2004/5/8 小坂志川本流

小坂志川本流遡行記録                                             文責 22期橋元

 ●期日 2004/5/8(土) 朝発日帰り

 ●山域 奥多摩 南秋川流域

 ●メンバー L橋元(M1) 佐藤あ(M2) 阿部(3)

 ●天候 曇りのち晴れ

 ●総評
  読図、登攀どちらも特に難しいところもなくお手軽に行ける沢だと思う。下部では多少へつりが楽しめる。沢がやたらと蛇行しているので、現在地をつかみにくいが本流ははっきりしているのでまず迷わないと思う。二俣まではわりと大きな釜がある。

 ●アプローチ
  9:15 武蔵五日市駅 タクシー出発
  9:40 ゲートその1 タクシー降車(3940円) 林道歩き開始
 10:30 ゲートその2 入渓地点

  異国の地へ移住した橋元は一人、メンバーとの合流を目指し立川駅に降り立った。しかしそこには阿部君一人が不安そうに立っているだけであった。彼の話によれば立川についた後、佐藤に電話したところ、その電話で佐藤は起きたそうだ。いわゆる寝ブッチというやつですか。とりあえず二人で武蔵五日市へ。我々二人から遅れること1時間40分、佐藤は武蔵五日市に到着する。当然タクシー。ゲートその1はロープが張ってあるのみで簡単にどかすことができるものであった。そのことに気づけばタクシーはもうちょっと入ってくれたかもしれない。50分ほど歩いたところでゲートその2。今度は錆びた鉄パイプでできた頑丈そうなゲート。遡行図によれば林道終点から入渓とあるのでゲートを越えてさらに進んでみる。どんどん沢床が低くなる。遡行図をよく読めばさっきのゲートが入渓地点の様子。ゲートに戻って入渓準備。

 ●遡行記録
 10:35 遡行開始
 11:58 二俣手前 休憩
 12:10 出発
 12:14 二俣
 13:35 登山道 遡行終了
 13:45 出発
 14:35 柏木野バス停

 ・入渓地点〜二俣
  遡行図との対比は二俣まではよくわからない。とにかく出てくる滝は直登。ミニゴルジュはいったいどれだったのだろうか。水量のわりに釜はでかかったりするので腰近くまで濡れることもある。しかし濡れることを異様に嫌う橋元はとにかくへつり、
 ひざから上は濡らさなかった。
  地形図を見ればわかるのだが二俣の直前に遡行図には描いていない枝沢が左から入る。どちらも右に行くので問題はないが遡行図には描くべき枝沢だと思った。

 ・二俣〜登山道
  6mトイ状は3級もない。一応、阿部君をお助け紐で確保。難なく登る。
  本流を進んでいくと左に直角に曲がるところで3,4mほどの遡行図には描いていない滝が現れる。連行峰に向かって詰めていき、ガレ歩きもだるくなってきたので左の小尾根に登ってみた。尾根に乗ってみるとこれがやたらと急でホント疲れる。ご老体の二人はバテバテ。若い方から順に登山道に出た。最後まで本流を詰めればよかったかも。

 ・下山
  バスの時間が迫っていたので、10分ほどで装備解除し、さっさと下りにかかる。連行峰から柏木野バス停までコースタイム1時間半のところを50分で下る。ホント疲れた。阿部君、急がせてごめんなさい。

 ●帰路
  バスに間に合ったので、つるつる温泉へ。つるつる温泉へは武蔵五日市からまたバス乗って20分ほどかかる。駅周辺に入浴施設がほしいところだ。つるつる温泉では最近流行のマネーパワー発動。ビールをいただく。親切な館内アナウンスで次のバスを逃すと7時までないことを知る。ちょっとだけだらっとしてつるつる温泉を去る。
  拝島でそれぞれ別の電車となり解散。橋元はまた異国の地へ帰るのであった。