2006/9/9 水根沢

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山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
水根沢谷遡行記録              作成:山崎

<期日> 2006年9月9日(朝発日帰り予備日なし)

<山・水域> 奥多摩・多摩川流域水根沢谷

<メンバー> 6人
L 山崎(22期) 山崎(25期) 関(25期) 
福本(26期) 佐藤(26期) 植田(27期)

<行動> 快晴
駐車場着11:10、入渓準備
駐車場1130-水根沢キャンプ場(入渓)1150-1325ワサビ田(休憩)
1340-半円の滝上(遡行終了)1450-駐車場1530
遡行時間合計3時間

関車でアプローチ。七人乗りだけど荷物を入れるとギュウギュウ詰め。
春菜と植田は初沢なので、車中で半マストやインクノットなどの練習を
する。
道路が混んでいたため、奥多摩湖畔の駐車場に着いたのは11時を過ぎて
いた。9時頃入渓の予定だったのに・・。

キャンプ場の先から入渓。快晴、暑い。とりあえず入渓の儀。
3m、4m、2条の滝ではお助け紐で春菜と植田を確保。2条の滝は水量の多
い右側を頑張って登る。前回(4年前)よりも水量が多い気がする。
わりと岩が滑るが、初沢の二人ともしっかり歩いていた。

第二のゴルジュ帯。
お助け紐を適宜出しつつ進む。
ひたすら水遊びをしながら歩く。
昔水泳をしていた植田は積極的に水に入る。
福本と春菜が水鉄砲で攻撃し、関はヘルメットで応戦。
渉がそれを撮影する。
途中で、3人組みのパーティに抜かれる。
4mナメ滝は、前回必死にへつった釜が埋まり、余裕で通過できる。

大滝の手前の3m滝は突っ張りで直登できなくもなさそうだったが、左か
ら巻いて7m程度の懸垂下降をした。岩角に大量の残置スリングがかけて
あるのを支点に利用。
12m大滝は右側から余裕で直登できる。

川が開けて明るくなり、ワサビ田が出てきたところで休憩。
渉が巨大な栗饅頭を全員に与える。血糖値急上昇。

次のゴルジュでは、関と植田が兄弟のように泳ぎまくる。渉も水に入っ
て滝を直登。女子は寒いの嫌なので巻いたりへつったり。

フィナーレの半円の滝に到着。
春菜「『トイ状のナメ滝』って、こんなんなんですねー納得」
なんだか水が多い気がする。

とりあえず渉がフリーで登る。
途中から左の壁を登ろうとして固まっていたので、左から巻いてお助け
紐で確保してみる。
渉「今までの沢で一番あせりました」

その様子を見て、直登する気満々だったはずの他のメンバーもあっさり
と左から巻く。
あっさり遡行終了。

下山で間違って崩壊したところに行きかける。
尾根に戻って登り、しっかりとした登山道に出て下山。

関「今までで一番いい沢でした」
かわいそうに。

<総評>
水量多く、水遊びに最適。適度に登りも楽しめる。
崩壊している箇所もあったが、思ったよりも魅力的だった。
遡行距離が短く、初心者を連れて行くのに手頃な沢だと思う。