2013/9/30 榛名山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)

榛名山行計画書 Ver.2
作成者:松本

■在京責任者 中村

■日程 9/29(日)

■山域 榛名

■在京本部設置要請日時 2013/9/29 20:00

■捜索要請日時 2013/09/30 09:00

■メンバー(計4人)
CL松本 SL小松崎 ○久光 ○岸

■集合
JR新宿駅
15番線(山手線外回り)06:00集合、先頭車両(池袋寄)に乗車
※新宿以外で乗車する場合は松本にご一報下さい。

■交通

【行き】
○鉄道
新宿06:04─(山手線外回り・池袋方面行)─池袋06:13
池袋06:22─(埼京線・大宮行)─赤羽06:30
赤羽06:36─(高崎線・高崎行)─大宮06:52─高崎08:15(1,890円)
○群馬バス
高崎駅西口08:30─榛名神社09:40(1,070円)

【帰り】
○群馬バス
ヤセオネ峠15:05/16:05─伊香保バスターミナル15:48/16:48(640円)
○関越交通
伊香保バスターミナル─渋川駅(550円)所要約30分
※1時間に3本、鈍行で帰宅可能な最終19:52発(最終21:29)
○鉄道
<渋川駅時刻表(高崎方面)>
17:09/17:24/18:07/18:32/19:14/19:33/20:15/20:48/21:31/21:48

■行程
*榛名神社参拝
榛名神社~(0:30)~九折岩~(0:40)~天神峠~(0:20)~氷室山~(0:30)~天目山~(0:15)~七曲峠~(0:15)~三ッ峰山分岐~(0:15)~三ッ峰山~(0:10)~三ッ峰山分岐~(0:15)~松之沢峠~(0:40)~相馬山分岐~(0:30)~相馬山~(0:25)~相馬山分岐~(0:20)~ヤセオネ峠(計5:05)
※遅れた場合
三ッ峰山をカット

■エスケープルート
天目山まで:榛名湖バス停へ下山
七曲峠まで:榛名湖方面へ下山道あり
松之沢峠付近:榛名富士方面へ車道あり
それ以降:そのまま進む

■地図
2万5千分の1地形図:「伊香保」「榛名湖」
エアリア:『赤城・皇海・筑波』

■共同装備
救急箱:松本

■食事当番
昼:各自

■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □日焼け止め □帽子 □水 □非常食 □行動食 □登山靴 □替え靴紐 □ヘッドランプ □予備電池 □ゴミ袋 □トイレットペーパー □地図 □コンパス □計画書 □常備薬 □学生証 □健康保険証 □現金 □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む)□温泉セット □新聞紙 □軍手 □ライター□筆記用具

■備考
*日没予定時刻(群馬県高崎市)
9/30 日の入り 17:30
*雨天時中止:前日17:00までに判断
*榛名伊香保温泉フリーパス
 料金:1,700円(1日間有効)
 区間:高崎駅~榛名神社~ヤセオネ峠~伊香保バスターミナル
 発売箇所:JR東日本 びゅうプラザ各店舗 
 ※10円お得になります…が中止のリスクを考え購入しない方がよいと思われます。
*榛名神社は数多くの文化財を有した県下有数の観光名所です。
*温泉:伊香保温泉(日帰り温泉多数あり)
    ・石段の湯(400円) ・黄金の湯館(680円) ・お宿かつほ(500円) 
等

■参考資料
榛名神社公式サイト (http://www.haruna.or.jp/)
株式会社群馬バスHP (http://www.gunbus.co.jp/)
関越交通株式会社HP (http://kan-etsu.net/)
群馬バス フリーパス(http://www.gunbus.co.jp/amenohisinya/2012.4.11EPSON003.pdf)
伊香保温泉日帰り入浴施設 (http://www.hotels-ikaho.or.jp/ikaho_map_daytrip.pdf)

榛名山山行記録
作成者:松本

■日程 9/29(日)

■山域 榛名

■天候 曇のち晴れ

■メンバー(計4人)
 CL松本、SL小松崎、久光、岸

■オーダー
 松本─小松崎─久光─岸

■総括
榛名山上から眺められるであろう(と勝手に推測していた)榛名湖と榛名富士が奏でる雄大な旋律には多分に期待を寄せていたのであるが、尾根伝いは木々に囲まれ眺望が開けること是無く、我等が期待は悉く打ち破られたのであった。更に我等を閉口せしめたるは起伏ある毎に敷設された木製の階段である。歩き難きことこの上ない。それでも相馬山は登山と云うに相応しく、岩場の鎖場や鉄梯子を経て山頂に立つ爽快感は筆舌に尽くし難い。
抑々榛名山に登らんと欲した主目的は、榛名神社と伊香保温泉にあったのであるが、それらを結ぶ榛名山が古来より信仰の場であったことは、日本文化を堪能せんとする此度の観光に於ける仕合せであったと云えよう。

■山行記録
09:40 榛名神社着
参道には多数の宿坊が軒を連ね、江戸期の名残を感じさせる。随神門をくぐり更に森を深く行けば奇岩が我等を出迎える。断崖の上に聳えるは化政文化の粋を極めたる社殿群である。これだけで大いに満足。
10:40 榛名神社発
予定では山道を行き天神峠を目指すつもりであったが、榛名神社の余りの美しさは時の経つのも忘れさせ、随分と時間が押してしまった為、バスに乗車。
10:50 榛名湖
本来なら天神峠で降りるべきところ、榛名湖を見たい慾もあって終点まで乗車。湖上にはえる榛名富士は絶景。結局、湖と富士の構図は此処でしか見ることが出来なかった。
11:00 関東ふれあいの道入口
車道を上がる途中に笹の生い茂るなか辛うじて(不明瞭なる)道を発見。引き返すことも念頭に進むと真面な登山道に出る。此処から先、木製の階段が延々と続く。
11:14 氷室山着
11:20 氷室山発
11:40 天目山着
11:45 天目山発
途中、三ッ峰山への分岐があるはずだが(実際其処へ行くつもりであった)、地形図に記載なく、また看板も無かった為に見落としてしまった(正確には、それらしき分岐を発見するも、地図にも看板にも表示されぬ道を行くことを控え最短ルートを選択した)。
12:25 松之沢峠
12:41 行人洞
行者が籠って身を修めていたのであろう。磨墨峠途上に分岐があり、ぶらり立ち寄ってみた。
12:48 磨墨峠着
此処で昼食。
13:03 磨墨峠発
13:20 相馬山分岐
鳥居をくぐると岩場が続き、急な箇所には鉄製の梯子がかけられ鎖場も存在する。途中、墓石や供養塔が一所に集められている。
13:45 相馬山山頂着関東平野を一望。目下には前橋、高崎の市街地が広がり、遠く赤城の山まで眺望できる。然し榛名湖方面(北側)は木々に覆われて見えない。安中在住の初老の紳士と雑談。
14:08 相馬山山頂発
14:30 相馬山分岐
14:46 ヤセオネ峠着

■反省・備考
・伊香保温泉にて関所跡を発見。街道筋でもないのに珍しい。建物が復元されてい
る。
・「石段の湯」は瓦葺で趣あるも内部はごく普通の公衆浴場。当地で最も安い400
円。
・「山行」などと仰々しく宣伝して仕舞ったが、実際にはハイキングであり、所謂「観光地化された」山であった。
・山行中、下の道路から絶えず響く自動車のモーター音が耳障りであった上、舗装された車道を跨ぐこともあり、興醒めな面も否定できないが、相馬山頂からの眺望は一見の価値あり。