2014/1/1 杓子山

杓子山年越し山行計画書
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
一般山行計画書 ver.2.0 
作成者:小磯
 
■日程 2013年12月31日(火)~2014年1月1日(水) 前夜発日帰り
■富士吉田市・杓子山(1597.6M)
 
■メンバー 
CL小磯SL佐々木 新井(杏) 新井(柚) 新井(梨)
 
■在京責任者 松本
■在京本部設置要請日時 2014/1/1 20:00
■捜索要請日時 2014/1/2 10:00
 
■集合 マウント富士ホステル  マイケルズ 18時以降
■交通
行き:【電車組】
高尾駅16:26 - (中央本線松本行)- 17:09大月駅17:12  (富士急行線河口湖行)-17:57月江寺駅  1時間31分1500円 (遅刻者は出発時刻までにホステルに到着できれば良い。最終:高尾駅22:26 - 月江寺駅23:53 =終電)
帰り:富士山駅 - 大月駅 - 高尾駅
 
【自転車組】
11:00 高尾山口集合−国道20号−信号 大月橋東詰 左折−国道139号−マウント富士ホステル マイケルズ 所要時間約5:30
■行程
昨年までは駅到着後夜通し歩いて登山したが、今年は月江寺駅徒歩5分のこのホステルで仮眠をとる予定。カウントダウンは併設のバーにて大勢で祝うらしい。一泊3000円
マウント富士ホステル  マイケルズ
(http://www.mfi.or.jp/mtfujihostel/index-hostel-j.html)
tel.0555 72-9139(受付時間 : 9:00am - 深夜12:00)
 
マイケルズ(AM3:30出発予定)~0:30~慈光院~0:35~鳥居地峠への分岐~0:15~不動湯~0:75展望台~0:40山頂~0:25展望台~0:60不動湯~0:10分岐~0:30慈光院 行程時間5:20
■エスケープルート
山頂まで:引き返す
山頂から:そのまま進む
■地図
エアリア:富士山
1/25000:富士吉田
 
■個人装備
□ザック □ザックカバー □雨具 □防寒具 □水 □非常食 □行動食 □登山靴・替え靴紐 □ヘッドランプ・予備電池 □コッヘル・コップ □ゴミ袋 □トイレットペーパー □地図 □コンパス □ライター □計画書 □常備薬 □学生証/身分証明書 □現金 □軍手(手袋) □カメラ □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □筆記用具 □温泉セット
 
■備考
・不動湯に駐車場10台分&トイレ
・元旦の初日の出予想時刻(富士吉田市) 6:55
・防寒はしっかり!
・未明に行動するのでヘッドランプは必須
■参考
・標高のわりに積雪は殆どないのでアイゼンは不要。
・富士吉田市HP
(http://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=457)
)にPDF地図あります。上記行程はエアリアを参考にしています。
・温泉 不動湯
営業時間8:00~20:30 大人1000円
2年前は元旦も営業していました。
(http://www.navi-city.com/iine/fudo-yu.html)
・過去に初日の出を見に行った方々のblog
2008年 (http://www.sp3.com/~katoh/2008/J0801SHAKUSHI.HTM)
2010年 (http://blogs.yahoo.co.jp/fivetengotou/10325345.html)
他にも検索すると結構記録が出てきます。

杓子山年越し山行記録
作成者:小磯
 
■日程 2013年12月31日(火)~2014年1月1日(水) 前夜発日帰り
■山域:富士吉田市・杓子山(1597.6M)
■天候:晴
■メンバー 
CL小磯 SL佐々木 新井(杏) 新井(柚) 新井(梨) (新井さんの従兄弟、杏子さんの研究室の先輩、前記先輩の会社の同期の方)
 
■行動記録
12/31
11:15 小磯、佐々木高尾山口駅に集合。スポーツ自転車初の佐々木君は既に疲弊している。ここから登坂が続くので佐々木君がクロス、小磯がMTBに乗り換え。以降大垂水峠まで急斜面続く。
12:30 大垂水峠越える。
13:00 藤野のセブンイレブン到着。佐々木君は明日どうにかして自転車を漕いで帰らずに済む方法を真剣に考え始める。
14:00 上野原の薬屋で湿布薬を購入する佐々木君。
16:00 大月到着。車道脇に残雪を認める。
16:45 赤坂のファミマで休憩。夕暮れに赤富士が映える。の調理に後に三つ峠で一回休憩。
18:30 ホステル到着。とりあえず何か栄養補給せねば&朝食の買い出しのために未チェックインのまま、近くで辛うじて開いていた梅新という中華屋に駆け込む。
(http://tabelog.com/yamanashi/A1903/A190301/19001142/dtlrvwlst/)
店は女将さん一人で切り盛り。客は我々だけかと思ったら後から常連らしきおじさん二人が入ってきた。価格設定が高めであるうえ散々動いた我々には量が少なくボッタクリと言ってもおかしくないのだが、女将さんの人柄が良く、場所も場所、時間も時間なのであまり損した気分にはならなかった。
19:30 中華屋を出て近くのスーパーに買い出しに行こうとするも大晦日なので早期閉店。 セブンイレブンで買い出し。
20:00 ホステルに到着。電車組の4人は一階のバーにいるらしい。通された10人分のベッドがあるドミトリーは小奇麗で快適。湯、レンジ、冷蔵庫、シャワー、トイレ、洗濯機は共用で備え付け。コーヒー、ココア、紅茶が無料で飲める。PCも2台有。Free-Wifiも。まだ腹が満たされないのでセブンで購入した弁当を食う2人。
シャンプー&コンディショナー、タオル、歯ブラシ、石鹸は有料。各50円。
22:00 シャワーを浴びるだけ浴びて2人は就寝。
23:40 一時起床し階下のバーに。ここで新井さんの従兄弟とご挨拶。じもピーで溢れかえるバー。皆パーティ帽子をかぶって酒を酌み交わし大騒ぎ。夢うつつの小磯、佐々木が空気に飲まれてボケーっとしているうちに、バーの大画面に映るジャニーズ軍団がカウントダウンを始めていた。気づけば2014.
1/1
0:10 バーから離れ就寝。
3:00 起床。
 
