2013/9/5-9 屋久島

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
屋久島山行ver1.0(9/4更新) 作成:小山
 
■在京責任者 石塚
■在京本部設置要請日時 9月9日 18:00
■捜索活動要請日時 9月10日 10:00
 
■日程
9月5日(木)~9日(月)
4泊5日(山中2泊3日)
 
■山域 屋久島
 
■メンバー 5名
CL 小山 SL 大向 新井 石川 横山
 
■集合: 9月5日 成田国際空港第二ターミナル 国内線エリア2F(本館南側) Jetstar チェックインカウンター前 11:30
構内地図:(http://www.jetstar.com/jp/ja/planning-and-booking/at-the-airport/airports-and-terminal)
       
■交通
(行き)
空港第2ビル駅までの主な行き方
①日暮里からスカイライナー  36分 2400円 (10:05-10:41, 10:45-11:21)
②東京駅から成田エクスプレス   51分 2740円 (10:03-10:54,10:33-11:27)
③日暮里から京成本線特急 成田空港行き乗車 (9:34-9:54,10:17-10:31) 
 京成高砂で京成成田スカイアクセス線(アクセス特急)に乗り換え 計57分 1200円 (10:01-10:53,10:32-11:14)
④日暮里から京成本線(特急) 1時間13分 1000円 (9:58-11:10,10:17-11:30,10:38-11:49)
⑤東京駅から高速バス 東京シャトル乗車 「第2ターミナル南(17番のりば)」下車 1時間5分 900円 (10:00-11:05,10:20-11:25)
東京シャトルHP:(http://www.keiseibus.co.jp/kousoku/day/nrt16.html)
⑥東京駅から高速バス 「THEアクセス成田」乗車 「第2ターミナル17番」下車 1時間5分 1000円 (9:31-10:35,10:31-11:35)
THEアクセス成田HP:
(http://accessnarita.jp/)
 
(帰り)
①空港第2ビル22:21-(京成成田空港線スカイライナー)-日暮里22:57 2400円
③空港第2ビル22:32(最終)ー(京成成田スカイアクセス線アクセス特急)-日暮里23:29 1200円
④空港第2ビル22:42-(京成本線通勤特急)-日暮里23:54 1000円
⑤空港第2ビル「第2ターミナル南19番」22:25-(東京シャトル)-東京23:30 900円 (22:45-23:50,23:05-0:10,23:15最終-0:25)
⑥空港第2ビル「第2ターミナル19番」22:35(最終)-(ThEアクセス成田)-東京23:40 1000円
 
■行程
一日目
13:30 成田空港発 (Jetstar航空 GK165 Airbus A320乗車)
空港での流れ:
出発予定時刻の1時間前までに空港カウンター(第2ターミナル2F)で受託手荷物の預け入れを済ませ、30分前までに搭乗ゲートへ行く。
15:35 鹿児島空港着
18:00 谷山港から"フェリーはいびすかす"に乗車 学生割引適用で2560円
21:40 種子島着 (この日は船中泊)
 
谷山港・七ツ島埠頭への行き方
①鹿児島空港(2番乗り場)ー(空港連絡バス)ー鹿児島中央駅  1200円(15:40-16:20,16:00-16:38,16:10-16:48,16:20-16:58,16:30-17:10,16:50-17:28,17:00-17:38)
鹿児島中央駅からタクシーで谷山港へ 4000円
②鹿児島中央駅-(JR指宿枕崎線 喜入・指宿・山川方面)-坂之上駅 18分 270円(16:26-16:44,16:37-16:58,17:12-17:30,17:29-17:49,17:50-18:08) 
坂之上駅ーコミュニティバス「あいばす」谷山南部地域線 草野ルート-鹿児島ふるさと物産館 150円 (17:11-17:21) 099-216-1113
谷山港まで徒歩10分
または坂之上駅からタクシー(玉林タクシー) 約15分 1100円 099-261-4181
③鹿児島空港ー(空港連連絡バス 谷山線)ー卸本町中央 55分 1400円(16:00-16:55) 卸本町中央からタクシーで約15分
 
※もし、飛行機の遅れ等によりフェリーに乗れなかった場合:鹿児島市内に宿泊
次の日の朝、下記のどちらかの方法で屋久島へ
①フェリー屋久島2利用 (片道3000円) 8:30鹿児島発 12:30屋久島着
②ジェットフォイル トッピー&ロケット利用(片道8200円) 7:45鹿児島発 9:45屋久島着(10:20-13:30,12:00-13:45,13:20-15:05,16:00-18:30)
 
