2010/4/10 箱根山ハイク
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
一般山行計画書 作成者 徳永
■在京責任者 小谷田
■日程 4/10(土)ハイク
■山域 箱根
■メンバー 3人
CL○徳永 SL○平出 ○生駒
■集合
小田原駅東口820集合
■交通
小田原駅835-(伊豆箱根バス 湖尻・箱根園線 箱根園行)-早雲山駅914 片道1070円 バス乗り場
遅れた場合
小田原駅850-(伊豆箱根バス 湖尻・箱根園線 箱根園行)-早雲山駅929
帰り
山頂駅-(箱根駒ヶ岳ロープーウェイ)-箱根園駅 片道620円 最終1650 運転間隔10~20分 所要時間7分
箱根園1600-(伊豆箱根バス 元箱根・関所跡・箱根町線 小田原駅行)-小田原駅1702
最終1830(伊豆箱根バス 湖尻・箱根園線 小田原駅行)
■行程
早雲山駅~1:15~早雲山~0:05~大桶谷分岐~0:20~玉子茶屋〈大桶谷〉(ピストン)~0:25~大桶谷分岐~0:50~神山~0:35~防ヶ沢分岐~0:35~駒ヶ岳
計4:05
バス 伊豆箱根バス 元箱根・関所跡・箱根町線 箱根園1530 1600 最終:1700 片道1270円
伊豆箱根バス 湖尻・箱根園線 箱根園1515 1540 1615 1630 1730 最終:1830 片道1270円
■エスケープルート
早雲山まで:戻る
早雲山から神山まで:大涌谷へ
神山以降:そのまま進む
■地図
2.5万分の1「箱根」
エアリア[箱根」
■共同装備
救急箱'林檎'(徳永)
ヘッド'緑3''緑4'(徳永)
カート×2(徳永)
鍋'チタン'(平出)
■食当
平出 米、カレー粉、肉
徳永 ジャガイモ、人参、タマネギ
■在京本部設置要請日時
2010/4/10 21:00
■捜索活動要請日時
2010/4/11 9:00
■備考
日没時刻:18時10分(横浜)
小田原駅発着の伊豆箱根バスには、「伊豆箱根バス 湖尻・箱根園線 箱根園行」「伊豆箱根バス 元箱根・関所跡・箱根町線 箱根園行き」の二種があることに注意。
箱根山ハイク記録 徳永
日時 2010年4月10日
メンバー 徳永 平出 生駒
天気 晴れ
1102:ロープーウェイ駅で用を足して入山する。登山道は駅の正面から始まり早雲山山頂へ続く。生い茂る草に褐色の地面が上塗りされ、その列は苦しげに折れ曲がりながら上へ上へと伸びる。成長途上の若い草木が、両腕へ遠慮がちにもたれかかるよう。
1102:駒ヶ岳へのお中道と分かれ5分経ち、神山方面分岐へさしかかる。登り勾配も一段落し苦しみから逃れた登山道は、惰性に身を任せだらだらと曲がっていく。岩に僅かに残る残雪を横目に、登山道を西へ下る。
1129:大涌谷に到着する。火山岩に空いたいくつかの割れ目から、白い蒸気が勢いよく天に運ばれていく。白く漂う無数の白柱を前に多くの人々が浮かれ惑う。日本語、韓国語、中国語…様々な言語が飛び交い、さながら東都の街角が山中に現れたようだ。
1145:山中の東都を背に、来た道を遡る。道は先日の雨で少しぬかるみ、箱根山を目指す人々の軌跡が刻まれていく。
1201:大涌谷分岐へ戻ると傾斜は緩み、広葉樹に囲まれた道を登る。
1233:冠ケ岳方面分岐、社を右手に冠ケ岳へ進む。頂は狭く視界はない。
1241:冠ケ岳方面分岐へ引き返す。
1243:神山山頂に到着。様々な木々が山頂を取り囲み、周囲の風景を覆い隠す。広くはない頂には遠く大和の主神が窮屈そうに御座し、その傍らで昼餉を作る。
1400:出発、勢い良くブナ林を下る。1422:予定より早く防ヶ沢分岐に到着。高い木がなく、短く髪を刈り込んだ駒ヶ岳山頂を望む。
1440:樹林帯を抜け草原が広がる。広い山頂には神社、ロープーウェイの駅が佇み、駅の発車アナウンスに合わせ観光客が吸い込まれ、吐き出される。風が南東から押し寄せ、北西には富士山が腰を下ろす。灰色の雲がゆっくり流れ、雨の気配が西から近づく。
1500:山頂出発。山道の補修をしている方々と挨拶を交わしながら芦ノ湖を目指す。整備された樹林帯を通り、竹林を抜け
1545:下山を完了した。