2012/8/26-29 北岳・鳳凰
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
夏合宿後半隊計画書ver1.1 作成:高木
■在京責任者 新井(柚)
■在京本部設置要請日時 2012/8/29 19:00
■捜索活動要請日時 2012/8/30 10:00
■日程 8/26~29日(山中3泊4日)予備日1日
■山域 南アルプス
■メンバー 4人
CL高木 SL川崎 山口 石川
■集合
JR中央本線8:01高尾発甲府行き先頭車両
■交通
行き
高尾8:01~(JR中央本線)~甲府9:46 1450円
甲府10:00~(山梨交通バス)~広河原11:51 1900円
遅れた場合
甲府11:00~(山梨交通バス)~広河原12:51 1900円
帰り
青木鉱泉~(旭タクシー)~日野春 ?円
日野春15:25~(JR中央本線)~高尾17:43 1890円(学割1510円)
15:57/16:35/17:23////21:07(日野春発新宿への最終)
■行程
1日目(8/26) 計3:05
広河原-3:05-白根御池小屋
2日目(8/27) 計7:50(内サブザック行動6:00)
白根御池小屋-0:30-二俣-2:00-八本歯のコル-1:00-北岳山頂-0:40-北岳肩の小屋-0:20-小太郎尾根分岐-1:30-白根御池小屋-1:50-広河原山荘
3日目(8/28) 計6:15
広河原山荘-0:15-白鳳峠入口-3:20-白鳳峠-1:00-高嶺-0:40-赤抜沢の頭-1:00-鳳凰小屋
4日目(8/29) 計6:40(内サブザック行動2:50→天気が良ければ観音岳でご来光を見たい)
鳳凰小屋-1:40-観音岳-1:10-鳳凰小屋-3:50-青木鉱泉
■エスケープルート
白鳳峠まで:広河原へ
白鳳峠から:そのまま進む
■地図
2.5万分の1:「鳳凰山」「仙丈ケ岳」
エアリア:「北岳・甲斐駒」
■備考
日の出 5:13
日の入 18:21(8月26日甲府)
温泉
青木鉱泉:入湯料1000円
広河原山荘:温水シャワーあり
各種HP
(http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/bus_taxi2012.pdf)(山梨交通バス)
(http://outdoor.geocities.jp/shiraneoikekoya/)(白根御池小屋)
(http://houougoya.jp/home/index.html)(鳳凰小屋)
(http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/index.html)(青木鉱泉)
夏合宿後半隊(北岳、鳳凰山)山行記録
■作成 高木(33期)
■日程 2012年8月26-29日
■天候 1~2日目:晴れ 3日目:晴れのち曇り 4日目:晴れ
■携帯
Softbank:広河原~青木鉱泉までほぼ圏外。
au:広河原、青木鉱泉で微弱な電波が通る。
白根御池小屋の手前でDocomoの電波があるとの看板あり。
■山域 南アルプス
■メンバー CL高木 SL川崎 山口 石川
■行動記録
8/25(1日目)
11:00 広河原行きのバスに乗車
2名遅刻のため1時間遅れで出発。バスの待ち時間で甲府駅前で開催されていた24時間テレビのイベントを見る。
12:53 下車、インフォメーションセンターで準備
トイレあり。南アルプスの情報が豊富。
13:06 出発
13:10 橋で野呂川を越える
13:26 徒渉
13:31 分岐
13:47 9分休憩(1770m付近)
石川さんが風邪気味であることが発覚。無理をしない程度に登る。
14:32 11分休憩(第二ベンチ)
「あと20分で急登終わり」の看板あり。第一ベンチは13:55頃に通過。
15:10 急登終わり
15:30 白根御池小屋
1泊500円。水洗トイレあり。割と広めで20張くらいはテントが入りそう。
20:30 就寝
8/26(2日目)
5:00 起床
6:31 出発
テント撤収がなかった割には準備に時間がかかってしまった。
6:50 二俣
ハ本歯のコルへは左側の谷を登る。そのためには雪渓を数メートル越える必要があった。谷には雪渓が残っているので、その上を歩くこともできる。
7:28 13分休憩(?m地点)
8:20 11分休憩(約2700m地点)
普通の登山道、岩場、ハシゴと道が続く。
9:06 八本歯のコル(9:18発)
9:42 分岐
9:56 分岐
10:15 北岳山頂(11:54発)
