2012/9/21 韓国・済州島 漢拏山(ハルラサン)
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
韓国・済州島 漢拏山(ハルラサン)ハイク 計画書(確定版 9/19) 作成:小磯
■在京責任者 佐々木
ホテル到着後に電子メールでの連絡になる予定。
■日程 9月20日〜9月22日(実際の山行は9月21日)
■山域 韓国・済州島 漢拏山
■メンバー
CL小磯 SL高木 生駒
■集合:20日 小磯と高木 成田空港第一ターミナル 7:45
生駒さんと Goodstay EJ hotelにて 13:00
■行程
20日
09:45 成田空港発
12:20 済州島着
《直行便》KE718便にて済州島へ。 昼食は機内。
着後バスかタクシーでホテルへ。午後は観光。
21日 6:00ホテルからタクシーで観音寺コースの登山口まで移動。(約30分)
登り: 観音寺コース 観音寺野営場〜1:00〜タンラ(耽羅)渓谷待避所〜1:30〜ケミモク(蟻首)〜1:00〜ヨンジンカク(龍鎮閣)〜1:30〜頂上(8.7㎞:5時間)
下り:城板岳コース 頂上〜1:10〜ツツジ畑待避所〜0:40〜サラ待避所〜0:30〜ソクバッ〜1:10〜城板岳切符売り場(9.6㎞:3時間30分)
ツツジ畑待避所には売店が併設。
下山後タクシーまたは路線バス(5.16路線。10〜15分毎。1000〜3000ウォン)にてホテルに戻る。
在京に連絡。
22日: 夕方まで観光。
18:05済州島発 20:25成田空港着
<直行便>KE717便にて帰国。
21時頃成田にて解散。
■エスケープルート
観音寺野営場から頂上:引き返す
頂上から城板岳切符売り場まで:そのまま進む
■地図
漢拏山国立公園(スキャンしたデータを***に挙げています。)
■個人装備
□旅行鞄□洗面用具 □現金 (□クレジットカード) □パスポート(90日以上の有効期限が必要) □変圧器 □変換プラグ □着替え
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □水 □非常食 □行動食(現地で買うことも可能) □登山靴 □替え靴紐□地図(前述のページからダウンロード)
□ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □トイレットペーパー □コンパス □ライター
□計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証□新聞紙 □軍手 □筆記用具□遭対マニュアル(緊急連絡カード含む)
(□帽子 □日焼け止め □カメラ・予備バッテリー □サンダル)
■在京本部設置要請日時
2012/09/21 21:00
■捜索要請日時
2012/09/22 10:00
■備考
日没:18時23分(9月26日:ソウル)
海外旅行保険は個人で手配。
韓国に入国の際、法律上、指紋・顔写真の提供義務が免除されている者を除くすべての17歳以上の外国人入国者は、全国にある空港および港での入国審査の際、義務的に指紋・顔写真の登録が必要。
ライター・五徳・ペットボトルなどは機内持ち込みできないので預け入れの旅行鞄の方に入れること。
時差はなし。
■天候が悪い場合
小雨:長い散歩道(オルレ) 1番を歩く。
大雨:市内観光。
■参考資料、サイトなど
日本旅行 (http://tourjeju.jp/info/halla.asp)
(http://www.ne.jp/asahi/piano/yama/Jeju_Halla.html)
(http://4travel.jp/overseas/area/asia/korea/jeju/travelogue/10532713/)
(http://4travel.jp/overseas/area/asia/korea/jeju/travelogue/10589812/)
漢拏山(ハルラサン)ハイク山行記録 作成:小磯
■期日 2012年9月21日
■山域 済州島・漢拏山(ハルラサン)
■メンバー 3人
CL小磯 SL高木 生駒
