2010/8/29 台高・唐谷川

台高*唐谷川遡行記録
■ 日時 2010/8/29(日) 天候:晴
■ メンバー L宮崎、小谷田
■ 記録
6:10駐車場 思ったより道路がすいていたので予定より早く到着。唐谷橋の手前にある駐車場に停める。

6:30出発 唐谷橋の手前から左岸につけられた道に入る。すぐに飯盛山を経由するルートを右に見送って適当なところで入渓。

6:40 入渓 最初に出てきた3m滝?は釜を泳いで取り付くものの登れず右から巻いていた。左からは容易に巻ける。

その後滝が連続するがあまり直登はせず、巻いた。巻きはすぐわかるものが多く、踏跡もついている。一ノ滝に近づくにつれ岩が大きくなり、手前の滝は巻きも多少高度感があった。一ノ滝手前では岩が重なってトンネル状になっているところをくぐって越えて面白い。

7:55 一ノ滝  この滝の巻きが核心だった。最初は踏跡のあるガレを登って行くが、次第に不明瞭になり傾斜もかなり急になる。登山道に出るとのことだったので、しばらく登って行くが、いくら登っても道が現れず、しかもどれも道に見えてきたため偵察を繰り返す。あまりの急傾斜のため恐ろしい。かなり登ったところでやっと白ペンキで示してある道らしきところに出た。上を見ると林道が一部見えた。この道は昔の登山道だったのか、所々崩壊していて緊張を強いられた。いきなりこんな状況だったので心が折れそうになる。

道が再び谷に近づいてきたので下りる。次の岩間5mは直登できそうにないので、左から巻こうとするが無理だったので、さらに左のブッシュ帯から向こう側へ下りることができた。その後谷が明るくなり、河原と呼ぶには石がでかい河原を過ぎる。滝が出てきたので右から巻いたらそのまま二ノ滝もあっさり巻いた。ここで2人ともヒルにやられていることを発見!

二ノ滝のすぐ上で左側に登山道が寄ってきているのを帰りに気づく。590mの二俣を右に行き、釜で泳ぎつつ登って行くと三ノ滝に着く。ここで釣り師2人と会う。隣の沢から来たらしいが、どうやって来たのかはわからなかった。

9:55 三ノ滝50m でかい。左を戻るように登って登山道に出たが、一ノ滝の巻きよりかはマシ。そのまま登山道を行く。

10:20 登山道が横切る地点 時間も大丈夫そうだったので、そのまま遡行することにする。少し行ったところにアマゴ遊漁証が落ちていた。

植林小屋近くの794m二俣を右に入り、次の二俣を左に入る。(右が本流)左側の開けた斜面に鹿がいた。2段8mを左から巻き、5mを越えると、参照していた遡行図の二俣らしきところに出る。しかし、右(方向としては山頂に出る)がかなり急だったため、偵察後、左の谷をつめてコルに出ることにする。このあたりからブナ林。すぐに三俣が出て来たため、水流のあるなだらかな真ん中の谷をつめたところ、苦労せずに稜線に出ることができた。桃ノ木平と口迷岳の間。大きな岩があった。

12:05遡行終了 稜線を迷岳へ。尾根が複雑でテープに従って行く。道標もある。所々左側の展望が良い。快適なブナ林。

12:30 迷岳山頂 誰もいない。展望はない。北に下りるが、頂上直下はかなり急。テープが多い。

13:05  1079m北肩のコル
これ以降は植林帯に入る。朝登った沢を横切り、谷沿いに行くと、そのうち尾根を回り込み支流に降り立つ。ここの道標のない分岐を左に行くと再び唐谷川沿いの道になり、そのうち林道に出る。

14:15林道終点 林道はほぼ舗装されている。途中リフレッシュパークという今は閉鎖されている遊園地を左に見る。

15:00 駐車場 すぐ近くに、いのちの水、とか洞窟美術館といった、何やら興味のひかれる施設がある。あとでネットで調べるととってもシュール。


*ここのところずっと晴れだったので水量は多くなかったと思う。緑色をした大きな釜が多い。岩がでかい。

*カエル、アブ、ヒル、シカ、ヘビ、蝶、クモ、アマゴ、などを見かけた。アブに刺され、ヒルにやられた。

*行程が長かったので、多くの滝は巻いた。

*直接頂上に出ない谷をつめたので楽だった。

*スメールの温泉はよかった。