2013/7/27-28 鷲頭山クライミング*西丹沢モロクボ沢遡行

●1日目 7/27(土)
*クライミング@古賀志山
持ち物:クライミングシューズ(西井、宮崎、大向)、ハーネス、メット、ヌンチャク(西井)、スリング等(西井)、60mロープ(宮崎)
*ただおみ温泉10-20時 500円
*宇都宮市森林公園キャンプ場
持ち物:シュラフ、マット、テント(宮崎)
●2日目
----------------那須・白水沢左俣左沢遡行計画書-------------------
■期日 2013/7/28(日)
■山域*流域 阿武隈川水系
■メンバー 4人
L宮崎 SL大向 西井 久光
■在京責任者 徳永
■在京本部設置要請日時 2013/7/28 20:00
■捜索活動要請日時  2013/7/29 10:00
■アプローチ
当日朝、車で入渓点(甲子温泉)へ
6時には入渓したい
■行程 大黒屋旅館前(1:20)1060m二俣(0:40)1100m奥の二俣(1:30)登山道
■下降路
登山道を甲子温泉へ約1時間
■エスケープ
引き返すか、つめるか、左の尾根の登山道へ
10m以前:引き返す
■地図 「甲子山」 エアリア「那須*塩原」
■共装 ザイル(45m)(宮崎)、ツェルト(宮崎)
■個装
□シュリンゲ・下降器・環付カラビナ適宜(西井、宮崎、大向) □お助け紐(宮崎、西井) □メット □ハーネス □笛 □沢足袋 □ザック
□防寒具 □雨具 (□下山用シューズ) (□サンダル) □行動食 □非常食 □コンパス □ライター □地図 □ヘッドランプ □予備電池
□着替え □ポリタン(ペットボトル) □ロール □保険証 □救急用品、持病の薬 □温泉セット □免許証 □現金
■備考
*荷物は防水、軽量化。
*甲子温泉大黒屋 恵比寿の湯10:00~13:00 630円
*遡行図(http://blogs.yahoo.co.jp/well_ksandw/5828288.html)

鷲頭山クライミング*西丹沢モロクボ沢遡行記録
 
■期日 2013/7/27(土)-28(日)
■メンバー L宮崎(28期) 大向(32期) 西井(18期) 久光(34期)
 
 当初は古賀志山*白水沢に行く予定だったものの、どうも今週末、埼玉から北の天気が悪そうだということで、前日から行き先を西井さんと相談しました。結局南の方の天気がもちそうだということで、当日朝に鷲頭山に行くことに決定。しかし初めての岩場(しかも当日朝決定)は何かとうまく行かないもので…
 
 とりあえず予約していた日産レンタカーにてCUBEを借りて8時過ぎに出発しました。4人+クライミング用具、沢用具、テントでは若干狭く、後部座席の足もとにはロープやテントを転がしました。
 
 まず東名高速で渋滞につかまり、沼津に着いたのが12時頃。さらにトポに載っていた駐車場がなぜか閉鎖されていて、車の置き場所に非常に困りました。結局色々探した後で、某店に置いておいたところ、帰ってきた時に駐車禁止の張り紙が貼られていました。なぜ駐車場が閉まっていたのかは不明ですが、今度から鷲頭山には電車、バスで行った方がいいと思いました。
 
 宮崎が車にロープやハーネスを忘れ、何回か取りに戻ったりしてしまったこともあり結局岩場に着いたのが14時頃。結果的にメインウォールをちょっと触ったくらいで終わってしまいました。
 
 岩場自体はとても良く、夏だからか他に人はいませんでした。岩場の前に広場があり、割と快適でした。ルートもそこそこの長さがありましたが、久光くんがなかなかうまく5.9のルートを登っていました。大向さんは最近秋葉原で密かに練習しているせいかスムーズでした。
 
 その後、今夜花火大会が行われるという沼津を離れ、伊豆長岡温泉に向かいましたが、いい日帰り温泉が見つからず、結局百笑の湯という健康ランドみたいなところに行きました。2時間制で確か1000円でしたが、なかなかいいところでした。駐車場の横に卓球台があり、総あたり戦で卓球をしてから帰りました。西井さんがどこで習得したのか、スピンをかけてきました。
 
 そして夕飯はファミレス*夢庵へ。ここで明日の行き先を決定。途中のコンビニで地図と遡行図をコピー、在京に連絡しました。
 
 途中沼津市内を走っている時に強い雨に遭い、高速道路も速度規制がかかっていました。24時を過ぎて西丹沢自然教室に到着、1時頃就寝しました。
 
 翌朝、6時に起床。さっさと撤収し、ゆっくり支度した後7時20分頃出発しました。
 
720西丹沢自然教室出発
1120遡行終了
1240西丹沢自然教室到着
 
 最初は林道歩き。白石沢キャンプ場跡まで45分程林道を歩きます。そこから橋を渡って、石垣の広場で入渓準備をして、適当なところから入渓しました。うまいこと堰堤をカットできたと思ったら次々と堰堤が出てきたので、もう少し先から入渓したら良かったのかもしれません。しかし気になる程ではありませんでした。
 
 最初は平凡でしたがしばらく歩くと大滝が現れます。30mらしいですが、そこまで大きいとは思いませんでした。しばらく眺めた後、左側を偵察、左の岩の間を通り抜けるルートをとることにしました。踏跡は明瞭で、最後のチムニー状の所にはお助けスリングがかかっていました。ただし落ちると危ないところなので上からロープを出しましたが、ルートが屈折している上、木に引っかかるため、あとから思うとリードで行ったほうがよいと思いました。
 
 そこから上は綺麗なところがしばらく続きます。釜で泳いだり、直登したり、へつったり。西井さんと久光くんは泳いでいました。久光くんは積極的に飛び込んでいましたが、寒くはなかったそうです。
 
 石積み堰堤を越えてからは、ゴーロ歩きになります。その後水晶沢との分岐がありますが、うっかりしていると見逃しそうです。水晶沢は直進、モロクボ沢は左に折れますが、水量が遡行図のと違って1:1くらいのため、わかりにくいです。コンパスで確認します。
 
 あまり長時間歩きたくなかったため、予定通り900m地点で左へ進路を取り、善六ノタワへつめることにしました。沢筋をつめていきましたが、早めに尾根に上がろうとすると、この辺り一帯はザレザレなので登るのが非常に大変です。最後は急傾斜の尾根を登って善六ノタワより少し1119ピーク寄りに出ました。
 
 そこからは登山道。途中結構激しい雨に降られたり、小学生の団体を追い越したりして、下山しました。西丹沢自然教室に着くと雨はやんでいましたが、結果的に早く下山できてよかったと思います。沢自体は、水もきれいで、大滝、巻き、小滝直登、読図、ツメと、一通り揃っている沢だと思いました。善六ノタワへショートカットすると遡行時間も短くできる点がよいと思いました。
 
 その後はぶなの湯に寄り、また渋滞している東名道で帰京、20時頃上野駅にて解散しました。
 
 フリークライミングも、沢登りもやろうというちょっと盛りだくさんな計画になってしまい、荷物が多くなったりして大変でしたが、なんとか無事終了してよかったと思います。天候に振り回されてしまったため、少しだらだらしてしまい沢もクライミングも短い時間しかできませんでしたが、お付き合いいただいたメンバーの皆様、どうもありがとうございました。また行きましょう。