■天気 登り:晴 下り:曇りのち晴れ
■行動記録
6:30 ホテル出発。フロントでタクシーを呼んでもらう。手配・早朝ということも
あって高めの値段。
6:50 観音寺コース登山口・観音寺野営場出発。
40分以上、野良猫の甘える攻撃に悶えてスピードがなかなか上がらない。
7:50耽羅渓谷で休憩。8:00出発。
8:05耽羅渓谷避難所通過。
8:23標高1000m。
9:00標高1300m。
9:05休憩9:15出発。
9:32三角峰避難所。眺めがよいので休憩。9:42出発。
9:52吊り橋。生駒さんに吊り橋の建築物としての合理性を語ってもらう。
10:00竜鎮閣避難所跡地で休憩。10:10出発。
ここから石段が急になる。
10:28標高1700m
10:41標高1800m
11:00山頂。しばし休憩。
11:30城板岳コース下り出発。
登りの登山客が多い、足場が凸凹した岩場、道端狭いなどでスピードが出ない。
一部登山道の修復箇所あり。
11:45標高1800m
12:00標高1700m
12:14標高1600m
12:27標高1500m
12:30ツツジ畑避難所。売店でカップヌードルを食べる。12:55出発。
13:10標高1400m
13:21標高1300m
13:34標高1200m
13:53標高1100m
13:58サラ避難所。休憩。14:07出発。
14:24標高1000m
14:38標高900m
15:13城板岳切符売り場到着。下山。生駒さんの満面の笑みが印象的だった。
■コメント
・観音寺コースの初めに野良猫が多分エサ欲しさにずっと付き添ってきた。すり寄
る、甘えるなどの攻撃により我々のすばやさがガクッとさがった。
・三角峰避難所付近から一気に景色がよくなる。
・竜鎮閣避難所は数年前の台風による土砂崩れにより崩壊。
・トイレは至るところにあり紙も完備。とても綺麗。
・道端が狭いので行き違いがちょっとした苦労。
・城板岳コースを上りに使う人がかなり多い。
・韓国の登山でも挨拶は基本。山ガールも多くいる。
・韓国ではスピーカーから音楽を流しながら登山するのが流行っているらしい。
・城板岳コースは岩がちで足の置き方が難しい。足裏が痛くなる。
・コースタイムよりも早く歩けたのはやはり頂上付近になってからも一貫して登山道
が整備され登りやすかったからだと思われる。
・登山道にゴミが落ちているのがちらほら見られた。
・登っている韓国人の中にはコンビニの袋を手に持ったままの人、スナック菓子を食
べながら登る人、スーツを着ている人など登山経験者からしたら信じられないほど軽
装備で登る人も多く驚いた。
まとめ
全体的にかなり整備されている。一部頂上付近では登山道が崩壊していた(最近の台
風の影響か?)が修復工事を行っていた。行程のほとんどが木か石の階段。こんなに
整備されて登りやすい山を小磯は日本では見たことがない。
危険箇所や分岐は全くなし。登山経験がなくても歩き続ける体力と時間の余裕があれ
ば登攀可能と思われる。
■山行以外のコメント
・ハングルを読める、簡単な挨拶ができる位のレベルには達しておけば良かったと後
悔した。
観光名所・有名な飲食店を除いて40代以上の人にはほぼ英語が通じないと考えて良
い。
・ホテルにPCがあったからよかったものの、街中にネットカフェを見つけるのは一苦
労。在京との連絡手段の確保としてWifiが使えるデバイスを持参した方が無難。
・ツアーより個人で航空券もホテルも手配した方が安く済むこともあるうえ、ホテル
のスペックも事前にわかって便利。手間はかかるが。
・山以外にも自然に触れることができる観光名所が多く、何日いても飽きないと思わ
れる。
・事前の下調べが重要。地図は韓国観光公社から入手。ガイドブックはるるぶ「済州
島」が一番詳しい。地球の歩き方は珍しくあまり役に立たなかった。Google mapに
予め位置情報を保存しておいたのは役立った。
・地元の人に道などを聞くときは安易に日本語表記のものを見せるのではなく必ずハ
ングル表記も添えること。
・救急箱の中身が酷過ぎた。カビが生えたまま放置しておく気がしれない。虫刺され
の薬や湿布薬も入れるべき。