2012/10/8 安達太良・石筵川
----------------安達太良*石筵川遡行計画書-----------------
■期日 2012/10/8(月)(前夜発日帰り)
■山域 安達太良山
■メンバー 6人
L宮崎 SL小谷田 *大向 *竹村 *中村 *高木
■在京責任者 徳永
■在京本部設置要請日時 2012/10/8 20:00
■捜索活動要請日時 2012/10/9 10:00
■アプローチ 10/7(日)都営大江戸線本郷三丁目駅4番出口21時30分集合、池袋あたりで竹村さんを拾ったあとレンタカーで磐梯熱海IC→銚子ヶ滝駐車場
■行程 駐車場(0:15)銚子ヶ滝入口(0:15)入渓点(1:20)15m2段滝(0:40)7m滝(0:20)12m3段滝(0:20)8m滝(1:20)二俣(0:20)奥の二俣(1:20)登山道(1:00)和尚山分岐(1:00)渡渉(0:40)銚子ヶ滝入口(0:10)駐車場
計8時間くらい。遅くとも6時までには出発したい。
■エスケープ 引き返すor左岸か右岸登山道へつめる
■地図 「安達太良山」「玉井」
遡行図(http://page.freett.com/sawanobori6/page024.htm)
■共装 テント(ライトエスパースジャンボ、小谷田)、お助け紐(小谷田*宮崎の個装)、ザイル(小谷田)、救急箱(小谷田)、車(レンタカー、小谷田)、高木君の沢道具(高木)、中村君の沢道具(メットハーネスは高木、沢足袋は宮崎が手配)、ガス一式*コッヘル(宮崎)、出発時振り分け
■食事当番 朝食は各自
■個装
□沢足袋 □ヘルメット □ハーネス □ザック □防寒具 □雨具 □下山用シューズ □シュリンゲ・下降器・環付カラビナ適宜 □行動食 □非常食
□コンパス □ライター □地図、遡行図 □笛 □ナイフ □ヘッドランプ □予備電池 □着替え □ポリタン(ペットボトル)□ロール
□保険証コピー □持病の薬 □現金 □救急用品 (□サンダル)□温泉セット
仮眠用にマット、シュラフ
※防水を忘れずに
※雨天増水に注意→エスケープor入渓しない
※湯元元湯5:30-20:00 TEL.024-984-4016 福島県郡山市熱海町熱海4-22
参考
(http://ftk-ac.net/02_sawa/2012_sawa/4658_isimusiro/4658_isimusiro.html)
安達太良*石筵川遡行記録
■期日 2012年10月8日
■山域 安達太良山
■メンバー 6人
L宮崎(28期) SL小谷田(29期) 竹村(24期) 大向(32期) 高木(33期) 中村(34期)
■天気 晴
■行動記録
10/7 21:30本郷三丁目発
10/8 1:20銚子ヶ滝駐車場
4:00起床
5:00駐車場発
6:00入渓
12:00遡行終了
13:00安達太良山山頂
13:30船明神山
15:50銚子ヶ滝
16:50銚子ヶ滝駐車場
23:00上野駅
(行動時間11:50)
今回は安達太良付近の沢を考えていたが、
吾妻大滝沢:夏向けみたいなので却下
安達太良杉田川:ネットではあまり魅力がわからなかったので却下
安達太良湯川:行ったことあるので却下
蔵王振子沢:ちと難しそうなので却下
ということで安達太良山石筵川にすることになった。
21:30に6人全員本郷三丁目に集まって出発。あとから考えると誰も本郷キャンパスには通っていない。車は小谷田さんが日産レンタカーで借りた7人用。東北道、磐越道と入り磐梯熱海ICで下りて、母成グリーンラインを通り銚子ヶ滝駐車場へ。東京から3:30くらいで着ける。が、しかし。
この母成グリーンライン、走り屋さんのコースらしく、爆音で走る車がしばしば通る。道路にはドリフトしたっぽいタイヤ痕、駐車場には円形のタイヤ痕。駐車場には2台くらい走り屋さんの車がいた。
そんな所にテント張って仮眠。
自分は大向さんとトイレを探しに駅の方へ行ってみたら、駅のトイレがあまりにきれいだったため、しばらく駅前で停滞。駅の待合室は開いていて、電気がついている。足湯があったが、9時から5時までらしく、ぬるかった。
