2006/7/1-2 日光白根

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日光白根山行記録
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■作成
 山下
■日程
 2006年7月1-2日
■山域
 日光
■メンバー
 山下(CL)、芝崎(SL)、中手、春口、門司
■行程
1日 湯元温泉〜3:00〜前白根山〜0:30〜五色沼〜0:20〜避難小屋(計3:50)
2日 避難小屋〜1:00〜白根山〜0:45〜弥陀ヶ池〜0:50〜五色山〜0:25〜国境平〜1:40〜湯元温泉(計4:40)
※2日は6:00出発

■行動記録
1日目
○〜出発
・手違いで無線以外の共装を全て自分が持っていくことになったので、ザックが重い。 

重さを量ると16.5kg。意外と軽いのか?
・数日前までは両日とも降水確率70%だったが、前日の天気予報では1日目の12:00〜18:00が曇りで他が雨、
2日目の6:00〜12:00が曇りで他が雨となっている。行動中だけ曇り!?

○7:10集合〜9:15東武日光駅着
・中手、春口、門司のフリーパスを改札で手渡す、ということになっていたが、広い構内に戸惑って
門司君には初乗りで入ってもらって、車内で手渡すことになってしまった。申し訳ない。 

・中手、春口が電車を乗り逃す。どうやらホーム最前部には電車が来ないらしい。次回以降要注意。
後の話では、「遅れたけど自分が悪いとは思えない」とのこと。
・前例の通り電車を1本遅らしてお茶…も考えたが、芝崎が春日部で乗ることになっているので
門司君と二人でそのまま東武日光に向かう。春日部で合流した芝崎はフリーパスを家に忘れたらしく、
そのせいでか機嫌が悪い。ということで寝る。

○9:30〜10:51
・時間があるので、東照宮に向かうことになる。徒歩で20〜30分くらいで着く。東照宮本体の参拝料は1300円。
高いのでそのままスルー。門司君の引いたおみくじは大吉だったが、「同行者に注意」とのこと。誰だ?
・二人と合流後、バスに乗り込む。予想外になかなか寝やすい車内となっていた。

○12:30出発〜13:14
・湯元到着、そして出発。登りに差し掛かるところで休憩。天気は曇り。

○13:24〜14:03
・道が分からずに10分くらい迷う。結局松が倒れていて道が分かりにくくなっていただけだった。
・ザックが普段より高い(長い)、さらにヘッド&カートが最上部に入っていて重心が高いせいか、
木の下をくぐるのに今回の山行中苦労することになる。

○14:13〜14:48
・休憩後出発、というところで雨が降ってきたので、レインウェアを着るが、10秒降ってまた止む、
というような雨だったので、ほとんど影響はなかった。

○14:58〜15:47
・15:30に外山鞍部に到着。ここからは緩い登りとなる。

○15:57〜16:43前白根着
・16:11に天狗平着。このあたりからガスってきた。
・視界が悪くどの方向へ進めばよいかさえ迷う。前白根の稜線に出たあたりから風が強くなり、
山頂で休憩するのも一苦労。早めに出発することにする。また、五色沼に寄るのは諦めることにする。

○16:50〜17:19避難小屋着
・ものすごい風で飛ばされそうになる。「耐風姿勢ってピッケルない時どうやるんだっけ?」など考えていたが、
強風・視界不良の中、誰もがとにかく避難小屋にたどり着くことだけで頭がいっぱいだったに違いない。
・無事、避難小屋に”避難”。小屋には誰もいなかった。小屋泊は初めてだったので、あまりの快適さに驚愕する。
テントを出さなくてよい、狭い思いをしなくてよい、雨風の心配が無い、シュラフをたたむのが楽…
テントを持って来る意味はなかったが。
・夕食は門司君のハヤシライス。門司君の絶妙な水加減・火加減のおかげでおいしく米が炊けたが、
門司君に言わせると「弱火にする時もう少し火を弱くして、米が水分をより吸収するようにすればよかった」とか。
古戎の強力なライバル出現!
・水場に行った春口さん、門司君が親子連れの鹿を見たらしい。残念ながら写真には撮れず。
・衝撃的な事実を知り、一人ショックを受ける。
・「歩くとき手や鎖に頼るのはなぜいけないか」「朝食はたくさん食べたい(カロリー含めて)が、
多く食べると戻すというのは本当か」などで議論。
・僕の言っていた昔話の正式なタイトルは「ねずみの嫁入り」でした。「きつねの嫁とり」とかぶってしょうがない。
・足が伸ばせる!ので19:44ごろ就寝。中手さんの提案で4時に起き、5時半に出発して雨の降らないうちに
下りよう、ということになった。

