2004/9/6-7 表日光
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表日光山行記録
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■日程
2004年9月6〜7日
■メンバー
CL白川 SL松村 高柳 相羽
■交通
行き
北千住駅5:46〜直通〜8:14東武日光駅8:31=バス=8:54霧降高原
帰り
中禅寺湖温泉3:25=バス=16:00東武日光16:08〜北千住
■記録
1日目:霧降高原9:00〜9:25高原リフト9:40〜10:00キスゲ平10:10〜
11:20赤薙山11:45〜12:45赤薙奥社1:20〜1:552295m峰2:30〜
2:40水場2:45〜3:30女峰山4:20〜4:50唐沢小屋(泊)
行動時間7:50(コースタイム6:20) 歩いた時間4:55
2日目:唐沢小屋4:40〜4:55女峰の冷泉(水場)5:00〜5:45馬立6:00〜
7:15志津小屋7:35〜9:35男体山頂上9:55〜12:35二荒山神社
行動時間7:55(コースタイム7:45) 歩いた時間6:15
・6日朝。春日部で合流し、東武日光、霧降高原と経由して登山開始。
天気は思ったより悪くなく、むしろ好変している感じ。青空ものぞく。
このメンバーで水よりも酒のほうが重い(水は2,3、酒は2,5)と
言うのはちょっと計画性がなさ過ぎた。スキー場リフト脇を通る間は
歩きやすいが、キスゲ平への登りは傾斜の割りに非常に登りづらい。
なんだか休憩が多そうな予感。
しかもガスってきた。赤薙山へはガスの中、展望ゼロの道を登る。
途中日帰りだと言うオバちゃん集団に会う。それ以外は小屋に泊まる
と言うおじさん達以外には人に会わない。
・赤薙ぎ山山頂には鳥居が一つ。信仰登山が盛んだった頃が偲ばれる。
そこから赤薙ぎ奥社への道はちょっといい。
奥社では特に何もない。長く休憩する。天気はまた好変してきた。
・奥社からは少し下ってまた登り返す。その後はほぼ平坦な登り道。
トップの高柳さんがけっこう飛ばしている。こういう感じの道で飛ばす
のが苦手な僕はちょっとイヤンと言う感じ。コースタイムの半分ほど
の時間で2295m峰着。ここからは展望が開け、女峰山や周囲の山が
よく見える。写真を撮ったりしてまったり休憩。その後しばらくして同宿
するおじさん達が上がってくる。
・その後はちょっと急なのぼりも交えつつ、女峰山山頂を目指す。
山頂一帯には這松が生えていて、高山帯の様相を呈している。
近くで見ると八ヶ岳・赤岳を連想してしまった。岳樺の紅葉も早くも
始まりかけている。這い松の緑に岳樺の黄色がよく映えている。
しかし、黄色いものの、枯れかけているものが多く、少し気になる。
・山頂では大展望が開け、眼下に広がる標高1300m以下は
すべて雲海となっている。東から北にかけては一面の雲海、
そして南から西にかけては日光連山が望める。写真を撮りつつ、
長い休憩。風が強い。山頂滞在中に4:00になってしまい、白川は
あわてて天気図をとる。計画性がない・・。山頂の小さな神社のまえに
平らな板があって助かった。書き取ったら細かい仕上げは小屋で
やるとして、小屋に向かう。早く下っちゃいたいという松村さん、相羽は
先に行かして高柳さんと一緒にゆっくり下る。途中のガレ場では落石を
落とさぬように注意。
・小屋に着くと夕食。メニューは白川によるカレー。ご飯を炊きすぎて
しまい、みんな満腹で完食が大変だった。ごめんなさい。
で、その後は食べきれないと言いつつ酒を飲みつつまったり。
気温は低くなく、快適だった。松村さんは相羽の持ってきた八海山を
飲んで佐藤さんに対して侮辱発言。「まずぃ、まずすぎる・・。」
その後、