二日目
5:10 種子島発
7:00 屋久島(宮之浦港)着
宮之浦の屋久島観光センター(8:00開店)でカートetc..を調達+登山届を提出  
8:41宮之浦港入り口ー(屋久島交通バス)ー9:59ヤクスギランド 1310円
※乗り遅れた場合:9:11宮浦港入り口ー(まつばんだ交通)ー9:47安房 810円  
安房からタクシーでヤクスギランドへ 約35分 5000円
 
太忠岳ピストン(5:00)またはヤクスギランド内散策
ヤクスギランドからタクシーで淀川入り口へ 約20分 4000円
淀川入り口〜(0:40)〜淀川小屋
またはヤクスギランドー(屋久島交通バス)ー紀元杉 14:12-14:32 300円
紀元杉〜(1:30)〜淀川小屋
 
三日目
淀川小屋〜(1:45)〜花之江河〜(0:20)〜黒味岳分岐〜(0:30)〜投石平〜(1:00)〜栗生岳〜(0:40)〜宮之浦岳〜(0:20)〜焼野三叉路〜(1:20)〜第二展望台〜(1:00)〜新高塚小屋 (計6:55)
*黒味岳往復:50分
 
四日目
新高塚小屋〜(1:00)〜高塚小屋〜(0:10)〜縄文杉〜(0:20)〜夫婦杉〜(0:30)〜ウィルソン杉〜(0:30)〜大株歩道入り口〜(1:10)〜楠川分かれ〜(1:00)〜辻峠〜(0:20)〜白谷山荘〜(1:00)〜白谷雲水峡バス停 (計6:00)
白谷雲水峡からバスで宮之浦の宿「やくしま89」へ
屋久島交通バス(11:40-12:07,14:40-15:07, 最終16:10-16:37 500円)
 
五日目
10:00チェックアウト
13:30 宮之浦港発 フェリー屋久島2乗車 学割で3000円
17:40 鹿児島本港区南埠頭着
20:05 鹿児島空港発 (GK168 Airbus A320乗車)
※出発予定時刻の30分前までにチェックイン、受託手荷物の預け入れ(鹿児島空港 国内線ターミナル1F)を済ませ、25分前までに搭乗ゲートへ行く。
22:00 成田空港着
 
空港までの行き方
①天文館バス停まで徒歩で移動(約20分)
天文館発-(鹿児島空港連絡バス)-鹿児島空港着 1200円(18:00-18:55,18:15-19:10,18:30-19:25)
②高速船ターミナルー(鹿児島空港連絡バス)ー鹿児島空港 1200円(18:30-19:25)
③鹿児島駅まで徒歩20分ー鹿児島駅ー(JR日豊本線 国分行き)ー加治木駅 36分 450円(17:50-18:23,18:10-18:46) 
加治木駅ー(空港連絡バス)ー鹿児島空港 330円(18:35-18:56,18:50-19:11,19:01-19:22)
 
■エスケープルート
・第二展望台まで:淀川登山口まで引き返す
 第二展望台から宮之浦岳:1:40
 宮之浦岳から淀川登山口まで:4:25
・第二展望台〜楠川分かれまで:荒川口へ
第二展望台から楠川分かれまで:4:40
 楠川分かれから荒川口:1:10
・楠川分かれ以降:白谷雲水峡まで進む
 
■地図
2.5万分の1:「屋久島」
エアリア:「屋久島」
 
■共同装備
救急箱(アゲハ):横山
テント(赤ダン1):小山
ポール(赤ダン1):新井
鍋・おたま・しゃもじ:大向
ヘッド×2(緑3,4):石川
カート×2(現地で調達):新井
 
■個人装備
□ザック □ザックカバー □サブザック □雨具 □防寒具 □水 □非常食 □行動食 □登山靴
□替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □トイレットペーパー □地図 □コンパス
□ライター □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □新聞紙 □軍手 □筆記用具
□温泉セット □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □コッヘル □武器 □サンダル □着替え 
□シュラフ □銀マ □日焼け止め □洗面用具
必要に応じて:□帽子 □カメラ・予備バッテリー □ラジオ □天気図用紙
 
