2011/9/17-19 白馬岳

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)

一般山行計画書  作成者:宮崎、新井(杏)
■日程 9/17(土)~19(月)  2泊3日 (予備日1日)

■山域 北アルプス北部*白馬岳(2932m)
■メンバー
CL宮崎 SL新井(杏) ○徳永 ○平出 ○生駒 ○小谷田
■在京責任者 新井(柚)
■在京本部設置要請日時 2011/9/20 18:00
■捜索活動要請日時 2011/9/21 9:00
■集合 平岩駅1220発のバスに乗って下さい

■アプローチ 平岩駅1220-バス-蓮華温泉1320(2050円)
行き
1. 9/16新宿2030or1930→松本(バス)
  9/17松本912-大糸線-平岩1209 (3720円~)
2. 9/17新宿730-あずさ3号-南小谷-平岩1209 (~8280円)
  金券ショップで買うという手もあり。(ML参照)
3. 9/17御茶ノ水443新宿458-1049信濃大町1103-あずさ-1142南小谷1149-1209平岩 (~6810円)
4. ムーンライト信州 (ML参照)
帰り 猿倉からバスorタクシー→白馬駅→鈍行

■行程

1日目(9/17) →蓮華温泉

2日目 蓮華温泉→小蓮華山→白馬岳→村営頂上宿舎(6:35)
3日目 村営頂上宿舎→白馬尻→猿倉(3:40)
■エスケープルート

白馬大池まで:蓮華温泉へ
三国境まで:栂池へ
以降:猿倉へ
■地図
2.5万分の1「白馬岳」,「白馬町」 エアリア[白馬岳]
■備考

※寒いよ!

※みみずくの湯  北安曇郡白馬村北城5480-1  0261-72-6542
500円  午前10時~午後9時30分(受付終了午後9時)

日の出:535くらい 日没:1755くらい

白馬岳山行記録
■期日 2011年9月17-19日
■山域 北アルプス北部*白馬岳
■メンバー 6人
L宮崎(28期) SL新井(30期) 徳永(31期) 平出(31期) 小谷田(29期) 生駒(30期)
■天気 17日:曇のち雨 18日:晴 19日:晴のち曇

■記録
17日(移動日)
○アプローチは各自で移動することに。2人は新宿7:30発のあずさ、3人は新宿4時台発の鈍行(信濃大町まで行ってそこから南小谷まであずさ)。この行き方を教えて下さった中山さん、ありがとうございました。

○生駒が乗換に失敗し遅刻。平岩駅からタクシーを使い、4時間遅れで蓮華に到着。タクシー代10000円。


平岩駅12:20発-蓮華温泉13:20着
○バス代1490円。温泉客多数。秋になると1日2本で金土日月しか運行していない。実は途中にもバス停がある。

○蓮華についた途端、合わせたように雨が降り出す。

○テン場は10分ほど歩いた蓮華の森キャンプ場。300円。ゆるやかに傾いている。雨のためか張ってあったテントは真ん中を避けるように周りの森の近くに張ってある。炊事場あり、トイレがきれい。登山者だけがいるわけではない。

