2013/5/25-26 雁坂嶺・雁坂峠

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)

雁坂嶺・雁坂峠山行計画書
作成者:久光

■在京責任者:成毛
■日程 5月25(土)・26日(日)、山中1泊2日

■山域 奥秩父

■在京本部設置要請日時 2013/5/26 20:00

■捜索要請日時 2013/5/27 10:00

■メンバー(計7人)
CL久光 SL中村 ○川名 ○松本 ○小松崎 ○渡邉 ○加藤(綾)

■集合
高尾駅7:26発普通小淵沢行先頭車両

■交通
□行き
7:26 高尾—(中央本線普通小淵沢行)—8:44 塩山 1110円9:05 塩山駅南口—(山梨貸切自動車バス)—10:05 西沢渓谷入口(但し自由乗降区間により道の駅みとみで下車推奨) 1000円
※遅れた場合8:44 高尾—(中央本線普通小淵沢行)—10:10 山梨市 1110円10:21 山梨市駅—(山梨市営バス)—11:19 道の駅みとみ 900円
□帰り
直通便
10:41/14:38/16:36(最終) 川又—(西武観光バス中津川線)—三峰口駅11:18/15:15/17:13 620円
途中乗り換え
13:30/15:30 川又—(秩父市営バス川又線)—14:04/16:04 大滝温泉遊湯館 300円12:15/14:20/14:57/16:19/16:55/17:39 大滝温泉遊湯館—(西部観光バスor秩父市営バス)—12:35/14:40/15:15/16:39/17:13/18:00 三峰口駅 350円
三峰口—(秩父鉄道)—御花畑 430円西武秩父—(西武秩父線・池袋線)—池袋 750円最終:21:18 三峰口—0:03 池袋

■行程一日目 西沢渓谷入口~(1:10)~沓切沢橋~(2:30)~雁坂峠~(0:40)~雁坂嶺~(0:20)~雁坂峠~(0:10)~雁坂小屋 (計4:50)
二日目 雁坂小屋~(2:10)~樺避難小屋~(0:25)~突出峠~(0:35)~岩道場~(0:55)~登山口~(0:20)~川又バス停 (計4:25)

■エスケープルート雁坂小屋まで:引き返す
雁坂小屋から:そのまま進む

※沓切沢橋までは林道、ただしそれより上流の沢は増水時注意※登山口より川又バス停までは国道
■地図
二万五千分の一地形図:「雁坂峠」「中津峡」エアリア:「雲取山・両神山」
■食当一日目夜:松本
二日目朝:小松崎
■備考日没 5/25 雁坂小屋 18:59
日の出 5/26 雁坂小屋 4:24
日没 5/26 川又 18:56

温泉:道の駅大滝温泉 大滝温泉遊湯館 600円 大滝温泉遊湯館バス停すぐ。同バス停は直通便も経由する。
雨天時:前日19:00までに判断

■参考URL
道の駅大滝温泉 (http://www.ootakionsen.co.jp/index.html)
甲州市 バス時刻表 (http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/koutsu/detail/バス時刻表#C5)
山梨市営バス (http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/guide/house/traffic/bus.html)
秩父市内路線バス (http://www.city.chichibu.lg.jp/menu2056.html)

雁坂嶺・雁坂峠山行記録

■作成: 久光

■日程: 2013/5/25~5/26(1泊2日)

■山域: 奥秩父

■天候:
□一日目 晴
□二日目 晴

■メンバー: CL久光 SL中村 川名 松本 小松崎 渡邉(以上34期) 加藤綾(35期)

■山行記録
□5/25(土)
10:28 西沢渓谷発。10:35 道の駅みとみにてトイレ休憩。
10:41発。途中林道入口を誤認してキャンプ場内に入り込むミスあり。
11:45 沓切沢橋着。
11:56 出発。途中3か所徒渉点あり。橋はないかあっても丸木橋で増水時は注意。
12:53 休憩。
13:06 出発。沢筋から離れると一気にジグザグの急坂になるが、草原の中を通り展望は良好。
14:29 雁坂峠着。山梨県側は草原が広がり展望は良い。長めの休憩を取る。
14:57 出発。ここより奥秩父主脈縦走路。縞枯れにより荒れた景観。
15:33 雁坂嶺着。展望はあまり良くない。
15:43発。
16:08 雁坂峠着。気象通報終了を待って16:27発。
16:37 雁坂小屋着。テン場代500円。トイレはかなり綺麗。テント設営後夕食。18時半ごろより稜線を超えてガスが流れてきて天候の悪化が危ぶまれるも、持ちこたえる。月が綺麗だった。
□5/26(日)
5:00 出発。4:00起床だったが撤収はスムーズだった。途中数か所谷を横切るが道幅は狭い。一か所鎖場あり。
6:08 休憩。
6:18出発。
6:22 地蔵岩分岐。標識有り。中村、加藤綾を除く5人は地蔵岩へ。
6:25 地蔵岩着。展望は良好だが地蔵岩へ至る道は不明瞭。6:30発。
6:35 地蔵岩分岐発。
7:04 樺避難小屋。水場ありとのことだったがしばらく探すも見当たらず。7:30発。
7:52 突出峠通過。この辺りから東大演習林の表示が目立つ。
8:20 岩道場着。並行する国道方面への分岐あり。このルートはエアリアにはあるが地形図には載っていない。標識あり。
8:40 出発。急な下りが続く。道は明瞭だが、登山者が少ないらしく落ち葉が厚く積もっていて少し歩きづらい。
9:32 休憩。
9:49 出発。途中国道方面への分岐あり。このルートは地形図にはあるがエアリアには載っていない。標識あり。また途中アブの多い場所が何か所かあり早々に通過する。
9:32 休憩。
9:49発。
10:04 登山口着。地形図には川又集落近くまで国道に並行して登山道があるように書かれているが、実際には道路の改修工事によるものかエアリアの記載通り1㎞以上手前で国道に出るようになっている。(旧ルートらしき踏み跡あり。)登山届ボックスもここに設置されている。ここより国道をしばらく歩く。
10:28 川又バス停着。定刻で到着した路線バスに乗り大滝温泉にて入浴し解散。
■反省
□一日目の到着より林道に至るまでの時間がかかりすぎたのは反省すべき点。また登山道に入る前ではあるが、ルートミスを全員が許してしまったのは問題。また峠で時間を取り過ぎた結果テン場での行動時間が押してしまった。暗くなるまでに夕食は食べ終わるようにすべきだった。
□地形図による現在地の把握は全体で見ればかなりきちんと出来ていたように思う。また朝の撤営も普段と比べかなり速やかに行えたのは良かった。
■感想
□眺望も良く周りの風景も適度に変化するので、予想以上に楽しい山だった。ただし比較的登山者も多く草原を通り景色も良い山梨県側に比べ、埼玉県側はひたすら鬱蒼と茂る樹林帯が続く上、登山者が少なく道も少し荒れ気味である。登りに使うには山梨県側の方が良いかもしれない。
□一日目の鶏飯はかなりの出来だった上に皿も汚れず、正直すごいと思った。松本君に敬意を表したい。二日目の朝食はすぐに出発できたという面では良かったが、折角だしもうちょっと何か作ろうよ…という気もする。