2007/1/14 鼻曲山

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鼻曲山記録

平成19(2007)年1月14日(日)
伊藤(14期)、安中(16期)、石井(19期)

10:00 長日向バス停
11:00-11:15 一本
12:10-13:10 鼻曲山
14:25-14:35 留夫山
16:00 旧碓氷峠
17:15 軽井沢駅

上野からわずか1時間で軽井沢。高崎あたりからはあり得ないほど
真っ白な浅間山が見えて、山頂からの大展望に期待が高まる。

軽井沢駅からはタクシー20分ほどで長日向バス停に到着。
(3000円)先週大雪が降ったおかげで駅前でも少し積雪があったが、
いつもは雪はないらしい。

長日向から鼻曲山を目指すルートは乙女コースと呼ばれており、
緩い林道状の道をてくてく歩いていく。この辺り積雪は10センチほど。
次第に背後の樹間から巨大な浅間山が見えてくる。(写真)

鼻曲峠を目指す登山道は閉鎖されており、急斜面を登って小天狗
に登る。本当の山頂は少し奥に行った所にあるが、展望があるのは
小天狗。ちょうど浅間山の方向だけ木がなく、富士山と見間違える
ほど立派な浅間山を堪能できる。(写真)
今まで浅間山というと、噴煙や鬼押出しなど男性的なイメージを
持っていたが、雪がたっぷり付き山肌にウェーブを描いている姿は
とても女性的な山という印象だった。

ここからが今山行の核心だった。旧碓氷峠目指して南に縦走したが、
登りとなる北面はずっとラッセルで、時に膝まである。アップダウンも
意外にきつく時間がかかる。樹林帯の中だが落葉していて浅間山が
見えるのが救いだった。

かなり歯応えのあるハイキングになったな、と思う頃、旧碓氷峠に到着。
石碑などがあり、ひと時、昔の旅人の苦労に思いを馳せる。(写真)
ここから駅までは思ったほど時間はかからず、明るいうちに街に戻れた。
旧軽井沢のメインストリートに入り、さっきまでのラッセルとのギャップに
驚く。

<次に行く人へ>
関東で雪が降った直後に行くと、雪がたっぷりあっていいと思います。
あと1時間早く東京を出ていれば、余裕があったかなと反省。
今回アイゼンは使わず。ピッケルよりもストックが重宝しました。