ここから山行
3:43 ホステル出発。予定より13分遅れてしまった。この遅れが後々効いてくる。
4:19 慈光院到着。これ以降、路面の凍結が無視できなくなる。
5:10 不動湯到着。ここで新井さんの先輩とその会社の同期の方が車で合流。これ以降は積雪有。10-15㎝。しかしながら所々無雪の箇所もあるのでアイゼンは無くても良い程度。後に聞くところ積雪は8年ぶりとのこと。
6:10 ゲートと大権首峠の間で休憩。
7:03 山頂到着。ジャストのご来光には10分遅れてしまったがまだ朝日と言える程度。山頂には例年通り地元のテレビ局と子ども柔道グループが。山頂で湯を沸かして暖を取ろうとするも強風と寒さのため全員凍える。湯もなかなか湧かない。柚子さんありがとうございます。地元テレビ局に取材を受ける。面白い
とを言おうと思ったが眠さと寒さのため頭が回らず。すみません。
 
以降コースタイム不明瞭。寒さのため断念しました。ごめんなさい。
7:30 記念撮影後下山開始。大権首峠までは積雪の急斜面で滑落の危険。
9:00 不動湯到着。トイレを借りる。ここで新井さんの先輩、とその会社の同期の方と別れる。道中杏子さんが転ぶが、医療系大学に通う従兄弟による鮮やかな応急処置。
10:13 慈光院到着。在京に連絡。
10:30 新井さんご一行と小磯、佐々木君Availで別れる。
10:50 ホステル近くの公共施設でお汁粉をいただく。じもピーとの暖かい交流。スーパーマーケット セルバで買い出し。何故か醤油を粗品として貰う。
11:30 ホステルから自転車で出発。佐々木君は自走で帰る覚悟を決めた。道中うどん屋があったら寄ろうと決めていたが、元旦なもんで開いている店がなかなかない。変更して牛角に寄ろうとするも看板が指す場所が見つからず、食についていない。そうこうしているうちに大月に到着。ここまではずっと下り坂だった。大月のダイエーで長めに休み、昼食を取る。
13:30 出発直後佐々木君の自転車に異変。良く見ると後輪に画鋲が。まさかのパンク。近くの自転車店を探すが、ない。酔っぱらいのおじさんを軽くいなし、仕方なく押して歩く。猿橋駅で駅員さんに相談したら、ゴミ袋と段ボールとガムテープをくれ即席で輪行のために覆いを作る。かなり見すぼらしいが一応車体は覆えたので電車内に特攻することに決定。15:00 小磯一人自転車で出発。15:25 中央線東京行に佐々木君は乗車。
 
17:00 小磯高尾山口駅に到着。
18:00 佐々木君は自宅近くの自転車店で修理を依頼
18:30 府中到着。
20:30 自宅到着。
 
 
■反省・感想
・この山で積雪は8年ぶりということでアイゼンなどを用意していなかったが、メンバーの多くが山慣れしているので落ち着いて行動できた。新入生がもしもいたら雪道はもっと時間がかかったかもしれない。事前に調べてアイゼンの持参を検討した方が良かっただろう。結果的には必要ない程度の積雪であったが。
 
・防寒具が不十分なメンバーがいる場合は山頂で休憩を長くとらない方が良いかもしれない。
・積雪時でホステルから山頂まで3:15とほぼコースタイム通りなので無雪時にはもう10分くらい短縮可能かと思われる。ゆっくり行くに越したことはないが。
 
・いくら軽装にしようとしても輪行袋、携帯ポンプ、パンク修理キットは持参するべきだった。
・杓子山の山頂から眺める富士山と初日の出は美しく、地元の人とも楽しく交流ができ、満足のいく山行ではあった。山自体もそれほど難しくないので是非恒例化したい。