2013/11/9 妙義山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
一般山行計画書 作成者 佐々木
■在京責任者 高木
■日程 11/8夜発、11/9
■山域 妙義山
■メンバー
CL 佐々木 坂田 宮崎 SL中村
 
■集合
11/8 21:00保谷駅南口ロータリー
■アプローチ
坂田の車で。
■行程
◯0日目
道の駅みょうぎにて車中泊
◯1日目
妙義山神社~0:10~白雲山登山口~0:35~大の字~0:20~辻~0:20~奥の院~0:40~見晴~0:40~大覗き~0:40~天狗岩~0:20~タルワキ沢のコル~0:20~相馬岳~0:15~国民宿舎分岐~1:00~茨尾根のピーク~0:10~ホッキリ~0:20~ホッキリ入口~0:30~大砲岩分岐~0:30~石門入口~0:55~妙義神社駐車場
計:7:45
※辻でエスケープの場合: 辻~0:40~第一見晴~0:35~タルワキ沢出合
※タルワキ沢のコルでエスケープの場合: タルワキ沢のコル~0:45~タルワキ沢出合~0:40~東屋~0:20~ホッキリ入口
 
■エスケープルート
奥の院まで:引き返す
奥の院からホッキリまで:タルワキ沢のコルからエスケープなど状況に応じて判断
ホッキリから:そのまま進む
■地図
2.5万分の1 「松井田」「南軽井沢」
エアリア 「西上州、妙義山、荒船山」
■食当
なし
■共同装備
救急箱() 佐々木
ザイル 坂田
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □シュラフ □水□登山靴,替え靴ひも □ヘッドランプ,予備電池 □ゴミ袋  □地図□コンパス□箸・フォーク類□ライター □計画書 □常備薬 □学生証 □現金 □新聞紙 □軍手 □遭対マニュアル □緊急連絡カード □筆記用具
■注意したい個人装備
ハーネス □ATC □スリング(120cm)×2 □カラビナ×2 □ヘルメット □環付きカラビナ(あれば)
 
■在京本部設置要請日時
2013/11/9 21:00
■捜索要請日時
2013/11/10 9:00
■備考
日没: 16:48(11/2 富岡市妙義町)
雨天延期:金曜の15時までに判断

妙義山山行記録
■作成:佐々木
■日程: 2013/11/9
■山域: 妙義山(西上州)
■天候: 晴れ
■メンバー、オーダー:
CL佐々木、SL中村、宮崎、坂田
オーダーは適宜変更した。
 
■行動記録
○0日目
車でアプローチ。道の駅みょうぎで車中泊。外気温8℃で、手持ちの防寒具全てを着込んでも寒くなかなか寝付けなかった。ワンゲル勢にはこの程度の寒さは無問題なようで銀マを敷いて車外で寝ていた。
 
○1日目
5:30 起床。各自朝食。日が出るとこれから向かう白雲さんの威圧的な姿が浮かび上がる。もたもた準備をしたため少し遅めの6:35発。
6:50 妙義神社の100段くらいの階段を、何故か一人全速力で駆け上がった坂田の気分が悪いということで休憩。休憩の理由が前代未聞すぎる。先が思いやられる展開である。7:02発。
7:30 大の字着。ここまでで二箇所ほど鎖場があったがいずれも簡単(鎖不要)。7:43発
8:45 玉石着。鎖が大量に出てきた。稜線では標高1000m程の低山とは思えないような絶景が広がる。8:55発。
9:45 西肩着。大覗き直後の滑り台状30m鎖で、素早く降りようと鎖に両手でつかまり降りていたら足元を滑らせてヒヤリとした。鎖場でも鎖に頼らず確実に三点支持でクリアすることが大切だと感じた。9:55発。
10:21 相馬岳着。南側の展望が良い。今後のルートについてメンバーで話しあう。今まで通過した鎖場がさほど難しくなかったこともあり、東岳や中の岳まで縦走しようかという案が出る。10:48発。
11:35 バラ尾根ピーク着。中の岳まで縦走することを決定。11:45発。
12:40 鷹戻しの頭着。事前に調べた限りでは妙義神社~中の岳の縦走路では鷹戻し(登り)が最も通過が難しいようだったので気合を入れて望んだが、想像していたほどは難しくなかった。核心部は斜度80度くらいで指をかけられるホールドが少ない10mくらいの岩場だったが高度感があった。13:00発。
14:00 中の岳着。何だかとても危ない所を通過した気がするけど、数百m切れ落ちているような光景を見慣れたためか恐怖心はほぼ無い。鷹戻しの頭通過直後のルンゼ内二段25m鎖(下り)が今回の山行中最も難しかった。垂直90度の壁で足元が見えにくかったので通過に時間がかかった。懸垂下降で降りるべきだったかもしれない。14:20発。
15:00 石門広場着。鎖場を適当にこなして中間道に合流。これ以降は危険箇所はない。第四石門や大砲岩などといった妙義の絶景を楽しむ。15:20発。
16:00 東屋着。16:03発。ここから車道に下りれば妙義神社まで早く着くが坂田の希望により中間道を急いでいくことに。ワンゲル勢は体力が有り余っているようでペースがとても速く、佐々木と中村はフラフラになりながらついていった。
16:40 妙義神社着。下山。
 
■コメントなど
・妙義山は低山ではあったが普通の山とは違う、ある種アスレチックのような山で内容的に濃厚な山行になった。今回は表妙義に行ったがもう何回か行きたいので行きたい方がいれば是非。裏妙義も良さそう。
・事故が多いためか、妙義山は近年鎖の整備が進んでいる模様。昔はもう少し難易度が高く気軽に立ち入れる山ではなかったのだと思う。
・ ワンゲル勢は焼肉も強かった。
・既に記した通り、今回は山行計画書とは異なるルートを行動した。計画書作成段階で考えていたルートの一つだったのだが、計画書にそのルートを書かなかったのは問題だった。今回のルートを行くのは技術的に無理かと思っていたため、計画書には書かなかった。下山時刻が予定より遅かったため在京や皆様に無用な心配をかけさせてしまい反省している。