■食事当番
    朝   夕
1日目 ーー 各自
2日目 各自 大向
3日目 石川 小山
4日目 新井 ーー
5日目 ーー
予備  横山
 
備考
・手荷物1個(高さ56cm 幅36cm 奥行き 23cm以内)+小型品目1個(座席下に収納できるもの ex.ハンドバッグ、パソコン等) 合計重量10kgまでは機内持ち込み可
・預け入れ荷物(ザック):15kgまではすでに申請済み(超過する場合:+750円/kg 最大で32kgまで可)
・日の出:5:57 日没:18:35 (9月6日)
・ヤクスギランド:入場料(協力金)300円 白谷雲水峡:協力金300円
・各コースタイム
 白谷雲水峡から新高塚小屋:7:00
 新高塚小屋から淀川小屋:7:05
・NHKラジオ第1 鹿児島:576kHz
・NHKラジオ第2 鹿児島:1386kHz
・NHK FM 鹿児島:85.6kHz 種子島:84.4kHz
 
■参考資料、サイトなど
Jetstar HP
(http://www.jetstar.com/jp/ja/home)
 
フェリーはいびすかす 
(http://www.yakushimaferry.com/)
 
フェリー屋久島
(http://www.ferryyakushima2.com/)
ジェットフォイル トッピー&ロケット
(http://www.tykousoku.jp/)
 
グリーンメッセンジャー(ウミガメ観察ツアー)
(http://www.greenmessenger-yakushima.com/eco-tour-guide/umigame.html)
やくしま89
(http://yakushima89.com/info_room.html)
 
屋久島観光協会
(http://www1.ocn.ne.jp/~yakukan/index.htm)
各小屋情報
(http://www.realwave-corp.com/08climbing/03/)
鹿児島空港
(http://www.koj-ab.co.jp/)

屋久島山行記録 作成者:小山
 
■日程 2013/9/5(木)-9/9(月)
 
■山域 屋久島
 
■天候
 1日目 晴れのち曇り
 2日目 晴れ時々曇り
 3日目 晴れ時々曇り
 
■メンバー 5名
CL小山 SL大向 新井(柚) 石川 横山
 
■オーダー
1日目 太忠岳 新井 小山 横山 石川 大向
    ヤクスギランドー淀川登山口 新井 横山 石川 大向 小山
二日目 高盤台展望所まで 大向 横山 石川 新井 小山
    黒味岳分岐まで 小山 横山 石川 新井 大向
    黒味岳ー宮之浦岳 石川 新井 横山 小山 大向
    宮之浦岳ー新高塚小屋 横山 小山 石川 新井 大向
三日目 夫婦杉まで 小山 石川 横山 新井 大向
    それ以降 新井 石川 横山 小山 大向
 
■コース
一日目:ヤクスギランド-太忠岳ピストン-淀川入り口-淀川小屋
二日目:淀川小屋-花之江河-黒味岳-投石平-栗生岳-宮之浦岳-焼野三叉路-新高塚小屋
三日目:新高塚小屋-高塚小屋-縄文杉-ウィルソン杉-楠川分かれ-辻峠-白谷雲水峡
 
 
■行程
1日目(9月6日)
7:10 フェリーはいびすかすで宮之浦港着
7:30 公園で朝食をとる
8:00 屋久島観光センターでカートを2つ調達+登山届け提出
8:43 宮之浦バス停から屋久島交通バス乗車
9:15 合庁前にて紀元杉行きに乗り継ぎ
9:59 ヤクスギランド到着 管理棟で荷物を預かってもらう この際淀川入り口までのタクシーを電話で予約しておいた. 安房タクシーは出払っていたため,まつばんだ交通のタクシー(5人乗り)を14:00に予約
10:25 準備をしたのち,出発 
    14:00までには下山すると決め,コースタイムは往復5時間と書いてあったので,行けるところまで行こうということになった.一番早く行ける荒川歩道を進むことに決定
10:34 荒川橋 水が透き通っていて綺麗
10:54 ヤクシカに遭遇 体の斑点模様がかわいらしい
10:56 ひげ長老 島内の小学生が命名したと看板に書いてあった
11:00 蛇紋杉 ベンチで休憩
11:12 遠方にヤクザルを発見 二匹で仲良く毛繕いをしている姿に癒される
11:25 天文の森
11:30 水場で小休止 水が冷たくて気持ち良い
11:50 休憩
12:00 出発 近くにリンゴツバキの実が沢山なっていた 小振りでかわいい
    これ以降ロープがあるところが3カ所あった
12:13 あと1kmの表示 先を進むか話し合い,進むことに決定
12:44 天柱石到着 天柱石の手前の岩まで登り,間近で天柱石をながめる.想像以上に大きかった.
    14:00下山は難しいと判断し,タクシー会社に電話 14:45に来てもらうことにする Docomoの電波状況は良かった
12:57 出発
13:50 水場で休憩
14:13 下山 タクシーがすでに来て待っていてくれたので乗車
14:25 出発
14:50 紀元杉到着 運転手さんが紀元杉で車を止め,紀元杉について色々と説明してくれた.樹齢3000年と聞き驚く
15:05 紀元杉出発
15:12 淀川登山口到着
15:25 準備をしたのち,出発
15:38 ヤクシカに遭遇
16:06 淀川小屋到着 すでに4,5パーティー到着していたが,小屋内にはスペースが十分にあった.
    小屋に荷物を置き,小屋の前のテン場で夕食の準備を開始
17:00 夕食 この日は麻婆茄子 山で茄子が食べられるのは幸せ
    デザートに柚さんが川で冷やしたあんず棒を振る舞ってくれた
    翌日の飲料用の水も沸かしておいた
19:20 就寝 
 