360度の展望が楽しめる。周囲は千丈、甲斐駒、鳳凰山、富士山、間ノ岳とひたすら山ばかり。伊那の町が若干見える。
11:20 北岳肩の小屋(11:36発)
トイレあり。水は1リットル100円。
11:52 分岐(12:12発)
12:21 分岐
13:03 白根御池小屋(13:48発)
休憩、テント撤収。
14:24 第二ベンチ(14:34発)
14:57 第一ベンチ(15:09発)
15:28 分岐
15:33 徒渉
15:42 広河原山荘
1泊500円。水洗トイレ、川あり。温水シャワーは300円で石鹸付き。テントは20くらい張れる印象。
山口さんが頭痛のため風邪薬を服用。大事には至らなかった。
20:00 就寝
8/28(3日目)
4:00 起床
6:00 出発
6:14 分岐
6:45 12分休憩(?m地点)
激しい急登が続くのでかなりしんどい。25000分の1の地図上のルートは正確ではない気がした。ただし道は1本しかないので迷う心配はない。
7:31 14分休憩(約2200m地点)
8:14 ガレ場の出合(8:28発)
突然岩場が現れ、景色が開ける。
9:05 白鳳峠(9:15発)
9:19 10分休憩
雲海が見えたため立ち止まった。
9:45 10分休憩(約2550m地点)
10:40 高嶺(11:05発)
展望が良い。東側に雲海ができていたが、前日も同じような天候だった。基本的に午前中は晴れ、午後から雲が沸いてくるという天気になるらしい(4日目は風向きが逆なので北岳の西側から雲が流れてきていた)。
11:47 分岐(11:57発)
白い砂が綺麗な尾根を歩く。
12:05 地蔵岳(13:12発)
地蔵がたくさん置いてある。山頂は大きい岩がごろごろしていて岩登りといった感じ。オベリスク(最高点の巨岩)は登れない(登る人もいるという話を聞いたが危険である)が、周辺を回ることができる。
13:38 鳳凰小屋
ここまでの下りは砂を滑るようにして降りた。鳳凰小屋は1泊800円、近くに川がある。テント7親父さんのキャラが良い。
19:20 就寝
8/29(4日目)
3:00 起床
3:30 出発
ドンドコ沢コースを進む。
3:58 7分休憩(約2550m地点)
この辺も急坂が続く。石川さんのヘッドライトは電池切れ。電池の替え方が分からなかったので足元に注意しながら歩くことに。
4:24 分岐
川崎の靴底が半分ほどはがれる。結局、テントに戻ってからロープで固定した。
4:51 観音岳(5:42発)
ご来光を見る。観音岳も360度の眺望があり、甲府の町も見渡せる。
5:54 分岐
6:21 鳳凰小屋
朝食、テント撤収などを済ませる。
7:46 出発
8:22 五色の滝(8:47発)
片道3分くらいで滝壺まで下りられる。落差の大きい滝。
8;56 渡渉
9:11 白糸の滝(9:26発)
登山道のそばに展望台がある。
10:04 鳳凰の滝(10:37発)
片道10分弱で沢に下りて滝を眺めることができる。左右から水が落ちてくるのが印象的な滝。
10:45 渡渉
10:46 渡渉
10:56 分岐
南精進が滝の展望台を経由するルートを選択(地図には記載なし)。
11:00 南精進が滝展望台(11:05発)
11:09 合流点
11:12 渡渉
11:23 渡渉
11:26 20分休憩(約1470m地点)
エアリアに記載されている、青木鉱泉への山沿いルートへの分岐は見当たらなかった。また、25000分の1地図に記載されている1280m地点から川を渡るルートも見あたらなかった。
12:18 渡渉
青木鉱泉への川沿いルートの看板あり。
12:29 10分休憩(約1250m地点の砂防ダム)
法面工事中のため、いったん川を渡って迂回しなければならなかった。川の増水時は渡れないので山沿いルートを通らなければならない。
12:47 青木鉱泉
入浴料1000円。風呂は小さめ。携帯電話がつながらないので在京への連絡が遅れる&タクシーを店の人に呼んでもらう(普段はバスが出ているらしいが、この日の前後は運休していた)。
14:15 タクシーで韮崎駅へ。
タクシーの料金:7460円
コメント
・集合の際は時間にゆとりを持ちたい。電車の発車するホームは分かる限り計画書に書いた方が親切だったか
・靴擦れの予防法にはどのようなものがあるか→中敷き等で靴を足に合わせる?他には?
・靴底がはがれるというようなアクシデントに対処するために、細引きのようなものを常備しておくと安心
・下山口(温泉)で電波がつながらなかったので、もしも下山が遅れていたら温泉に入れなかった可能性もある。事前に頑張って調査すべき
・平日でもそれなりに登山客はいる