駅周辺は仮眠場所にならなくはないが、テントを張るには気が引ける。ちなみにコンビニは1ヶ所だけあった。ICから駐車場の間にはない。
車の中で仮眠をして、4:00頃駐車場へ戻った。小谷田氏によると、3時半くらいに車の音がぱったりやんだらしい。そういや戻る時に、下の駐車場でミーティング?やってる走り屋さんたちがいた。ちなみに下の駐車場にはトイレがあった。ちょいちょい目が覚めたようで、なんかすみませんでした。
朝食を作って、5:00に駐車場出発。乾かすためにテントは張ったままで。すぐ車道に出て、あずまやの横を登山道へ入る。銚子ヶ滝の分岐を見送って、和尚山への登山道への途中から入渓(6:00)。
最初1時間くらいは特に何もないが、苔が綺麗だったり、時々釜が深かったりでとても綺麗。途中左手に崩壊地がある。巨岩帯を過ぎてしばらく行くと、2段15m滝。
幅広の滝で、正面では水しぶきがすごい。かっこいい。右手から登る。途中残置ハーケンが2カ所程。スリングがかかっているが利用はしない。小谷田さんがさくっとリード。他の人もすんなり登る。最近ロープワークが速くなって効率が良い。
2段目は右から水流沿いに登れる。そこからはしばらく綺麗なナメ。時々滝が出てくるが、難なく通過できる。7mは右から、3段15mは適当に、8mは右から(高木君先頭)。
滝が終わって二俣までの歩きが長かった。二俣は右へ。その奥の二俣を右へ。水流を外さずつめていくが、最後とうとう溝がなくなり、藪へ突入。”猛烈な藪”ってこんな感じなんだと思った。背丈より高い藪で、こちらに向かって生えているもんだからしんどい。時々後ろが来ているか声をかけながら進む。ピアスを藪に吹っ飛ばされ紛失。時々木に登ってみる。和尚山が見える。コンパスを東に切って進むと、30分くらいで登山道に出た(12:00)。遡行6時間。いいペース。
時間もあるし、天気もいいしで頂上へ行くことになった。休憩もそこそこに、出発。高木君にしても小谷田さんにしても大向さんにしても今年は百名山に大量に行ってるね。
1時間もしないで頂上に到着(13時頃)。人がいっぱい。磐梯山とかが見える。
大休止したあと、和尚山への登り返しはしんどいということで、船明神から石筵に下りることにする。北へ快適な稜線を行って沼ノ平を右に見ながら船明神へ。そこから延々と緩い下り。上部は紅葉が綺麗だった。前日までの雨の影響か時々道がぬかるんでいる。3時間近く下ると銚子ヶ滝への分岐。そこから0.8kmらしいがもっとあったような気がする。終わりが近づくといつも通り小谷田さんが元気になってきた。朝来た道に合流し、荷物をデポして滝を見に行く。48m。立派。近くへ行くと水しぶきがすごい。そこから1時間くらいで駐車場(16:50)。
テントをたたんで出発。磐梯熱海温泉で日帰り入浴できる所を探したが、結局、紅葉館きらくや(800円)になった。よかった。
1時間で切り上げ、帰途につく。途中SAで夕食。10kmくらい渋滞していたが、たいしたことはなく、23時には東京についた。上野駅で解散。
■ほか
*レンタカー、装備の手配等小谷田さんにいろいろ頼みましたが、どうもありがとうございました。
*夜の母成グリーンラインは走り屋さんのコースなのであんまり走らない方がいい気がする。道端に車とか、人とか立ってて少々怖いし。正面からドリフトされたら怖いし。
*難しくはないが、とにかく長い沢。藪もあって体力、気力がいる。登り10kmくらい、帰り13kmらしい。行動時間は11:50だった。お疲れ様でした。
*ネットの記録を見てみると、1140m付近の崖マークが切れている右岸から尾根に上がっている記録があった。こうするとおいしい所だけ遡行できる。また、船明神の方へつめると、藪漕ぎはないと思う。ただしこれは長い。
*沢初めての人は足の置き場所とか難しいと思いますが、大向さんが言っていた通り、「慣れですよ、慣れ!」
*1人4400円。やっぱり人が多いと安くなる。
おわり