2011/11/3 源次郎沢遡行・塔ノ岳登山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)

源次郎沢遡行・塔ノ岳登山計画書

■在京責任者 徳永

■期日 2011/11/03(木)日帰り沢

■山域 丹沢

■メンバー 4名

CL山崎 SL小谷田 白川 浦久保


■集合
6:00池袋駅東口、白川号で浦久保、小谷田、山崎ピックアップ。大倉へ。

※入渓予定(予想)時刻9:30

■行程

戸沢山荘(30分)源次郎沢入渓点(1時間)二俣(1時間30分)F9(30分)花立山荘

(30分)塔ノ岳(30分)新大日(政次郎尾根、1時間15分)戸沢山荘

※あるいは塔ノ岳から引き返して天神尾根を下る(1時間35分)。

※下山後時間とやる気があれば懸垂岩でクライミング。


■エスケープルート

沢中は右岸の天神尾根へ。塔ノ岳より前は天神尾根、後は政次郎尾根を下る。


■地図
2.5万分の1「大山」 エアリア「丹沢」


■共同装備
ザイル 小谷田

■個人装備
□ザック □雨具  □防寒具  □武器 □沢足袋 □ハーネス □ヘルメット
□下山用靴 □ヘッドランプ □予備電池 □トイレットペーパー
□行動食 □非常食 □水(水筒) □地図  □コンパス □ライター
□計画書 □薬 □身分証明証(学生証) □現金 □軍手
□遭対マニュアル □筆記用具 □温泉セット

※車を汚さないために 銀マットや新聞紙


■在京本部設置要請日時

2010/11/03 19:00

■捜索活動要請日時

2010/11/04 9:00

■参考

東京起点沢登りルート120 p90-91
東京周辺の沢 p40-41

源次郎沢遡行・塔ノ岳登山記録          文責 山崎


■期日 2011/11/03(木)日帰り沢・ハイク

■山域 丹沢

■メンバー 4名

CL山崎、SL小谷田、白川、浦久保


■天候 曇り(にしてはいい天気)


■時間
池袋駅600ー810戸沢山荘830ー845源次郎沢入渓点ー925F4(11分休憩)ー947F5(1030まで)ー1115F9
ー1228源次郎尾根ー1235大倉尾根ー1315塔ノ岳山頂(20分休憩)ー1425行者ヶ岳分岐ー1520戸沢山荘


■記録
5時に起床したがもっかい寝て5時20分に再び起床し、家を出る。

まだ薄暗い中6時池袋駅東口に集合し、白川号で大倉へ。

BGMにはちょいちょいアニソンが挿入されていて、洗脳されるのを必死に拒みつつ、

車は首都高を抜け、東名高速からは行く手に丹沢(大山?)と富士山が見えてきた。

秦野中井インターで降りて、コンビニで買い出し、軽量化。大倉バス停へは曲がらずに
水無川を渡って、左岸の林道を戸沢山荘までひた走る。


駐車場で入渓準備をして、出発。源次郎沢最初の堰堤の下流側を徒渉(書策新道)し、

書策新道から堰堤上部へと降りて入渓。

滝はどれも簡単なのでフリーで登って行く。F4、10mのところで少し早いがお腹
が空いたので休憩する。F4を観察してたら時間が過ぎて、結局何も食べずに出発。

目の前にあるF4は話し合った末、左側のリッジをフリーで順番に登ることに。

ザイルを持つ小谷田くんが先に登る。

二俣を右に入って、F5(3段12m)が現れる。最上段を巻く場合は右岸から。

巻き道は明瞭だが、トラバースの途中にボルトx1、終点にボルトx1があって、

ザイルで確保できる。問題の滝はハーケンも二つあったので滝の左側をザイル
を出して登ることに。中間支点のクリックは難なくできたが、滝の落ち口へ
上がる際、右足の置き場が遠くて高くて水流沿いで、しっかりした手も見つ
からず、足を置いて乗っかろうとしたら足がぷるぷる云うので、左の巻き道
の方へトラバース(それはそれでぷるぷるでしたが)。ボルトx2で支点を作り、

岩でバックアップを取って、後続にはまっすぐ登ってもらう。

F6手前4mCS(チョックストーン)、渉はセオリードーリ突っ張って登り

(他は左岸を登ったり)、その後のF6大岩は記憶になく、フィナーレのF9,
8mCSにて白川氏に伝家の宝刀、コマネチをカマしてもらう。F9は右壁に
ハーケンやらがあって、登りやすそうで楽しそうだったから、ザイルを

出して登ることに。小谷田くんはリードをしたがらなかったので、ここも
渉がリード。中間支点三つ、下から目認可。二つ目はロープのラインから
離れていたので、スリングを足す。登って支点を探すが、あたりには
見当たらず、登って来たライン上にある木で支点を作る。ちなみにこの時、

後続の単独行者が追いつく。

つめは、薮漕ぎ大好きな白川氏を先頭に進むが、期待は外れてさわやかに
源次郎尾根に出てしまう。小ピークからの景色を楽しんで、大倉尾根の登山道へ。

途中適当な場所で装備解除して休憩。沢足袋からの開放感は沢臭と共に。

しかしこんな下品な僕らにも富士山は美しい姿を魅せてくれる。

塔ノ岳山頂まではヒトがわんさか。山頂は言うまでもなくヒトがたくさん。

山ガールに集合写真を撮ってもらい、計画通り新大日経由で下山開始。

稜線から見える紅葉は奇麗だが、悲しいことにこのカメラではうまく写らない。

赤、黄、緑のコントラストが奇麗だった。分岐からの下りは長く、幻覚を見る。


駐車場にて、装備を分け、片付け、車に乗り込んで、いざ銭湯へ。

歩いて林道を下山して行く登山者に哀れみを送りつつ、デコボコ道を走って行く。

スーパー銭湯の湯花楽、850円也。渋滞を避けるべく、空腹を我慢して出発する。

BGMのボリュームは行きのときよりも大きく、けいおん流れる車は高速を走り、

渋滞を抜けて池袋へ。300円/30分のパーキングに気づかず、600円/30分の
パーキングに捕まってしまう。左側にはぷじょー、飯から帰ってきたら右側にべんつ。

ナポリの下町食堂(@池袋西口)はがっつりおいしいイタリアン喰えてお勧めです。

生ハムのピザ美味かったYO!

■その他

巻き道がしっかりあるので初心者向けの沢ですが、登攀的な沢でもあって、

巻かずに登ればそれなりに楽しめると思います。

在京の徳永くん、ありがとうございました。ぜひまた沢に行きましょう。

風邪で来られなかった新井(杏)さん、またの機会に沢へ行きましょう。

メンバーの皆さまありがとうございました。また一緒にどこかの山へ行きましょう。



以上です。