2011/5/22 奥多摩・川苔谷逆川

----------------奥多摩・川苔谷逆川遡行計画書-------------------
■期日 2011/5/22(日)

■山域 表丹沢
■メンバー 3人
L小谷田 SL田代 ○平出
■在京責任者 宮崎

■在京本部設置要請日時 2011/5/22 20:00
■捜索活動要請日時  2011/5/23 10:00
■アプローチ

高田馬場642-鷺ノ宮650-田無658-(拝島,青梅で乗換)-828奥多摩
奥多摩駅から:南口1番乗り場東日原行[奥21]725-740川乗橋 入渓点まで徒歩30分

*1時間早い電車で行く可能性もあり。後ほど参加者と在京に直接連絡。

(高田馬場504-都立家政516-田無532-(小平,拝島,青梅で乗換)-717奥多摩)

*「奥多摩ハイキングフリーきっぷ」を購入してください。

田無から\1,020、都立家政から\1,180、馬場から\1,240。

*バス 奥多摩駅発 725 835 935 ...
■行程 川乗橋(0:30)逆川下降点(0:05)川苔谷(2:20)木橋(1:20)ウスバ林道(0:20)二俣(1:00)左俣大滝上(0:30)ウスバ林道(1:40)鳩ノ巣駅

■下降路
(ウスバ林道で遡行終了の場合)ウスバ林道を経て大ダワ-大根ノ山ノ神-鳩ノ巣駅

(川苔山登頂の場合)川苔山-舟井戸-大ダワ-大根ノ山ノ神-鳩ノ巣駅

■エスケープ 最寄りの登山道から。

ゴーロ以前:引き返す
ゴーロ以降トイ状3段10m以前:横切る山道へ
トイ状3段10m以降左俣大滝以前:ウスバ林道へ
左俣大滝以降:ツメ上がる

■地図 「武蔵日原」「奥多摩湖」「武蔵御岳」 エアリア「奥多摩」

■共装 ザイル、ツェルト…小谷田
■個装

小谷田:□シュリンゲ・下降器・環付カラビナ適宜 □お助け紐

共通:□メット □ハーネス □笛 □沢足袋 □ザック □防寒具 □雨具(上)

(□下山用シューズ) (□サンダル) □行動食 □非常食 □コンパス □ライター
□地図 □ヘッドランプ □予備電池 □着替え

□ポリタン(ペットボトル)□ロール □保険証コピー □救急用品、持病の薬 □温泉セット
■備考

*荷物はしっかり防水。軽量化もしっかり。

*もえぎの湯 奥多摩駅 9:30~20:00 19:00受付終了

*帰りバス 川乗橋→奥多摩駅 1341 1501 1628 1733 1906(最終)
*奥多摩町 日の入り 18:46

■期日 2011/5/22(日)

■天候 晴のち雨
■メンバー L小谷田, SL田代, 平出

905川乗橋(0:30)逆川下降点(0:05)川苔谷(2:50)木橋(1:15)ウスバ林道(0:15)大ダワ(1:00)鳩ノ巣駅1530


自身初、自分以外に経験者がおらず、自分1人で初心者2人を連れて行く企画。

2人とも登る技術は十分で、無事帰ってこれました。

沢としては釜を持つ滝が多く、夏に来ると楽しいかもしれません。

行程が長いので、早い出発をおすすめします。




■遡行前記録(読まなくてもいいです)

前日に支度をしないまま倒れ、起きたのが5時。寝坊です。

すぐに2人にメールを打ちましたが、平出くんは出発しており、

僕と田代くんで1時間遅れの電車で追いかける形に。

(奥多摩からのバスが1時間刻みのため、1時間後の電車にしましたが・・・)


拝島で乗り換え、JRのホームに着くと、ちょうど青梅行きの電車が出発した後でした。

そうです乗換ミスです。乗換4分のところをタラタラ歩いていたのが原因でした。

バスは8:35奥多摩発でしたが、1本後の電車に乗った結果、奥多摩到着は8:50。

奥多摩に着き、平出くんに深く謝罪をすると、大して気にしていないように見えました。紳士。

当然バスは出ていたので、結局タクシーで川乗橋へ向かいました。\1,520。


そして悪いことは続きます。ニゴマンと遡行図を入れたスーパーの袋をタクシーに忘れてきてしまいました。

遡行図は電車内で田代くんに1枚だけ渡しており、またニゴマンは田代くんも持ってきていたので
地図全lostは何とか免れました。


何やってんの俺。




■遡行記録
下降点が分かりにくいという情報をネットで見ていましたが、

それほど分かりにくくはありませんでした。

本にある「カーブミラー」の場所には一緒に大きな慰霊碑があり、

それを越えてすぐ、やや道っぽくなっているところを下りました。

ただやたら急だったので、正解かどうかは分かりません…

メインロープを出したのは、逆川に入ってすぐの7mのみ。

自分が右からフリーで登り、メインロープを垂らして2人を上げました。


最初の3mと途中の突っ張りで進む滝はお助けを出しました。

他は2人とも問題なく登っていました。


全体的に水量が多く、釜を持つ滝がいくつもありました。

昼頃から気温が下がってきて、さすがに自発的に泳ぐことはしませんでしたが、

大釜をへつろうとして結果落ちて泳ぐ、ということはありました。

同じ釜で全員チャレンジして全員落ちるっていうね。2人とも付き合ってくれてありがとう。


木橋を出発後すぐ、予報通り雨が降り始めました。

しばらくは強弱を繰り返していましたが、ウスバ林道直前の10mに着いた途端に本降りに。

上を向くのも厳しいほどの強さで、やむなく左から巻き、林道に合流した地点で遡行終了しました。

理想は10mを登って、その後の25mを見学して帰ってくることでしたが、

雨の降り始めが予想より早く、残念でした。


遡行中、ヘビやカエル、カラス、クモなど、たくさんの愛らしい動物に出会いました。

ヘビは写真取りましたがピンぼけで何だかよく分かりません。アオダイショウ?




■遡行後記録
鳩ノ巣駅から奥多摩駅に戻り、忘れた地図を回収してから
もえぎの湯に向かいましたが、満員で40分待ち。

平出くんは入りたがっていましたが、多数決により却下。

駅の近くにも温泉がありましたが、1時間限定だったのでやはり却下。

駅から少し下ったところのそば屋で夕飯を食べて帰りました。

田代くんは帰りの電車でもずっと沢たびを履いたままでした。




■反省点
逆川に入ってすぐの7mをフリーで登ったのは、

ハーケンが見えなかったこと、ハーケンがあるという事前情報が無かったこと、

またホールドが豊富で傾斜も向こう向きであり、落ちる心配が少ないなどの理由によるものですが、

今考えるとハーケンのある可能性を考えて、リードで行くべきだったかもしれません。


また、セカンド以降の動きなどをはっきり伝えないまま自分が登り始めてしまい、

結局滝の上から大声で指示を出すことになってしまいました。


寝坊と乗換ミスも反省点です。

計画書では乗換駅と時間を省略していたのですが、

省略せずに拝島での乗換時間が4分と認識していれば
急いで乗り換えて間に合ったものと思っています。

始発で出ていれば最後の滝を登ったり25mを見学できたりしたかもしれないため

非常に悔しい失敗でした。