2日目
○起床〜5:10出発
・朝食は中手さんの春雨スープ。68kcalらしい。
・早めに準備できたので早めに出発。

○5:10〜5:43
・森林を抜けると風が強い。ヘッド&カートの位置が悪いのか重心が右に傾くので矯正。 


○5:53〜6:25日光白根山頂?着
・視界が悪い(10mくらいだろう)ため、山頂付近でどの方向へ進むか迷う。
・ものすごい風。しかも展望ゼロ。何とか証拠写真の撮影に成功する。

○6:35〜7:31
・7分ほど歩いた所にある標識を見て一同唖然。「右:奥白根山頂、左:奥白根神社」 

・山頂ではやはり風が強く、もはや証拠写真を撮るのも命がけに思われたので自分は映らずに早めに退散。
・弥陀が池に下る道が分からず探すが、すぐ近くにあった。それほど視界が悪い。
・休憩することには天候も良くなり、白根山山頂もはっきり見えるようになる。遅く出発すればよかったか?

○7:41〜8:01弥陀が池着
・水切りをして遊ぶ。そのため休憩時間を多くとりすぎた。

○8:16〜8:41五色沼着
・途中に分岐の道があったはずだが、誰もその道に気付かずに五色沼に着いた。

○8:51〜9:30五色山着
・今回唯一の晴れ間。

○9:40〜10:20
・10:06に国境平着。
・国境平から湯元に下る道は笹がひどく生い茂っていて、歩きづらい。道が見えなくて、青テープを頼りに
笹を踏み分け進むところも1箇所あった。少しヤバーズになった気分になる。
・この先も笹がひどく(時には背の高さまで)、昨日の雨で道もぬかるんでおり、休める場所もないので、
国境平で休憩をとっていた方がよかった。

○10:30〜10:56
・中手さん苦しそう。なので休憩を多く取るが、道が悪くては根本的な解決には繋がらない。

○11:16〜12:05
・残雪の上を歩かなくてはならない箇所さえあった。

○12:15〜12:40湯元着
・ようやく笹ヤブと急坂を抜ける。川の音が聞こえてきたのであと10分だろう、と言ったら当たったので自己満足。
・ようやく下山し、温泉に向かう。

○13:00〜14:20
・温泉は「板屋」。東武のフリーパスを買った時についてくる割引券で通常1000円のところを500円で入れる。
・温泉から上がると雨が。やはり早めに出発して良かったようだ。

○14:40〜16:00東武日光駅着。
・バス中で在京にTEL(湯元は圏外:FOMA)。今野さんありがとうございました。
・山道を走るせいか吐きそうになる。
・駅に着いたら出発する電車が…次の電車は16:58。それまで思い思いに過ごす。

○16:58〜17:20北千住着
・芝崎は春日部下車。北千住で解散。お疲れ様でした。

まとめ
・雨はほとんど降らず、その点では運が良かったが、前白根〜奥白根山頂付近は視界が悪く、残念だった。
・下りの道が雨のせいかかなり悪かったので、注意を要する。
・門司君の話では雨の降った飛竜の方がきつかったらしい。
・靴を修理に出している高木君をいろいろ手段を尽くしても結局連れて行くことができなかったが、
来ていたら大変なことになっていたと思う。来なくて正解。
・合宿前の最後(?)の一般山行としてはほどよいレベル、か。