2007/8/25-28 穂高岳
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穂高岳山行記録
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■期日 2007/8/25〜28 前夜発山中2泊、予備日なし
■山域 北アルプス
■メンバー 3人
L白川 新井 門司
■行程
26日:上高地7:00〜10:40横尾11:00〜本谷橋〜14:30涸沢ヒュッテ
27日:涸沢ヒュッテ9:00〜南陵〜11:30北穂高岳12:30〜14:40涸沢岳〜15:00穂高岳山荘
28日:穂高岳山荘7:00〜9:00涸沢ヒュッテ〜11:10横尾11:30〜13:45上高地
■総評
・北穂南陵は岩場が続くが難しくはない。
・北穂〜涸沢岳間は危険度高い。鎖は整備されているが
初心者や岩登りに不安がある者は連れて行けない。
・穂高岳山荘は1リットル150円。
・奥穂は登れなかったけど、下山途中で稜線から雷鳴が聞こえたし、
結果オーライというやつでしょう。
・沢靴を上高地にデポすれば、温泉のあるアルペンホテルから梓川を渡渉
してバスターミナルまでショートカットできます。ギャラリーの視線もアツい!!
■記録(山行記)
25日
飲み会で21日夜に穂高行きが決定。この時にはすでにムーンライトの
指定席は満席だった、と信じたい。というわけで、CLの不手際なのか
不可抗力なのかでムーンライトに座れず。大月まで通路でだらだら。
大月からは車掌さんの計らいで座席に座れた。眠い。
26日 晴れ
上高地は快晴。眠くてモチベーションが上がらない。横尾までダラダラ歩く。
途中徳沢では1時間ほど睡魔に倒れた。門司にそれを盗撮された。
CLと新井は屑トークを繰り広げ。門司はそんな屑トークを後ろから聞きつつ。
本谷橋までは緩やかに登り、そこからはたまに現れる急な登りをこなして涸沢へ。
あんまり運動した気にならないけどジョッキ生がうまい。涸沢はすばらしい所だ。
途中に見た横尾谷本谷をいつかスキーで滑ってみたいなあ。
27日 晴れのちガス
起床時間なのにもちろん誰も起きない。CLはご来光だけ見て二度寝。
2時間遅れくらいで朝飯を作り始めたけど、あの蕎麦の不味さは忘れたくても
なかなか忘れられるものじゃあない。
南陵は適度に岩場があって眺めが壮大でかなりよい。
そのせいか、かなりの急登なのに疲れを感じなかった。
北穂の山頂では残念ながらガスで槍ヶ岳は見えず。(・ω・`)
小屋で各々好きなものを喰らう。
山頂で記念撮影してもらったおねーさんとは涸沢岳までの間、
ほぼずっと一緒に行動することになった。
「大キレットでもないんだし、涸沢岳なんてちょろいんじゃん?( ´ー`)」
とか3人で余裕ぶっこいてたらそれが大間違い。けっこう緊張を強いられる
岩場が多数。高度感と緊張でハアハア(;´Д`)
一番緊張したのは最低鞍部から涸沢岳へ登りだしてすぐの鎖場だった。
そんな登りでも門司は比較的落ち着いて確実な足取りだ。
新井は岩場に萎え萎え(;´Д`) してる。
登る順番は新井を前後からサポートできるよう、白川、新井、門司の順で。
最後の岩場付近はガスで鎖も濡れてさらに危険な感じだった。
涸沢岳の手前でようやく危険箇所が終わってほっと一息。
達成感いっぱいで今日のテント場、穂高岳山荘へ。
28日
夜中から雨が断続的に降っていて、起きたら濃密なガスと強風。
行動予定を「奥穂ピストン〜涸沢経由で下山」に変更。で、奥穂に
取りついたけれど、強風とガスと昨日の雨で岩場が濡れて滑りやすい。
門司は行きたがっていたし行って行けないことは無いだろうが、
協議の結果、今回は危険度が高いので奥穂は登らないことにした。
残念。また来よう。
ザイテングラードは岩場もたいしたことはなく下りやすい。
稜線を外れた所で雨がまた降り出した。
涸沢まで下りて雪渓経由の道を選んだが、これが失敗。
雪渓は緩やかなので滑落の心配はほとんど無いが、新井と門司が
怖がって渡れず。2人は涸沢小屋経由で、CLは雪渓経由で、
それぞれ涸沢ヒュッテへ。
これからは雪山未経験者の立場でもっと気を使おう。
土砂降りの涸沢ヒュッテで合流したらあとは高速下山。
途中で稜線の方から雷の音が何度も聞こえた。奥穂高岳に登っていたら
今頃大変なことになっていたかも。
横尾経由で上高地まで、また屑トークに鼻が咲いた。
新井とCLで、梓川やその他いろいろなモノにハアハア(;´Д`)
上高地ではまず整理券をもらってから温泉へ。滑り込みセーフで
アルペンホテルに入る。14:00までにホテルに入れば入浴できるそうです。
メンバーの皆様>> 次行くときは沢靴で梓川を渡渉してみましょう(笑)