 
備考:
・太忠岳のコースの途中で天柱石が見えるのではと期待していたが,頂上に行くまで一度も見えなかった.
・太忠岳の往復はコースタイムが5:00であったが荷物がないこともあり今回は4時間かからずに往復できた.
 しかし下りではかなり急ぎ足になってしまったので,登るかどうかの判断をもっと早くしておくべきであった.
・ヤクスギランドから淀川入り口までのタクシー代は,5人で6000円だった(大型車料金+送迎代込み) 
・淀川小屋で水場と書いてあったのは川のことであった.もちろん要煮沸 
・小屋は無人小屋だが綺麗で快適だった 小屋の前にはスペースは狭いがテラスがあり,雨が降った場合はそこで調理することもできる
・テン場は4~5張り出来るくらいのスペースであった.
 
二日目
3:30 起床
4:00 朝食 野菜スープ+もち もちは薄切りのものを用いたため調理時間を短縮できた
5:20 準備を済ませ出発
5:54 1500m付近で休憩
6:06 出発
6:30 高盤岳展望所到着 休憩 靄がかかっていて展望はあまりきかないが,遠方に天柱石が見えた.
6:42 小花之江河通過 これ以降花之江河までは木道となる
6:56 花之江河到着 
7:06 花之江河出発
7:18 黒味岳分岐
7:36 荷物を邪魔にならない場所に置き,黒味岳へ向けて出発
8:07 黒味岳頂上到着 急な岩場や細い道が多く,想像していたよりもきついルートであった.ロープのある箇所が5つくらいあった,
   途中高山植物が数種類見られた.数分前に到着したパーティーが頂上で「海だ!」と叫んでいるのが聞こえ期待していたが,自分たちが到着した時にはガスってしまい,海は見られなかった,残念.
8:36 出発
9:05 黒味岳分岐に戻ってくる
9:18 出発
9:53 投石岳到着 休憩 近くにヤクシカがいた 名前の通り大きな岩がごろごろしている
10:01 出発 途中岩陰にカエルを発見 ここから扇岳までは景色も良く快適な稜線歩きだった 
11:01 扇岳にて休憩 ヤクシマトゲオトンボらしいのが近くを飛んでいた この辺りはおもしろい形をした岩が多かった 
11:14 出発 
11:36 栗生岳通過  
11:55 宮之浦岳到着  展望はあまりきかなかったが,頂上は開放的で気持ちが良かった
12:24 出発
13:01 平石通過
13:34 第ニ展望台と第一展望台の中間地点で休憩
13:58 出発
15:00 新高塚小屋到着
    小屋に入ろうとするが,扉が開かない しかし扉の接触が悪かったのが原因のようで,何度か試しているうちに無事開き,中に入ることができた,
    小屋には「シカ・ネズミ注意」の張り紙があった.
16:00 小屋に荷物を置き,整理をしたあと食事の準備開始
17:00 夕食 この日は野菜スープ+ちらし寿司 
    夕食中は近くにヤクシカが来て,においを嗅ぎながら私たちの食事風景をずっと眺めていたが,特に何も危害を加えられることはなかった.
    翌日の分の飲料水を沸かしておく
19:15 就寝
 
 
備考(小屋情報):
・水場は要煮沸
・小屋の扉にはネズミ,シカ対策のため毎回きちんと閉めること,と書いてあった
・ネズミに食糧を漁られないように,荷物は天井に吊るすことができるようになっていた.
・トイレは小屋から少し離れた所にある.
・テン場はかなり広く,15~20張りくらいは出来るくらいのスペースであった.
 