○テントを張ってから温泉巡り。仙気の湯、薬師の湯は展望がよい。それぞれ泉質が違うらしい。みんな足湯だけでも満足。

○17時までに間に合うように内湯に入って、帰って夕食作り。ここで生駒到着。

○夜中には雨はやんでいた。

○携帯の電波は入らない。


18日(蓮華温泉→白馬岳)
5:00 蓮華温泉出発
7:15 天狗の庭
8:45~9:10 白馬大池
11:30 小蓮華山
13:40 白馬岳山頂

14:20~15:00 白馬山荘

15:15 村営頂上宿舎


○トップ小谷田、ラスト宮崎。

○稜線上は携帯(ドコモ)の電波は良好。


蓮華温泉-天狗の庭-白馬大池
○樹林帯の中の登り。

○雪倉岳や日本海が見える。


白馬大池-小蓮華山
○白馬大池からは人が多くなる。晴れていて暑いくらいで、日焼けしそう。左手に雲海を見ながらの稜線歩きは非常に快適。雷鳥坂で雷鳥見られず。

○左には南アルプス、八ヶ岳、間に富士山、右斜め後ろに日本海、能登半島。剱方面は雲。

○白馬大池は意外と水がきれい。

○わりと軽装の登山者が多いような気がする。


小蓮華山-白馬岳山頂

○小蓮華山の山頂は崩落の危険のため立ち入り禁止になっていたが多くの登山者が休んでいた。鉄剣、地蔵、観音あり。

○稜線は所々両側が切れていてバランスを崩すと危ない箇所もある。

○山頂に近づくにつれガスってくる。三国境~山頂はガスの中。

○山頂付近の主稜側は崩壊気味。こんなとこ西井さんたちはよく登れるなぁと驚く。登山者が「ここ登ってくるのファイト一発だね」とか言っていたような気が。


白馬山荘

○スカイプラザというレストランでケーキを食す。少し雲が出ていて展望はいまいちだったが、とてもいい空間だと思う。登山靴まで売っている。


白馬山荘-村営頂上宿舎(天場)
○生駒がつまづいて眼鏡が吹っ飛ぶ。新井さんまで巻き込む。

○天場は500円。窪地のようなところだが風が通って少し寒かった。

○小屋のタンクの水場あり。

○夜に星が綺麗に見えた。流れ星が5分に1回くらい見えたのに杏子さんだけ見えず。


19日(白馬岳→猿倉)
5:30 出発
6:55 岩室
9:00 白馬尻
9:50 猿倉


○トップ徳永、ラスト平出。


頂上宿舎-白馬尻
○太陽が出ると霧が晴れて富士山が見えた。山頂に行けばとても綺麗だったと思う。

○延々とガレた急な登山道なので歩きにくい。登りは大変だと思う。

○滑落の危険はあまりない。落石には注意。上部右手の斜面からは雪渓上に常に落石がある。流れ星の頻度より多い。

○大雪渓は秋道ルートでほとんどは雪のないルート。雪渓は傾斜も緩かったのでアイゼンなしで下ったが、つけた方がずっと歩きやすそうだし、もう少し長ければつけた方がよかったと思う。

○大雪渓を過ぎるとところどころ木道がある。


白馬尻-猿倉

○意外と下る。

○富山高校と書かれたゼッケンをザックにつけた集団とすれ違う。明日から平日なのに。

○偶然10:15発のバスがあったため白馬駅までバス。980円。


猿倉から

○駅からみみずくの湯まで15分くらい歩いたが、バスなら「八方口」で降りた方が早い。割引券を持っていったので400円。口コミであった豆腐ソフトの店はなんと3日前に閉店。

○白馬駅から松本まで各駅停車に乗って、松本で遅めの昼を食べてそれぞれ帰宅へ。


■まとめ

*1日目は蓮華温泉、2日目は稜線歩き*大展望*山頂、3日目は雪渓、と毎日ポイントのある山行で非常に楽しかった。天気が良かったのが幸運だった。そもそも3日とも天気が悪い予報だったのに、2*3日目の好天は1年のなかでもそうそうない天気。

*知り合いがとてもいいと言っていた蓮華温泉をコースに組み込んだが、温泉好きでなくても楽しい。ただタオルが硫黄臭くなる。天場も環境がとてもよい。


■感想他

*北アはやっぱりいいところでした。個人的には山小屋の感じが懐かしい。

*1日目は移動のみ、2日目以降もゆったりコースかと思い、午前中に白馬山頂に到着できるかと思っていた。しかし3人がかなりしんどそうでエアリアのコースタイムよりずっと遅くなった。自分がせかしたのも一因かと。ペース配分に苦労した。登りは遅く下りはまあまあ速い。

*SLの新井さんには計画段階から、装備係の徳永くんには特に装備手配において大変お世話になりました。ありがとうございました。平出くんもご飯炊きありがとう。


おわり