相羽:真顔で白川に酒を勧める。
松村さん:半笑いで白川に酒を勧める。
白川:酔っ払い。
高柳さん:寝る。
酔っ払い状態で就寝。
・7日朝今日は早起き。朝のメニューは松村さんによる山菜そば。
そばは生だったので汁がまずそう、と密かに思うもあまりそんなことは
なく、けっこういけた。特に山菜がうまい。その後パッキングをして出発。
・下り始め、しばらく行くとガレ場のふちを歩くようになる。ちょっと
暗いうちだと危ないかも。水場で水汲み休憩。この女峰の冷泉は冷たくて
とても水量豊富。うまくてよい。銘がついているだけある。
緩やかな道を馬立に下る間に夜が明け、男体山、真名子山が朝焼けに
染まる。美しい。やはり山が大きいし、火山特有の、異質な美しさがある。
途中砂防工事しているところを横目に見つつ、荒川出会へ。
・そこから少し登って馬立。ここからはほとんど一本道の林道で、各自
思い思いのペースでポテポテと歩く。先頭は相羽、松村さんで、
写真を撮りつつ行く僕は高柳さんと抜きつぬかれつ。それにしても
この林道はいい所。高原情緒があるところを緩やかに通り、紅葉の時期は
ここだけ来るだけでもよさそう。女峰山、男体山が聳えたち、真名子山
も高原の向こうに見える。それに観光用道路でなく、治山林道と言うこと
もいい点の一つ。しかし歩いているうちに男体山にガスがかかって
きてしまった。ポテポテと乗越へ。
・志津乗越で集合し、志津小屋でまったり。以前泊まったことがあるが、
もう一度泊まってみたい。
・ここから裏男体山林道を通り、三本松へ下山することも考えたが、
天気も悪すぎることは無いし、なんとなくまあ登ろうや、と言う感じで
男体山に登るということが決定。トップは高柳さんで登り始め。
けっこうハイペース。激登りを想像していたが、トップ高柳さん絶妙な
ペースのおかげか、傾斜が緩すぎず急すぎずと言う感じなのか、
思ったより大変ではない。途中で完全にガスの中に突入。もう何も
見えん。途中、トップを交代したりして山頂へ。頂上稜線は風がすごく強く、
寒い。高柳さんがちょっと大変そうだ。しばらく緩やかなのぼりを
こなして大きな太刀がある山頂へ到着。相変わらずのガス、強風で
展望はゼロ。晴れてたらいいのにな〜。岩陰で休憩。
・山頂からの下りはやや急な道を行く。岩っぽくて下りづらい。
ゆっくりめのペースで下る。ひたすら延々と下る感じ。しかし、道の
整備状況は良好。途中で工事林道を通ったりしながら二荒山神社へ
下山。
・温泉は大阪屋を考えていたら交番でなんと閉店したことを聞く。
代わりに日光レイクサイドホテルへ。温泉代は1000円と高額だが、
休憩所は充実、温泉は木組みのいい湯で割高感は少ないかも。
温泉に入ると同時に激しい雨が降り出し、出てからしばらくして止む。
休憩所を出て会津屋でラーメンやうどんなどを食べてバスに乗る。
・帰りの電車でなんとワタベエ先生を発見。笑顔は本人そのもの。
よっぽど声をかけようと思ったが「先生ですか?」と訊いたら笑顔で
「フフフ私は生徒ですよ。」と言われそうで止めた。
・春日部でメンバーと別れて終了。
■総括
・日程変更を前日4時までには必ずすると言っておきながら天気のため
とはいっても9時ごろになって連絡してしまい、すみませんでした。
このようなことがありそうなことは想定して、連絡が遅れるかもしれない
ことを他に伝えるべきでした。それにもかかわらず、温厚なのか
それともただ単にコース内容に興味ないのか、文句一つ言わずに
きてくれたメンバーの皆さん、ごめんなさいね。
・コース内容はちょっと大変だったかなぁと。初心者がいなくて、
皆しっかり歩けたからよかった。
・トップで歩いてくれたり、いろいろサポートしてくれたようなしてくれて
ないような、初CLでしたがメンバーの皆さんありがとうございました。