2010/8/4-7 八ヶ岳

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)

一般山行計画書 作成者 徳永

■在京責任者 小谷田

■日程 8/4~7 山中3泊4日 (予備日1日)


■山域 八ヶ岳

■メンバー6人
CL○徳永 SL○新井(杏) ○井原 ○新井(柚) ○石塚 ○山田

■集合
高尾駅704発(立川駅646発) JR中央本線甲府行 甲府方面先頭車両車内でお会いしましょう。


■交通

高尾駅704-(中央本線 甲府行)-甲府駅838
甲府駅853-(中央本線 松本行)-茅野駅1005 181分 片道計2520円(高尾から)
茅野駅1020-(諏訪バス 理科大経由渋の湯行)-渋の湯1113 53分片道1100円


遅れた場合

高尾発の場合:高尾駅747-(中央本線 河口湖行)-大月駅826
大月駅831-(中央東線 特急あずさ3号 南小谷行)-茅野駅951 124分5010円(特急料金込) 遅れた人のみ乗車


帰り

清里駅-(小海線 小淵沢行)-小淵沢駅 22分

小淵沢駅-(中央本線)-高尾駅 計2210円

最終:清里駅1839(小海線 小淵沢行) 守谷駅:023着 新幹線:清里駅2014(小海線 小諸行/佐久平乗継) 守谷駅:023着

■行程

1日目 辰野館~3:55(パノラマコース経由)~黒百合平(計3:55)
2日目 黒百合平~0:05~中山峠~1:20~東天狗~0:20~西天狗(ピストン)~0:20~東天狗~1:05~夏沢峠~1:15~赤岩の頭~1:20~赤岩鉱泉(計5:45)

3日目 赤岩鉱泉~0:45~行者小屋~1:25~阿弥陀岳(ピストン)~1:10~行者小屋(計3:20)
4日目 行者小屋~1:50~赤岳~2:10~牛首山~1:50~美し森~0:50~清里駅(計6:40)

■エスケープルート

東天狗まで:黒百合平経由渋の湯へ
ロボット雨量計跡まで:山びこ荘経由本沢温泉へ
赤岩の頭まで:オーレン小屋経由本沢温泉へ
行者小屋まで:赤岩鉱泉経由堰堤公園へ
赤岳まで:行者小屋経由美濃戸山荘へ
赤岳から:そのまま進む たかね荘へ

■地図
2.5万分の1「蓼科」,「八ヶ岳西部」,「八ヶ岳東部」

エアリア[八ヶ岳]

■在京本部設置要請日時

2010/8/8 18:00

■捜索活動要請日時

2010/8/9 9:00

■備考

日没参考:18時48分(甲府8/4)

日の出参考:4時56分(甲府8/4)

夏合宿くまさん隊 八ヶ岳山行記録  (文責 徳永)

日時 2010年8月 4-7日
メンバー 井原 新井杏S 新井柚 石塚 山田 徳永C
天気 晴れ 8月6日行動時間外に夕立あり


4日
1142 辰野館から入山。トイレは渋辰野館に頼めば貸してもらえる。樹林帯の緩やかな坂を登る。

1320 唐沢鉱泉方面へ交差。パノラマコースを進むが展望は不良。

1535 黒百合平に到着。テン場はまだ余裕があり、テントの下に敷く簀子がおいてある。テン場代は700円。夜2000頃就寝。


5日 400起床

645 黒百合平発、緩やかな道を登る。

650 中山峠。

740 東天狗到着。メインザックを降ろしサブザック行動にうつる。東天狗から西天狗にかけては60mほどの昇降が必要で
サブザックでないと少し大変。視界は全方位で良好。

832 西天狗到着。山頂は西から北方向への展望が良い。

900 東天狗に戻りメインザック行動にうつる。

958 箕冠山分岐。オーレン小屋へ下る。

1030 オーレン小屋到着。テン場代1000円でテントを張る土台のような物がある。トイレがきれい。早く山行が終わったため夏沢鉱泉方面に散歩し、徒渉ポイントで時間をつぶす。


6日 400起床

600 オーレン小屋発。

621 夏沢峠。南方向稜線を進む。

725 ロボット計測所跡付近分岐。霧に覆われ爆裂火口壁は見えず。写真撮影後横岳方面に進む。道は広く緩やか。

757 硫黄山荘着。ガスも飛び視界が良くなる。コマクサなど高山植物が道ばたに咲いている。鎖、ハシゴがあり登山道が狭いポイントがあったがそれほど危険ではない。

857 奥の院に到着。それほど広さはない。 休憩後927に出発。

1040 地蔵の頭分岐。稜線を離れ行者小屋方面へ下る。高低差が大きく階段が連続するが危険性は低い。徳永がペットボトルを谷に落とす。

1150 行者小屋到着。大きな小屋でテン場も広いが、人数の多いサークルと被りテン場はほぼ満員。トイレは普通でテン場代1000円。


7日 400起床。

557 行者小屋発。岩の露出する山肌に沿って階段を登る。赤岳は左手側に見え、朝焼けで赤くなっている。阿弥陀岳からの道と合流後も、登りが連続。

735 赤岳山頂に到着。全方向に視界が良く、富士山がくっきり見える。

815に出発、登って来た道を少し戻り、その後登頂した道と分かれ岩に掛けられる鎖に沿って下山。この分岐は分かりにくく注意が必要。

845 真教寺尾根方面分岐。看板が立っている。牛首山方面に下山。この後傾斜が急な岩に沿って鎖が連続するため、注意が必要。逆に赤岳へ登る際は比較的登りのきついコースである。牛首山は意外と遠い。

1156 牛首山に到着。樹林帯を下山して行く。

1243 賽の河原に到着。日差しを遮蔽するものがない。この後スキー場のコースに沿って笹林を下山するが、笹に覆われた地面は凹凸が多く転倒注意。

1354 美し森に下山完了。



Notes
赤岳から権現岳ルートは分かりにくく、進む道について意見が割れた。権現岳方面に下山する(と言っていた)人が下りたコースを主張するメンバーと、

コンパスを切った方向のルートを主張するメンバーがいて、結局コンパスを切った方向を主張するメンバーの一人がルートを進み権現岳方面分岐の看板を発見できたため、

正しいルートを確認できた。しかし今回は正しい道を進めたものの、その判断を下す手順について、いつも正しく判断できるとは限らないため、メンバーの意思疎通、

意思決定を含め課題が残った。特に今回は近くに山頂小屋もあり、労を惜しまず小屋の人に道を聞いてくることが適切な解決法であったと思われる。


八ヶ岳のテン場代は全体的に高く、それなりに心の覚悟が必要。


真教寺尾根を使って赤岳に登山する際は、鎖が連続するため雨天時は危険。