2007/6/8-10 北横岳

北横岳山行記録  作成:高木(28期)
■日程 2007/6/8-10(金—日) 夜行1泊2日
■山域 北横岳
■メンバー CL高木 SL中村 相羽 鈴木 吉松 吉本
■行動記録
8日
23:05 勝沼ぶどう郷
行きの通快でラッシュに遭遇。分散させず固まって乗り込んでしまい周囲の舌打ちと
冷たい目線にさらされる。やっと車内が過疎化して、早速買ったばかしのデジカメを
嬉々としていじくっていてモチベーションを高める。しかし、相羽先輩に駅で合流し
て、数時間前に出たばかりの雷、大雨注意報を知らされモチベーションが急速ダウ
ン。もうそのまま帰りたい気分に駆られた。後で考えると自宅を出る前に天気を
チェックして進退を考えるべきだった。反省。メンバーらと協議して、とりあえず、
注意報が消えたら続行で、そうでなかったら土曜は停滞という結論に達して就寝。

9日
勝沼ぶどう郷6:18−茅野7:45
起床時はそんなに天候は荒れてはいなかったが、まだ注意報は解除されず。とりあえ
ず茅野に行って天候判断ということで茅野に計画通り向かう。茅野の天候は行けなく
もなさそうだったが、登山中に雷が万一でも落ちたらどうしようもないと相羽先輩に
たしなめられ、協議後土曜は駅で停滞ということに決定。
山小屋に残雪の状況を問い合わせ、バスやタクシーの時間を調べ、日曜は北横岳の日
帰りに決め、計画書を渉さんに流してもらう。

茅野駅午前
とりあえず暇なので公園の偵察やニゴマン探しなどに役割分担。公園にテントを張る
ことも考えたが、結局駅構内の通路で寝ることに決定。

茅野駅午後
夕食作るまで暇なのでとりあえず自由行動。おのおの好きなように時間を過ごす。自
分はベンチで飲食タイム。ああ・・・何しに来たんだろ・・・
夕食のハヤシライス作りにわざわざ公園まで行く。下界なんだからわざわざ作らなく
ても・・・と少し邪推。米炊きは下界でも苦戦。
天図取りは自分が担当。苦戦してうまく取れなかったが、とりあえず天候は依然悪い
ことだけは分かった。
六時ごろに通路で就寝。みな、通行人に好奇の目にさらされ、店や電車の音などでな
かなか眠れず。自分は爆睡。

10日
茅野5:00−ピラタスロープウェイ山麓駅5:55
四時ごろ起床し朝食のラーメンをササッと作り、天候もまだ悪かったが行けると判断
しタクシーで山麓駅に向かう。
雨は小降りで、崩れる心配もなさそうなので出発。

山麓駅6:00−高度2100mごろ7:02
天気が崩れる前に登りきろうと考えてついとばしてしまい、行程二時間半を一時間二
十分くらいで登ってしまった。ペースはやすぎで新入生にかなり苦労をかけてしまっ
た。ついでに自分もばてた。かなり反省。高度2100mほどで休憩。雨も止み少しは天
候が快復してきた。

高度2100m7:10−山頂駅7:20−北横岳ヒュッテ7:55−北横岳8:10
とばしすぎたので今度はゆっくり登る。といってもかなり登りきっていたので山頂ま
で一本で行く。事前に聞いていたように樹林帯で残雪が二箇所ほどあった。滑らない
ようにと新入生に注意を喚起しながら滑ってしまう自分・・・
山頂に着くがまだ朝早いため普通に寒い。景色も雲でほとんど見えず、みな寒さに震
え、とても山頂でゆったりする雰囲気ではなく写真を撮って早々に降りる。

北横岳8:20−山頂駅9:05
時間が予定よりはるかに早まったので縞枯山に足を伸ばそうかとも考えたが結構時間
がかかってバスがなくなるので、すたすた降りることにした。ただ、予定を変えて
ロープウェイを使わずに普通に降りることに決める。

山頂駅9:10−山麓駅10:10
休憩無しで一本で降りる。降りるにつれて天気がだんだんよくなっていく・・・
降りたちょうどにバスがいたのでそのまま乗って温泉へ。

■感想
今回は初CLだからというのもあったが、かなりばたばたして山に向かった感じだっ
た。もう少し早めに計画を立てておけばよかったと思う。加えて直前の天気チェック
を怠って、出発数時間前に雷注意報が出ていたことに気づいてなかった。天気が悪い
ことは知っていたからやはり確認すべきであった。ほかにもいろいろ反省点がありメ
ンバーにかなり迷惑をかけてしまった。今回CLとしてはいい経験にはなったが、山
行自体は最悪だった。天候のせいだから仕方がないが、今度の山行は今回の経験を生
かしてなるべく落ち着いていけるように天候判断など事前に行うようにしたい。あ
あ、できれば今度は晴れた山に行きたいです。