2011/8/10-12 甲斐駒ヶ岳
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
一般山行計画書 作成者 石塚
■在京責任者 生駒
■日程 8月10日(水)、8月11日(木)-8月12日(金) 前日発、山中1泊2日(予備日1日)
■山域 南アルプス北部
■メンバー 3人
CL石塚 SL田代 ○大向
■集合
JR中央本線 11:23 高尾発小淵沢行先頭車両
■交通
行き/前日
11:23高尾—(JR中央本線)—13:39小淵沢
14:40小淵沢駅—(甲斐駒ヶ岳周遊バス)—15:00道の駅はくしゅう /\500
道の駅はくしゅう から徒歩で 白州観光キャンプ場尾白 まで移動
帰り
北沢峠—(南アルプス市営バス)—広河原 /\750
13:05発→13:30着/15:30発→15:55着
広河原—(南アルプス登山バス 甲府駅・芦安駐車場~夜叉神峠登山口~広河原線)
—甲府駅 /\2000(利用者協力金込み)
13:40発→15:36着/15:00発→16:56着/16:10発→18:06着/17:00発→18:53着
■行程
1日目
駒ヶ岳神社~(2:30)~横手・白須分岐~(2:00)~刃利天狗
~(1:20)~五合目~(1:10)~七丈第一小屋 (計7:00)
2日目
七丈第一小屋~(1:00)~八合目御来迎場~(1:30)~甲斐駒ヶ岳~(1:50)~北沢峠
(計4:20)
■エスケープルート
1日目:駒ヶ岳神社へ戻る
2日目:北沢峠へ進む
■地図
2.5万分の1「長坂上条」「甲斐駒ヶ岳」「仙丈ヶ岳」
エアリア 「北岳・甲斐駒 南アルプス」
■在京本部設置要請日時
2011/08/13 18:00
■捜索要請日時
2011/08/14 09:00
■備考
日没参考: 18:44 (8/11長野)
日の出参考: 5:01 (8/11長野)
温泉:喜久の湯温泉(山梨県甲府市朝日5丁目14-6)甲府駅徒歩12分
■作成 石塚(32期)
■日程 2011年8月10日—12日
■天候 晴れ
■山域 南アルプス北部
■メンバー CL石塚 SL田代 大向
■行動記録
10日(前日)
11:23
高尾発。当日の午前4時に羽目を外しすぎて電話をかけながら吐いたひと(♀)、
電話越しに吐かれたひとの2人が、果たして「女子力」とは実在するのか否かについて話し合う。
13:39
小淵沢着。バスが出るまで1時間待つ。ソフトクリームを食べたりする。14:40のバスに乗る。
15:00
道の駅はくしゅう着。キャンプ場まで歩き始める。コンクリートの照りかえしがきつく文字通り干からびかける。すでに耐えられない。
16:00
白洲観光キャンプ場着。テントを張る。
先客で中央大の学生が30人近くいる。眺めているとおもむろに整列して歌い出したので、その場を離れトイレ(徒歩5分程)や駒ヶ岳神社を散策する。
登山口から伸びるとんでもない急坂が視界に入り戦慄。
17:00
夕飯。大向さんがキャベツ炒めを持ってきてくれた。
トイレへ行く道で小さめのニホンザルに遭遇する。
18:00
明日の強烈な猛暑と急登を想像し、鬱になりつつも生き延びる方法を真剣に模索する。
「そうだ。太陽がない時間に歩けばいいんだ」
名案の結果翌朝02:30起床を決定し就寝。
11日
02:30
起床。朝食は各自で済ませる。
03:15
ヘッドランプを点け駒ヶ岳神社から定員5人の吊橋を渡り、登り始める。つらかった。
03:40
登りがつらすぎて石塚が貧血を起こす。ごめんなさいごめんなさい。
15分程のこの休憩以降、貧血再発を防ぐ名目で「30分歩いて20分休み」というふぬけたサイクルが確立。
05:10
笹ノ平にてこの日4回目の休憩。お約束通り田代さんがハチになつかれる。
日が昇ったのでヘッドランプを消す。道は平坦で陰になっていて体力が回復した。
07:30
刃渡り。岩場がものすごく切り立っている。柵が一本付いていて素直に渡れる。
08:00
2049mのピーク付近のコルにて長いハシゴの前に到着したためこの日7回目の休憩。
何やら赤い実が生っていたがタケシマランのようで、普通は食べないらしい。
休憩中に沢から下りてきた方々やおじいさんのグループなど3団体と出会った。
8:50
屏風岩で8回目の休憩。野生のイチゴを発見。ノウゴウイチゴらしい。
このあたりでハシゴが多く出現した。
10:40
総計9回の休憩を経て七丈第一小屋に到着。とてつもなくだらだら登った割にコースタイム+30分程度で到着。どういうことなのでしょう。
しかしこの後テン場(小屋から徒歩4分)を発見するのに30分以上かかった。
12:00
女子2人がテン場代を払って戻ってくると、いつの間にかテントが完璧に建てられており、
涼しい地面に銀マがひかれていて、梅酒とガスバーナーとマシュマロが竹串も含めて用意されていて、その近くで力尽きた田代さんが倒れていた。
多分このとき彼の女子力は53万ぐらいあったと思う。
22:00
すいとん食べてごろごろした後このぐらいの時間に就寝。良く考えたらこの日は10時間ぐらいのんびりしている。
12日
06:00
朝食(雑炊)を済ませて出発。テン場の岩は指でもぎ取れる。きれいなホシガラスが居た。
06:30
八合目御来迎場着。もう休憩する。木が茂っていて狭く岩場が多い。
07:40
岩場が多くなってきたので大向さんにトップをやってもらい、登りをリードしてもらう。
一ヶ所、道のような隙間と崖のような岩(高いところに支柱が刺さっている)のどちらに進むべきか迷った場所があったが、岩が正解だった。
08:30
甲斐駒ヶ岳着。風が強い。祠に金の草鞋がたくさんぶら下がっている。
09:15
摩利支天への分岐でこの日4回目の休憩。摩利支天はスルーして降りる。
このあたりはさらさらした白い砂利と岩が続く道で、その後はずっと岩場。
10:10
駒津峰着。ムキムキのおじさんが軽快に岩場を駆けていった。
時間が危なそうなのでここから休憩を極力少なくすることになる。
10:50
双児山着。道に木の根が多い。
11:55
時間が問題なさそうなので道端で休憩していたら、駒津峰と同じムキムキのおじさんに
「あと10分ぐらいで北沢峠のバス停だよ^^」と笑顔をいただいた。
12:15
北沢峠に本当に10分で着いた。
補足
・甲府駅から温泉(徒歩12分)までEZナビウォークにナビしてもらったところ、
何故かお寺のど真ん中を歩かされ最終的に墓場に案内された。
・温泉のち甲府解散。
・生肉は味噌漬けにすれば2日持つ。