2006/6/10-11 飛竜

飛竜山山行記録       作成:春口
■日程 2006年6月10-11日(土-日) 山中一泊予備日なし
■山域 奥秩父 飛竜山2077m
■メンバー 春口CL、柴崎SL、相羽、高木、門司 計5人
■行動記録
*概要:直前の予報では土曜の朝に少し雨が降り、日曜は晴れだったのに
実際は土曜の夜から雨が降り始め、日曜は終日雨という天気だった。
雨の中の山行は、1年生にとっては初めてだったと思うが二人ともしっかりついてき
てくれた。というか私が一番疲れていた。
*1日目
○新宿6:44〜お祭10:15
計画書の電車の時刻を5分間違えていてみんな間に合うか心配だったが、遅刻したの
かと思った柴崎君も集合時間の20分前に来ていたらしく無事全員乗れた。時間にルー
ズな人がいなくて良かった。
○お祭10:20〜林道終点12:55
トップは春口。初めてだったのでどんなペースで歩けば良いのかわからず、とばして
しまう。車も入れるので数台の車とすれ違う。
○林道終点12:55〜三条の湯13:20
やっと登山道に入る。緩やかな登りで歩きやすい。
予定より1時間ほど早く三条の湯に着く。テン場は水場は近いがトイレはかなり遠かっ
た。
○13:45〜
・無線でラジオを聞こうと試みるが、別売りのアンテナがないと聞こえないことが判
明。家では聞けたのに…
・暇なので三条の湯に入る。汗が流せて気持ちよかったがお湯が熱過ぎ。昔、鹿がこ
の湯で傷を癒したと書いてあったがそりゃないだろうと入ってみて思った。
・雨が降り始める。夕食はちらし寿司。門司君の絶妙の水加減のおかげかとても上手
にお米が炊き上がる。
・19時頃就寝。
*2日目
○2:55起床
朝食は焼きうどん。4:00出発予定だったが4:15出発になる。レインウェアを着て出
発する。
○三条の湯4:15〜北天ノタル6:50
トップは春口。それほど急な登りではないのに雨で体力が奪われていく。
北天ノタルまでの道のりがとても長く感じた。
○北天ノタル7:00〜飛竜権現7:45
北天ノタルからは緩やかで歩きやすい道が続く。シャクナゲがきれい。
飛竜権現で二日目初めて人と出会う。
○飛竜権現7:50〜飛竜山8:10
雨が激しくなる。山頂までの道のりがわかりづらく、途中に平地もあり本当に着くの
か不安になりながらなんとか山頂に着く。展望は良くないと聞いていたが、本当に良
くない。今回の山行の目的地がここかと思うとなんだかメンバーのみんなに対し申し
訳ない気分になった。雨で寒くてしょうがなく、誰もカメラを持ってきていなかった
ので写真も撮らずにさっさと下山することにした。が、来た道を戻るだけなのに私が
道を間違え、10分ほど冷たい雨の中無駄に歩かせてしまう。みんなごめんなさい。
○飛竜権現8:40〜熊倉山10:10
熊倉山までのミサカ尾根は、岩場でしかも非常に急な坂で膝がガクガクしてくる。
途中相羽さんが指を切るものの自身で応急処置をし、事無きを得る。
○熊倉山10:10〜サオラ峠10:40
やっとなだらかになった尾根を下る。雨が鬱陶しい。
○サオラ峠10:50〜丹波12:30
急なジグザグの道を下る。疲れがピークでコースタイムが遅めになる。山道を出てか
らもけっこう歩きバス停へ。ここで在京責任者の山崎さんに下山連絡。
バスの時間までかなりあるので相羽さんがタクシーを呼ぼうとするが携帯がつながら
ず断念する。そのあとは温泉に入り17:40発の電車に乗って帰路につく。

■感想
今回は雨が降ったので体力的にかなり疲れた山行となった。
1年生にとっては夏合宿前にレインウェアを着ての登山が経験できて良かったのでは
ないかと思う。また今回初めてCLをやり、休憩の取り方や時間の設定など改善すべ
き点が多かったと反省した。読図ももっとしっかりやらなくてはいけない。