2009/6/13-14 宝剣岳
宝剣岳山行計画書 作成:寺内(25)
■日程 6/13-14(土、日) 山中一泊予備日 15日(月)
■山域 中央アルプス
■メンバー 2人
寺内(25) 勝又
■集合
駒ヶ根駅ホーム(寺内:12日に駒ヶ根駅で前夜泊,勝又:早朝実家から車で駒ヶ根駅へ)
■行程
13日:駒ヶ根ロープウェイ線バス7:00〜(0:50)〜登山道入口北御所7:50〜(2:30)〜五合目10:20
〜(2:50)〜伊那前岳13:10〜(0:40)〜宝剣山荘*13:50〜(0:20)〜宝剣岳14:10〜(0:20)〜宝剣山荘14:30
〜(0:40)〜頂上山荘(テント場)*15:10〜(0:20)〜木曽駒が岳〜(0:15)〜頂上山荘15:45.
計8:45
*小屋に荷物を置きピストンする.宝剣岳は雨などで足場の状態が悪い場合はいかない.
14日晴れの場合:頂上山荘6:00〜(0:35)〜宝剣山荘6:35〜(0:20)〜宝剣岳6:55〜(0:50)〜極楽平7:45
〜(2:20)〜檜尾岳10:05〜(4:25)〜檜尾橋(バス停)14:30
計8:30
14日雨の場合:頂上山荘6:00〜(0:35)〜宝剣山荘6:35〜(0:45)〜剣ヶ池7:20〜(0:30)〜極楽平7:50
〜(2:20)〜檜尾岳10:10〜(4:25)〜檜尾橋(バス停)14:35
計8:35
■エスケープルート
登山道入口北御所〜伊那前岳まで:引き返す
伊那前岳〜檜尾岳まで:ロープウェイを使う.
檜尾岳〜檜尾橋(バス停)まで:そのまま降りる.
■地図
2.5万分の1「木曽駒ケ岳」
エアリア[木曽駒・空木岳」
■在京本部設置要請日時
2009/6/15 21:00
■捜索活動要請日時
2009/6/16 12:00
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宝剣岳山行記録
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■作成
寺内(25期)
■日程
2009年6月13-14日
■山域
中央アルプス
■メンバー
寺内、勝又
■行動記録
13日 駒ヶ根駅に6:30集合。7:00にロープウェイバスで北御所登山道に向かう。
13日
7:45-8:45 北御所登山道〜蛇腹沢登山口
北御所登山道を出発。蛇腹沢登山口まで林道が通る。歩きやすい。サルに遭遇。
落葉広葉樹が多く秋来るときれいだろう。
9:05-9:45 蛇腹沢登山口〜清水平
コメツガがぽつぽつ見えはじめ亜高山の雰囲気が漂い始める。登山道はよく整備されており登りやすい。
イワカガミの花が咲き、ギンリョウソウが見られた。
10:00-10:25 清水平〜うどんや峠
清水平からは急登がつづく。ダケカンバ、コメツガ、シラビソと亜高山の植生になる。林床にはカニコウモリが繁茂し、
葉っぱの形がかわいらしい。亜高山にもかかわらずカラマツの植林地が途中広がる。戦後の拡大造林期の負の遺産か。
10:30-11:10 うどんや峠〜一丁ヶ池
うどんや峠以降、登山道に雪が残っており歩きにくい。一丁ヶ池は雪に埋まってしまっていた。
10:30-11:10 一丁ヶ池〜7合目
登山道だけでなく林床一面が雪におおわれるようになる。雪はざらめ雪で歩きにくく、登山道が分かりにくい。
7合目付近からハイマツが見られ始め、そろそろ高山帯へ突入する予感。
12:50-13:50 7合目〜伊那前岳
雪が多くなり、氷になっているところもちらほらと。キックステップでゆっくり進む。
アイゼンは持ってくるべきだった。この行程が一番つらかった。
宝剣岳には雲が掛かり、伊那谷はガスっていてあまりよく見えない。
14:00-14:25 伊那前岳〜宝剣山荘
千畳敷は雪で覆われていた。登山道には風のせいか雪は無い。
14:50-16:00 宝剣山荘から宝剣岳へピストン
小休憩後、荷物を置いて宝剣岳へピソトンする。雪は無く問題ないが木曽川から強風・突風が吹いてきていたので
注意しながら宝剣岳頂上を目指す。頂上に着くもガスっていた。ときどきガスがはれ檜尾岳までの稜線が見れて
きれいだった。この時期は沢沿いに残雪が残り色々の模様が楽しめる。駒ケ岳の名前の由来も残雪の形が馬の形に
見えたから「駒」ヶ岳なんだとか。山荘には三重大学のワンダーフォーゲル部の4人組と地元の人らしい2人組が
テント泊をしているだけで他に登山客はいなかった。
14日
3:30起床。朝食、出発準備を始める。天気はガスが濃く、強風だった。宝剣岳を通過するのは危険で、
檜尾岳までの稜線も残雪や強風のことを考えると少少危険か。強行できなくもないが、行ったところで景色も
楽しめないし、楽しくないだろうから次登るためにいかないことにする。三重大学ワンダーフォーゲル部や
地元の登山客はロープウェイで降りるという。せっかく来たのに一気に下りるのはものたりないので
木曽駒ヶ岳をピストンして、同じ道を引き返すことにする。
5:45−6:50 宝剣山荘から木曽駒ヶ岳へピストン
ガスって周りがよく見えない。巻き道に入らないように注意しながらピストンした。雪はそれほどなかった。
7:05−8:05 宝剣山荘〜7合目
はじめはガスがかかって周りが見えにくかった。下るにつれて、天気が良くなる。風もほとんどなくなり、
「これなら檜尾岳に向かえばよかった」との思いを抱きつつも、「山登りはこういうものだ」と思い、そのまま下る。
8:05−8:56−10:00−10:56−11:40 7合目〜小屋場〜うどんや峠〜蛇腹沢登山口〜バス停
13日の夜に雨が降ったのか林床がしめり、空気が澄んでいた。
登りに見たイワカガミの花やカニコウモリの葉が元気を取り戻しているように見えた。
11:48−13:00 バス停〜伊那市西箕輪のファミリーレストラン「信濃路」
バスに乗り、勝又の乗用車でファミリーレストラン「信濃路」へ向かう。ここは以前寺内がバイトをしていたお店で
ジャンボカツ丼が有名なお店。勝又がトライするも、撃沈。勝又のとっては一番つらい行程になったかも。
みなさん機会があればトライしてみてください。半端じゃなくでかいです。
在京を務めてくださった新井さん、ありがとうございました。