2013/10/12-14 鳳凰三山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
鳳凰三山山行計画書ver.1.0 作成者 佐々木
■在京責任者 田代
■日程 10/11夜発、10/12~10/14(予備日1日)
■山域 南アルプス
■メンバー
CL佐々木 SL成毛 小松崎 尾田
■集合
高尾駅22:04発 JR中央本線甲府行 先頭車両にて
高尾以外で乗車の場合、佐々木まで連絡すること。
なお、佐々木は下記の様な電車で合流する予定。
■アプローチ
行き
高尾22:04~(JR中央本線甲府行)~23:30甲府 1450円など
※新宿から甲府は学割が適用可能。
遅れた場合
高尾22:26~(JR中央本線小淵沢行)~23:58甲府(最終)
(佐々木用)高田馬場20:55~新宿21:01着 新宿21:05~中央線通勤快速高尾行~立川21:34 立川21:46~中央本線~甲府23:30
2210円(学割1760円)
帰り
青木鉱泉 8:50/12:15/15:00/17:00~韮崎駅9:45/13:10/15:55/17:55 1700円
韮崎駅16:48/18:05///21:20/~新宿駅20:10/20:53///24:05(最終)2520円(学割可)
■行程
0日目
甲府駅で駅寝
1日目
甲府駅南口六番乗り場4:20/7:00~広河原5:30/8:12 1,380円
夜叉神峠登山口~1:00~夜叉神峠~2:00~杖立峠~2:00~苺平~0:40~南御室小屋
(計5:40)
2日目
南御室小屋~1:20~薬師岳~0:45~観音岳~0:30~分岐~0:40~鳳凰小屋
~1:20~地蔵岳~0:40~鳳凰小屋(計5:15)
3日目
鳳凰小屋~0:20~北御室小屋跡~1:10~白糸滝~1:00~南精進滝~1:30~青木鉱泉
(計4:00)
※地蔵岳で御来光を見ても良い
■エスケープルート
南御室小屋まで:引き返す
南御室小屋から観音岳:小武川方向に下山
観音岳~鳳凰小屋:青木鉱泉まで下山
それ以降:そのまま進む
■地図(後で調べる)
2.5万分の1 「鳳凰山」「夜叉神峠」
エアリア 「甲斐駒・北岳」
■在京本部設置要請日時
2013/10/14 21:00
■捜索要請日時
2013/10/15 9:00
■備考
日の出(10/15) 甲府 5:52
日の入り(10/15) 甲府 17:11
雨天の場合:11日13:00までに判断
南御室小屋:水場あり。一人一泊500円
鳳凰小屋:水場あり。一人一泊800円
温泉 青木鉱泉 10:00~24:00 1000円
鳳凰三山山行記録
■作成:佐々木
■日程: 2013/10/12(土)~10/13(日) 山中1泊2日 予備日1日
■山域: 中央アルプス
■天候: 2日とも快晴
■メンバー、オーダー:
CL佐々木、尾田、小松崎、SL成毛
■行動記録
○0日目
甲府駅での駅寝。事前に得ていた情報では甲府駅での駅寝は難易度が高そうだったが、4:00発のバスを狙う駅寝族は意外と多く、バス停のベンチで寝ている人も居た。我々は12:00くらいに駅のイベントスペース的な所で就寝。
○1日目
3:30 起床。寝た気がしない。佐々木はバスの中で寝ようと決心する。
4:00 広河原行きのバス発車。利用客が多く4便で運行。佐々木は隣に座ったおじさんにずっと話しかけられて眠る事が出来なかった…! !︎
5:30 夜叉神峠登山口着。40発。
6:50夜叉神峠着。白峰三山の眺めが良いらしいが、生憎雲がかかって見えない。7:00発。
8:00 2177m付近。10発。
8:40 2309m付近。東側の眺めが良い。各自写真を撮るなどする。55発。
9:30
苺平着。夜叉神峠〜苺平の間は意識的にゆっくり歩いたが、それでもエアリアのコースタイムよりだいぶ早く着いた。(エアリアで4:00→2:30)45発。
10:10
南御室小屋着。小屋には自販機があって現代的だと思った。本来ならここでテント泊の予定だったが時間が大幅に余っていたためメンバーの様子、天候などを考慮して鳳凰小屋まで移動することを決定。30発。
10:58 2587m付近着。メンバーは皆寝不足で辛そう。11:05発。
11:23 砂払岳。南アルプス、富士山の眺めが良い。砂の稜線。
11:37 薬師岳山頂着。まともに立っていられない程度の強風。12:05発。
12:36 観音岳山頂着。甲斐駒ケ岳がカッコ良い。風が強く寒いためテント場まで行く事にする。13:03発。
13:47 鳳凰小屋着。テントを張って夕食を作りまったりしてから19:00頃就寝。ダウンを着てシュラフに入ったがそれでも寒かった。
◯2日目
3:30 起床。朝食を食べて地蔵岳へ向かう。4:49発。
5:33 地蔵岳山頂着。御来光を見ようという人は多く行列の中を歩いた。
5:45
日の出。景色を楽しむ。地蔵岳のピークにはオベリスクと呼ばれる巨大な岩の尖塔があるのだが、佐々木、成毛、小松崎はオベリスクの上部まで行く。オベリスクの最高部に行く事は危険と判断し止めた。(残置ロープは古い)
日の出を楽しんだ後、佐々木のみアカヌケ沢の頭までピストン。往復10分くらい。北アルプスの眺めが良い。7:02発。
7:29 鳳凰小屋着。2度目の朝食を食べる。テントを撤収し、9:01発。
9:30 五色滝への分岐着。佐々木、成毛、小松崎は五色滝まで行く。五色滝へは往復10分くらい。滝壺まで行けるので迫力がある。9:50発。
9:57 渡渉
10:13 白糸の滝着。近くまではいけない?。25発。
10:59 鳳凰の滝への分岐着。佐々木、小松崎は滝を見に行く。往復15分くらい。滝の近くまで行ける。11:25発。
11:39 南精進滝を遠望する。急坂の下り。疲労が強く、現在地の把握を怠っていた。
11:55 渡渉
12:30 1230m付近のダムで休憩。1300m付近にある渡渉する道と沢の北側の道の分岐を見落とす。現在地が1280m付近のダムだと勘違いしていたため渡渉し、道を探すも見つからなかったためいったん作戦を練る。歩いた道を分かる地点まで戻る事にして戻っていた所、成毛が林の中に沢の北側の道と思われる道を発見したのでその道を進むことにする。なおこの沢の北側の道は25000分の1地形図には載っていない。13:13発。
13:22 道崩落の為渡渉(1200mのダム上を南へ)
13:33 北へ渡渉
13:42 青木鉱泉。下山。
■コメントなど
・今回道を間違えてしまったが、原因は
行動中現在地の把握を怠っていたこと。
渡渉した場所付近と地形図が整合がとれていなかったが、気にしなかったこと。
分岐があるはずだと注意してマーキングを探していなかったこと。
疲労による注意力、判断力の低下。
などがある。
また、25000分の1地形図とエアリアとで道が異なる事もあるので注意。
・夜叉神峠〜苺平のエアリアのコースタイムは明らかにおかしい(長すぎ)と思う。今回の記録を参考にしてもらいたい。
・今回の行程は危険箇所もなく、道は歩きやすく変化に富んでいるので初心者にお勧めである。
・ 甲府駅での駅寝は可能。駅が綺麗なので快適である。