竹村、池内、関

<天候> 曇り

<行程> 川苔橋0845-1030笙ノ岩山1107-1321蕎麦粒山1339-1611棒ノ折山1638-1730上日向

<行動記録>

奥多摩からバスで川苔橋へ。旅の会のサカイさんに会っていたらしいが気づかなかった。
昨年の五月ごろハイクで来た川苔橋だ。懐かしい。あの時の小便臭さはなくなっていた。

ヤブが無いらしいので、尾根に出るまでは道でないところから行こうという事になる。
聖橋のあたりから北西に進む。林業用の白テープがついていたりする。

なかなか狙いの尾根に着かないが楽しい。関はちょっと辛そうなので荷を軽くする。
一時間ほどで尾根に入り、まもなく笙ノ岩山到着。紅葉は八分ほど。杉が多く美しくない。

笙ノ岩からは楽しい尾根歩き。トークに盛り上がっていたら、いつの間にかだいぶ下っている。
テープはあるが、あからさまに降りすぎているので引き返すことにする。

しばらく自分たちがどこにいるのか読図で確かめる。関がなかなかの活躍を見せてくれる。
さすが東葛高校山岳部主将を務めただけはある。池内さんはコンパス買うように。

元のルートに復帰すると、蕎麦粒山めざしてひたすら北へ北へと進む。
池内さんは蕎麦粒山じゃないくて蕎麦汁山だと思っていたらしい。

昼過ぎなのにやたら薄暗いと思っていたら雨が来た。霧雨なので雨具をつけずに行動。
蕎麦粒山の山頂にはおじさんが一人。一般道を外れてから初めて人に会った。

雨で少し寒いので早々に出発。防火帯というのか、十メートル幅の道が日向沢ノ峰まで続く。
気が付くと雨が止み、再び青空が見えたりする。女心と秋の空。秋茄子は嫁に食わすな。

日向沢ノ峰からは再び細い道。でも迷うほどのものではない。途中、送電塔の下で休憩。
送電塔の下はいつもいい。見晴らしが良くて。芝っぽいのが生えていて。雁摺山を思い出す。

その後は単調なイモ尾根歩き。池内さんは偽ピークに騙されてはしょげている。
関はマイペースに頑張っている。私は懐かしの棒ノ折山への期待を膨らませている。

かなり歩いて棒の折山に到着。疲れた。水も無くなった。でもスコーンを食べてのどを乾かす。
すべては下山ビールのため。北にひろがる山並みは去年私が雷鳥デビューした時のまま。
幾重にも連なった尾根の色が少しずつ違っていて良い。棒の折を馬鹿にしちゃいけない。

日没前に上日向に着けるか不安に思いつつ下山。ワサビ畑をわたる小橋はよくすべる。
奥茶屋キャンプ場には人がたくさんいた。つっちーさんが飛び込んで震えていたところだ。

奥茶屋キャンプ場からは舗装道路。民家たくさん。上日向到着後まもなく日没。
バスで川井駅へ松の湯温泉に入った。入浴料1000円。アルカリ性の湯で肌がぬめる。

温泉にビールはなかった。駅前の売店はもう閉まっている。泣く泣くファンタで乾杯!!

<コメント>
・関は良い。山岳部出身なりの実力がある。
・時間的にぎりぎりだった。使わなかったがヘッドランプを忘れないでよかった。
・奥多摩のエアリアに載っていない蕎麦粒山〜棒の折山のコースタイムが、
 奥秩父のエアリアにはあった。棒の折山頂で奥秩父の山を見ているときに判明。

===== おしまい=====