2008/5/5-6 尾瀬山スキー

■日時
5月5〜6日

■メンバー
前半3人 白川、佐藤さん、青山さん
後半単独

■コンディション
積雪:かなり少ない
一日目:曇りのち雨
至仏山上部:ザラメ、それなりにフラット
    下部:ザラメ、軽い縦溝
二日目:快晴
尾瀬ヶ原:カチカチ
燧ヶ岳上部:フィルムクラスト、超フラット
    下部:ザラメ、やや凹凸

■記録
一日目
途中までガスガス。小至仏から至仏へ歩いている最中に
急速に晴れだし。山頂ではgoodな眺めが。滑ってる最中も
満足な眺め。OKです。尾瀬ヶ原へ直で降り立つ。
山の鼻に着くと雨が降り出したのでテントを張るとまた晴れ。
時間があるからまた滑ろうとてきとうに登っていくと半分位
登ったところでまた雨。天気の変化が激しい一日。しょうが
ないからそこから滑降。テント場についたら土砂降りに。
この日は夜中に嵐となりました。

二日目
3時半に起きると予想に反して快晴の朝。氷点下。もう今日は燧に
行くしかない。尾瀬ヶ原はカチカチでスキーがよく滑る。積雪はメチャ
クチャ少ない。橋がもうすでに渡してあり、渡るのが楽。
竜宮から景鶴山が見えたが、全層雪崩が起きてた(笑)見定めていた
ラインは無傷だけど、これはやだな。時間はあるけど今行くのは却下。
燧ヶ岳へは末端の台地に湿原がある広い尾根を登る。ここも良い
林間コースになりそう。
森林限界を抜けると柴安倉へ向かうトレースと分かれて右へ。
御池岳の南側を素早くトラバースし、ナデッ窪コースを
偵察後、俎倉へ。バテバテ。
山頂からは雪が下までつながっている。少々左気味に滑り、超フラット
バーンへ。超良い。その後右に行って熊沢田代へ。熊沢田代を横断
して右の落ち口から東田代へ。めっちゃ気持ちいいツリーラン。やや急な
斜面もこなしつつ、林道へ出る。最後の20分の林道歩きがしんどかった。
充実した気分で御池へ。

■気づいた事
○二日目に初フィルムクラスト滑りをした。快適さにびっくり。
雨→氷点下の冷え込み という条件が整ったのでしょう。
ちなみにフィルムクラストとは、表面に薄い氷の膜が張った
ザラメのことです。滑った昼の時間帯まで薄膜が持続したの
は北面だからでしょう。ビバ!北面!

○今年は積雪がとても少ないです。たぶん。

○二日間で標高差は登り1900m、滑り2000m。これで燧の山頂部
ではバテバテ。この時期の北アルプスでぶいぶい言わせたければ
もっと体力が必要ですな(笑)