2008/6/1 鳥屋待沢右俣
--------------鳥屋待沢右俣遡行記録-----------------
■期日 2008/6/1(Sun)・日帰り沢・晴れ!
■山域・沢 表丹沢・鳥屋待沢右俣
■メンバー 4人 L山崎(23)、関(23)、寺内(24)、小谷田(20)
■行動記録
鳥屋待沢出合845—入渓点900—940二俣@10M大滝手前950—1047二俣@540M⇔マク岩ピストン(20)
—1200二俣@620M—1315尾根—1325三峰山頂1350—1440不動の尻—1600広沢寺温泉
6時過ぎ、新宿南口で待ち合わせ、ガクトの車でアプローチ。8時過ぎに到着し、余裕の入渓準備。
小谷田くんと寺内さんはヒルにビビッている様子だったので、二人にはスパッツを渡した。渉とガクト
はノースパッツでヒル・バッチコイ。さくさく15分ほど歩いて入渓する。入渓の儀式はヒル的な理由でカット。
きれいな釜があったりして、夏だったら泳いでいたかな、いやでも…、などと考えながら進む。うわさ
に違わず、岩・ナメがきれい。
二俣に着いて休憩をとったが、すぐ先に10M大滝があったので、大滝で休憩すればよかったと後悔した。
これ登れんやろーと滝を下から眺めていたが、振り返るとガクトさんたちはすでに巻きに入っていた。
右岸から巻く。トラバースは慎重に。左岸からも巻けるようだが落ち口の傾斜が急になっていることは
滝の下から確認できる(落ち口にシュリンゲが垂れ下がっているとか?)。その先はゴルジュである。
簡単だし、きれい。ゴルジュ奥の滝は水量がちと多かったので、左岸から巻いた(取り付きが見た目
危なそうだが余裕で登れる)。
東京周辺の沢の遡行図にある、「40M以上の立派なナメ滝」、「立ち木に赤ペンキ印」を確認できずに、
左俣・右俣の分岐@540Mまで来た。なんか早い(入渓点は思っていたよりも上部であったと思われ)。
左俣にあるというマク岩を見るために、且つここが右俣への分岐であることを確かめるために、左俣
をちょこっと遡行する。が、いきなしなんかめんどくさい小滝が現れ、下りるのに苦労しそうだなと思い
つつも進むと、すぐに高さ10M幅80Mほどに渡る一枚岩が現れた。ガクト「人工物でしょw」。パシャ
パシャして分岐まで引き返す。めんどくさそうだった小滝には右岸を小さく巻く道があった。
右俣入口の巻きはガクトに任せる。詰めあがる上部の岩がもろくて少し危なかったが、木の根っこなど
を頼って無事に巻く。辿ったルートは正解っぽかったが、地質的に岩がもろいのか。
ここから先は忠実に本流を辿っていかないと、ツメでえらいことになるので慎重に読図をする。やっぱ
りわからない部分が出てきたが、それでも本流を辿っていき、そろそろ終わりかというところで二俣に
になる。どっちが本流だろう?間の尾根を木伝いに登っていくと、右が正解で、左がはずれであること
がわかった。しかしそのまま尾根を伝って行くと楽に稜線まで詰めることができた。遡行途中はヒルの
存在はあまり気にすることはなかったが、ツメでは結構いた。登山道付近にはヒルがたくさんいるという
ことだろうか。
眺望もないくせに狭すぎる山頂にはたくさん人がいて、片隅で荷を降ろす。証拠写真でも…と思ったが、
そんな山頂だから写真を撮ってくれと人に頼むのも恥ずかしく。
不動尻からは間違って(?)、温泉のある広沢寺温泉へと下りた。ガクトは空身になって車を拾いに走る。
玉翠楼(ぎょくすいろう)という旅館の露天風呂1000円也。
■総評
ツメが一番の心配でしたが無問題でした。山頂周辺の登山道から見た感じでは、他のどのツメも急斜面
だったので、本流を忠実に詰めるか、僕らのように本流右岸の最後の尾根に乗るか、しかなかったの
かな?今回二本目の沢になる小谷田くんはバランスがよく、初沢の寺内さんは山に行きなれているため
か、結局ノーザイルで遡行しました。次回は練習を兼ねてザイルを出しましょうか>ガクトさん。
入梅前の最後の好天に遡行できてよかったです。
で、ヒルにやられたのは小谷田くん一人だけでした(; ´,_ゝ`)プッ