 
三日目
3:30 起床
4:00 小屋の前のベンチで朝食をとる この日はお茶大の避難訓練の際に頂いた保存食のわかめご飯と五目ご飯をありがたく頂く
5:23 出発
6:10 木陰から朝日が差し込む
6:17 高塚小屋 つい数日前に立て替えられたとあって綺麗だが,収容スペースはかなり少ないよう(10数人程度?)であった
6:23 縄文杉到着 ロープが張ってあって近くまでは行けなかったが,その威容に圧倒される
6:48 出発
7:10 夫婦杉
7:16 大王杉 近くにヤクザルとヤクシカがいた
7:22 近くの木で鳥を発見 横山さんに解説してもらう
7:54 ウィルソン杉到着 切り株の中から上を見上げると本当にハート型になっていた
8:18 出発
8:50 大株歩道入り口 これ移行はトロッコ道となる
9:35 三代杉付近で休憩
9:47 出発
9:55 楠川分かれ 
10:23 休憩
10:35 出発
10:49 辻峠到着
11:03 太鼓岩へピストン
11:11 太鼓岩着頂上は結構広かった. ガスっていて展望はあまり得られなかったが,清々しかった
11:37 出発
11:49 辻峠へ戻ってくる
12:03 出発
12:30 白谷山荘通過  
12:34 くぐり杉通過 ここから楠川歩道を進む
12:43 苔の沢 沢の水が透き通っている もののけ姫の森という雰囲気が感じられた
13:00 飛流落しの滝辺りで休憩 水の勢いが力強い
13:20 白妙の滝通過
13:33 白谷雲水峡バス停に到着 
 
 
 
■反省・備考
・登山道はよく整備されており迷うこともなく歩きやすかった.
・小屋はどこも比較的新しく,また整備が行き届いていて快適だった.
・小屋では他の人が就寝してから荷物の整理をすると迷惑がかかるので,明るいうちに食事に使うものや寝具など必要なものはすべて取り出し,整理しておくべき. 
・ルート中の水場はすべて要煮沸だったが,それを事前に把握していなかったのは反省すべき点である,今回は無事カートが足りたが,飲料水のことも考慮していないと途中でカートが足りなくなり飲料水が確保できなくなる恐れがあるので,事前にきちんと水場情報は調べておくべきであった.
・縦走客が非常に多い8月のピーク時には混雑のため山小屋に宿泊できないことが多々あるようだが,この時期は縦走客は少なく,山小屋には宿泊するスペースが十分にあった.しかし新高塚小屋で扉がはじめ開かなかった時のように,山小屋に泊まれないという事態も起こりうるので,テントは持って行くべき
・白谷雲水峡〜縄文杉の間は観光客が非常に多く混雑しているため,道を譲り合ってすこしづつ進まなければならなかった.この区間は混雑することを見込んで,時間に余裕を持って行動するべきである.
・宮之浦岳縦走の際は,淀川登山口から出発した方が登りがきつくなく,また道が混雑することも少ないため登りやすい.
 
 
<屋久島までの交通について>
フェリーはいびすかす(鹿児島〜屋久島間利用)
.谷山港は非常に分かりづらい場所にあるため,タクシーで行くのが無難である.
・学割は学生証ではなく,JRの学割証明書が必要になるので注意
・船内には6つくらい部屋があり(女性専用の部屋は二部屋),各部屋にはテレビ,毛布,枕が置いてあった.
・沖に出てからはかなり揺れたが,夜は種子島で停泊であるため快適に寝られる.
・船内には飲み物とカップ麺の自販機しかないので,食料は事前に準備しておくべき
 
フェリー屋久島2(屋久島〜鹿児島間利用)
・船内はかなり綺麗で,設備が充実していて快適 
・学生証で学割料金が適用される
・ほとんど揺れない
 
■全体的な感想
今回はヤクシカやヤクザルなどの野生動物や,長い時の流れを感じさせる屋久杉,苔むした原生林,特徴的な形の巨岩,澄んだ川等々,他の山では味わえない独特で神秘的な雰囲気を堪能でき,大変充実した山行になった.
また屋久島は一年を通して雨が多いことで知られているが,今年は雨が少ないらしく,一度も雨に降られなかったため,快適な山行であった.
もし機会があれば,次はシャクナゲの綺麗な6月に行ってみたい.