2011/8/17 鈴鹿・神崎川本流

----------------神崎川本流遡行計画書-------------------
■期日 2011/8/17(水)
■山域 鈴鹿 (滋賀県)
■メンバー 4人
L宮崎 SL小谷田 大向 山崎

■在京責任者 徳永
■在京本部設置要請日時  2011/8/17 21:00
■捜索活動要請日時  2011/8/18 10:00
■アプローチ

車で。八日市ICから国道421号、永源寺ダムを経て神崎橋を右折。取水口付近の林道脇に駐車スペースがある。

■行程 登山道入口(0:30)カラト谷出合(1:10)ツメカリ谷出合(0:20) 白滝谷出合(0:50)天狗滝(0:45)ヒロ沢出合

※下降ルート…右岸登山道から瀬戸峠を越える登山道途中の左岸林道を使う(2:00)  そのまま下降もあり

※天狗滝で遡行打ち切りも

■エスケープ 左岸沿いの林道へ 登山道が並走するところからは登山道へ
■地図 「御在所山」

参考サイト

(http://anshade.zone.ne.jp/sawanavi/2002/kanzaki/kanzaki.htm)
■共装 ザイル(9mm45m)、ツエルト、ガス一式&コッヘル
■個装

□沢足袋 □ヘルメット □ハーネス □ザック □防寒具 □雨具 □下山用シューズ □シュリンゲ・下降器・環付カラビナ適宜 □行動食

□非常食□コンパス □ライター □地図、遡行図 □笛 □ナイフ □ヘッドランプ □予備電池 □着替え

□ポリタン(ペットボトル)□ロール□保険証コピー □持病の薬 □現金 □救急用品 (□サンダル)□温泉セット
※防水はしっかりと 泳ぐ可能性あり 着替え必要

※神崎川本流の通称が愛知川渓谷
※近江温泉 「湖東ホテル」 滋賀県東近江市北坂町968  0749-46-1201
700円  10:00 ~ 22:00

----------------鈴鹿・神崎川本流遡行記録-------------------
■期日 2011/8/17(水)

■山域・流域 鈴鹿 神崎川

■メンバー 4人
CL宮崎(28期)、SL小谷田(29期)、大向(32期)、山崎(25期)
■行動記録
17日6時40分ごろ、桑名駅発。国道421号を経て石榑トンネルを抜けたら意外とすぐに林道分岐。工事をしていたので最初は見逃した。いきなり通行禁止の看板とチェーンがあって、どうしようかと迷ったが、看板の手前に停めることにする。キャンパーのマナーが悪いらしい。すぐ後で来ていた外国人グループは撤退していった。アブが多い。ここから長い林道歩きだったが、なぜか数台の車に抜かされた…
側溝の水がやたら綺麗。


845林道から分かれて取水口へ−930入渓−1030ツメカリ谷出合−1115
30m泳ぐとこ−1125下谷尻谷出合−1140天狗滝下−1300天狗滝上で遡行終了−1410林道に出た−林道入口

数台車の停まっている所から取水口に行く道があって下るが、通行禁止とか書いてあって結構迷う。2回ほど突破してやっと取水口堰堤の上。ここで入渓準備。飛び込んでもよさそうだったが皆はしご。自分もはしごを使えばいいのに懸垂とかしてしまって時間を食ってしまってすみません。抜かしていった親子は沢登りというより泳ぐ格好だった。

ここからはしばらく河原歩きだが、次第に狭まってきて泳いだりへつったり。花崗岩の岩が明るいし、全体的に広い。最初の2m滝の釜で素敵なものが浮いているのを小谷田サンが発見。1箇所お助け出したけどそんなに難しいところではなかった。抜かしていった2人組のペースをみると自分たちはすごくゆっくり遡行している。

ツメカリ谷出合を過ぎると広い河原。2人がケルンに過剰反応。中洲状のところを過ぎ、白滝谷出合。この手前で休憩。ここは登山道が横切ってきており右岸から7人くらいのグループが下りてきた。このグループ、天狗滝上で抜かしていったが、全員ライフジャケット着用、先頭のベテランガイドに連れられて泳ぎに来てるっぽい。

すぐに再び狭まってきて30m泳ぐところ。泳ぎなれてないし、ひどく息が上がった。全員泳ぎ終わったと思ったら、大向かいさんが「あっ」って言うから見てみたら小谷田サンの地図が真ん中くらいに浮いていた。水面はほとんど流れが無いらしい。山崎さんに泳いでとって来てもらうということをやっていた。

下谷尻谷出合を過ぎてすぐに天狗滝。巻いてロープを固定しようとしたがいい岩や木がなく、ロープがからまったのでえらい長く時間がかかってしまった。シャワークライムというかシャワーどころではなく水圧で全く上を向けないレベル。最初の乗りあがりが難しいが水流裏を右上へ行くと階段状。大向さん情報。小谷田サン何回か落ちてたらしいけど。空き時間等でハーケン講習。雨が強くなってきたためここで打ち切り。普通に登山道を戻ればよかったのに、CLの判断ミスで滝から飛び降り、戻って巻き、という無駄なことをしてしまった。埋まっているみたいで結構浅かったですが、皆さん足とか大丈夫でしたか?すみませんでした。

結構険しい登山道をへて、再び神崎川を渡って左岸のおだやかな登山道を行くと、林道に出た。登山道にはヒルが大量。泣
林道を下っていると、ゴムボート出している人、ライフジャケット着用の小学生10人くらい(と大人)、バーベキューしている人、水着で川遊びしている人、魚とってる中学生くらいの人、とかやたら人が多い。車も20台くらいあったんじゃないかな。入口まで帰ると看板倒されてるし。パトロ−ルカー来てたし、次行く時は林道がどうなっているか心配です。すごい綺麗な川なんだし、ちゃんとゴミは持ち帰りましょう。


■その他

・天候が不安定で晴れたり、にわか雨が降ったりでしたが、強く降ったのは天狗滝のところにいたときだけでした。

・沢装備の人より、泳ぐ格好で来ている人の方が多く、泳ぐ、あるいは川遊びで人気の沢(川)なんだと思う。

・動物が多かった。水中にはおたまじゃくし、カエル、イモリ(後で調べたらアカハライモリというらしい。ひっくり返してみればよかった。)山の中にはカマキリとか。そういや行きに林道歩いていたらサルが横切った。

・日によって水量がだいぶ変わるみたいで、今回は少ない方だとは思う。(抜かしていったガイド?の人がそう言っていた)。埋まっているという噂だったが、結構泳ぐ箇所があって、水温もちょうど良く、気持ちよく泳げた。

・天狗滝は左側の岩壁にフィックスロープがあり、それを伝って登ると白滝谷出合に戻る登山道の分岐があり、そこからちょっとしたルンゼを下ると天狗滝の上に出る。

・温泉は最初近江温泉に行こうとしたけど、途中で永源寺温泉っていうのを見つけたのでそこに行った。とっても良かった。1300円。服の貸し出しいらないんだけど。

・特に今回はいろいろと山崎さんに頼りっきりでした。ありがとうございました。