2011/8/2-4 八ヶ岳
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
一般山行計画書 作成者 山田
■在京責任者 新井(杏)
■日程 8月2日(火) 8月3日(水)8月4日(木) ,山中2泊3日(予備日1日)
■山域 八ヶ岳
■メンバー 7人
CL○山田 SL大向 ○田代 ○小山 ○佐々木 ○高木 ○成毛
■集合
高尾駅7:04発中央本線甲府行き
先頭車両でお会いしましょう
■交通
高尾駅7:04ー(中央本線 甲府行き)ー甲府8:38
甲府8:58ー(中央本線 松本行き)ー茅野10:12 188分2520円
茅野10:25ー(諏訪バス)ー美濃戸口11:02 37分900円
遅れた場合
高尾駅8:20ー(中央線快速 東京行き)ー八王子8:26
6分150円八王子8:34ー(スーパーあずさ5号 松本行き)ー茅野10:06
32分4300円(内特急自由席料金1780円)
帰り
渋の湯ー(諏訪バス)ー茅野
11:26/14:55(最終)ー12:21/15:51
茅野ー(中央本線)ー高尾
最終茅野20:23発池袋00:23着
■行程
1日目美濃戸口~1:00~美濃戸山荘~2:00~行者小屋 (計3:00)
2日目行者小屋~1:00~中岳のコル~0:25~阿弥陀岳(ピストン)~0:20~中岳のコル~1:10~赤岳~1:20~横岳~0:50~硫黄岳~1:20~本沢温泉 (計6:25)
3日目本沢温泉~1:45~東天狗~0:20~西天狗~1:55~唐沢鉱泉~0:50~渋の湯 (計4:50)
■エスケープルート
赤岳まで行者小屋経由美濃戸口へ
地蔵の頭まで県界尾根経由野辺山へ
硫黄岳まで杣添尾根経由横岳登山口へ
本沢温泉までそのまま進む
西天狗まで黒百合平経由渋の湯へ
西天狗からそのまま進む
■地図
2.5万分の1「蓼科」「八ヶ岳西部」「八ヶ岳東部」
エアリア 「八ヶ岳」
■在京本部設置要請日時
2011/8/05 19:00
■捜索要請日時
2011/8/06 10:00
■備考
日没参考:18:50(8/2,甲府)
日の出参考:4:54(8/2,甲府)
八ヶ岳山行記録(文責 山田優)
日時 8月2-4日
天候 2,3ともに晴れのち雨
4日 晴れ
メンバー 山田優C 大向S 田代 小山 佐々木 高木 成毛
1日目
11:30 美濃戸口出発
緩やかな登りが続く。青紫色のヤマホタルブクロが咲いていた。
12:20 美濃戸山荘着
南沢を通る。沢を何回も横切りながら進む。少し登った後平らな道が続く。
14:30
雨が降り出す。すれ違ったおば様方から「若いから行者小屋まで後2分くらいで着くわよ。オホホホ」と言われる。雨が強くなりそうなので小走りで進む。
15:00
行者小屋に到着。地図上で見るより明らかに時間がかかった。おばさん冗談きつい。
21:00 就寝
2日目
4:00 起床
6:00 出発
霧が濃いが「朝霧は晴れ」を信じ進む。
6:50 中岳のコルに到着。
途中の分岐はわかりやすく問題ない。ピストンのため山田優、田代を除き軽荷になる。
7:10 中岳のコル出発。
阿弥陀岳までの道は傾斜が強く岩場が続く。ただ、危険を感じることはない。
7:35 阿弥陀岳到着。
ガスっていて視界がきかない。
7:45 阿弥陀岳出発。
下りで意外と手間取る。
8:20 中岳のコルに到着。
赤岳へと進む。チシマギキョウがきれい。中岳より岩場が続く。傾斜はきついが登りにくい道ではない。
9:25 赤岳頂上着。
やはり、ガスがはれない。頂上に40分ほど滞在。
10:00 赤岳を出発。
ハイマツ帯の脇を抜ける。地蔵の頭まではスムーズに進む。地蔵の頭からは岩場が続きガスの中では道を見失いやすい。落ち着いて道を見つけることが必要。途中からペースが速くなってしまう。
12:05 横岳到着。
今回の山行でピークの時に霧が晴れ、視界がクリアだったのはこの横岳だけだった気がする…。ただ、個人的には横岳頂上のことは何も覚えていない。5分休みすぐ出発する。
12:10 横岳出発。
この直後鎖とはしごが連続するのだが岩場沿いの道に気付かず横岳に戻ってしまう。横岳にいた人に正しい道を教えてもらいカニの横ばいに出る。やがて平坦な道に出る。コマクサが疲れた心と身体を癒してくれた。
12:50 硫黄岳に到着。
ガスがますます濃くなってしまう。まったく切れる気配がない。
13:10 硫黄岳を出発。
緩やかな下りが続く。
13:40 雨が降り出す。夏沢峠が近いのでそのまま進むことにする。
13:45 夏沢峠に到着。
雨宿りをしながら、雨具を装着するかどうかは各自の判断に任せる。雨はそこそこ強かったが暑さとこれから樹林帯に入ることもあり大半のものは雨具を装着しなかった。
14:05 夏沢峠出発。
樹林帯をひたすら下る。
14:50 本沢温泉着。
山小屋からテント場がかなり遠い。途中でベニテングダケを見つけた。残念ながら有毒で食べられないがメンバーの一人がおいしそうと言ってたような…。外のトイレは仮設のものだったが小屋の人に言えば中のきれいなトイレを使わせてくれるらしい。
テン場代は600円。
22:00 就寝。話しこんでいて気が付くと22時になる。
3日目
4:00 起床
一同Couscousに大苦戦し出発が異常に遅れる。
7:25 出発
樹林帯の急登を進み、その後開けたところを登る。
9:10 東天狗着
この日一番のピーク。10分ほど休憩する。
9:35 西天狗着
ここでも10分休む。
9:45 西天狗発
途中までは岩のごろごろした下りだがその後樹林帯に入り下りやすくなる。
12:20 唐沢鉱泉着。温泉に入る。
13:40 同上発
少し登った後、分岐後下る。タマゴタケ科のキノコがあったが特定できず。
14:20 渋の湯着。下山完了。
Notes
初歩的なことだが道がわかりにくい時は焦らず広い視野を持つことが必要。
食当は無難なものを作り冒険はしないこと。(3日目大量のクスクスと格闘し出発が1時間半遅れた。個人的には良い思い出になったとも思うが…)
今回、他の登山者とすれ違った時、33期のメンバーの挨拶の声が非常に大きく聞こえてきて前を歩いていてとても気持ちよかった。これからもその心意気を忘れないで欲しい。
最後に、様々な面でCLをサポートしてくれたSLはじめ他のメンバー達に感謝の意を惜しまない。