2007/5/28 新茅ノ沢

----------新茅ノ沢遡行記録------------
<期日> 2007/5/28(Sun)
<山域> 丹沢・水無川流域
<メンバー> L 山崎(25期)、門司(28期)
<タイム> 1030入渓-1130大棚-1230伏流帯(750M付近)-1330尾根1400-1440新茅山荘
<行動>
門司くん初沢。モミソ沢入口の懸垂岩で懸垂下降の復習をしてから入渓しました。
入渓の儀式はお預けです。最初の3M滝は念のためにお助け紐を出しました。
後から聞くと、最初の滝が一番怖かったそうです。やはり最初だったからでしょう。
ゴルジュの中、続く7M滝は面白そうでしたがビレイが必要だと思ったので左岸から
巻きました。その次の7Mはどんな滝かは忘れましたが巻きました。4M、5Mの登り
はお助け紐を出しましたが、お助け紐が必要ないと思うくらいさくっと登ってくれま
した。しばらくすると大棚が見えてきました。迫力があります。一見したところ登れ
なさそうでしたが、よーくみると残地ピトンが3Mくらいのところにあったので、あれ
を使えば行けんじゃね?と思えてきました。オブザーベーションしつつ、また、大倉
のバス停で警察の人がこの滝で落ちた人がいたと言っていたが、どこらへんで落ち
たのかなぁ、なんて考えながら、マイナスイオン休憩をとりました。たっぷりマイナ
スイオンを浴びて行動開始です。この大棚の巻きは、途中の短く巻こうとしたダミー
の踏み跡に惑わされず、素直に踏み跡を辿って大きく巻くと、はまらずに行けます。
巻きの最後は普通に下りれたのですが、練習がてら懸垂下降で下りました。門司
くんはコツをつかんでくれたようです。この後は、ナメ・小滝と、平和な遡行が続き
ます。3M以上の小滝はお助け紐を出して軽快に登ってもらいました。堰堤をいくつ
か越えて、750M付近の伏流帯にて休憩です。その後、3段10Mはお助け紐も必要
なく登り、7MCSではお助け紐を出しました。結構登り甲斐のあるCSだったので
門司くんは大丈夫かなと思ったのですが、意外と簡単に登ってくれました。これで
イベントが終わったので、早くツメようと右岸の尾根に取り付いたのですが、最後
藪漕ぎとなりちょっと厄介でした。まあ門司くんにはいい経験となったに違いあり
ません。烏尾山の山頂はのどかだし、眺めもよかったです。またーり休憩した後、
烏尾尾根を休憩なしで走り下りました。15時に下山したので時間はあったのですが、
門司くんは今日はもうおなかいっぱいだということで、懸垂岩での訓練はカットし
ました。
渋沢駅近くの湯花楽(ゆからく)という温泉(850円)に入り、ビールで乾杯し、晩飯は
「なんつっ亭」で行列に並んでラーメンを食いました。有名な店なのですが、僕の
胃袋には合わないようです。チャーシューを二枚門司くんにあげました。
<総評>
すべての滝に巻き道があるので安心して行けます。今回は小滝、巻き、懸垂下降、
CS、藪漕と初心者にとっては内容の充実した沢だったことでしょう。大棚は入渓地
点から近くにあるので、次回は大棚を登りに来たいと思います。