2014/5/25 安達太良・杉田川
----------------安達太良•杉田川遡行計画書-----------------
■期日 2014/5/25(日)(前夜発日帰り)
■山域 安達太良山
■メンバー 5人
L宮崎•佐々木SL,記録 川名•久光 SL丸山
■在京責任者 徳永
■在京本部設置要請日時 2014/5/25 20:00
■捜索活動要請日時 2014/5/26 10:00
■アプローチ 5/24(土)つくば駅3番出口 21時頃(来れない人連絡ください)→レンタカーにて遠藤ヶ滝駐車場まで
■行程 駐車場(4:00)仙女平(1:00)駐車場 下のURL参照
■エスケープ 引き返すor左岸から登山道へつめる
■地図 「安達太良山」
■遭難対策費
100円×5人
※防水、防寒
※残雪に注意→巻く、エスケープor入渓しない
参考(http://blogs.yahoo.co.jp/well_ksandw/8989606.html)
安達太良山杉田川遡行記録 文責:川名(34期)
■日程・天候 2014年5月25日(日) 曇り
■山域 安達太良山 杉田川
■メンバー CL宮崎・佐々木・SL川名・久光・SL丸山
■行程
滝の落差等はhttp://blogs.yahoo.co.jp/well_ksandw/8989606.htmlを参考に記述した。
遠藤ヶ滝駐車場7:10ー7:36遠藤ヶ滝ー9:00 7m滝ー10:40 幅広10m滝ー11:30 1060m二俣ー12:12 登山道ー12:57 1220m分岐ー14:12遠藤ヶ滝駐車場
沢を本格的に始めたいという人が何人か出てきたので、その訓練となるような沢を宮崎さんに立ててもらった。つくば駅に集合して車で登山口へ向かう。後ろに座っていた34期以下は早々に寝てしまっていたが、運転していた宮崎さんと佐々木さんが「沢よりもクライミングの方がいいよね」などという話題で盛り上がっているのを聞いてしまい、少し申し訳ない気がした。駐車場に着き、車の近くにテントを張るが強風で非常にうるさい。車とテントをスリング・カラビナで繋いでなんとか一晩凌ぐ。
翌朝、入渓準備をして出発。残雪が心配されたがその影響は殆ど無かった。遠藤ヶ滝までは観光用の道が通っていてこれを利用させてもらう。遠藤ヶ滝は滝としては綺麗なものではないが、その前の三日月滝は端正な形をしている。しばらく進むとナメや小滝が現れて癒やされる。右に曲がるウォータースライダーのナメ滝は右岸をへつり気味に進むが、やや滑りそうで危ない。誰も落ちはしなかったが、あのような場合は左岸を進むのが正解であることを宮崎さんに注意される。この後の7m滝では登攀の方法について協議する。登攀の自信がなかったので巻こうとするが、あれは登れるでしょうとの宮崎さんの言。川名がリードで水流左側を登ってみると、確かに簡単に登れる。登れる滝であれば高巻くよりも登ったほうが安全であるので、その辺りを見極める目も養わなければならない。次の6m滝は右側の乾いた岩を登ったが、やや難しいので宮崎さんにお助け紐を出してもらう。ハシゴのかかる8m滝はハシゴを使わずに登れる。幅広の10m滝では今度は丸山がリード。支点を取るのに難儀したようだがここも簡単。その後は適宜読図をしながら小滝を越えていく。7m��トイ状滝は左側をへつって進んだが、地面が崩れやすくやや危ない。宮崎さんは右側を行ったが、こっちの方が難しかったらしいので、左を進むのが一番簡単なのだろう。最後の2段10mで久光がリード、とすれば一通り全員の練習ができたのだが、時間の都合上カットしてフリーで登る。これも簡単。
遡行を終了した後はわずかな踏み跡を探して仙女平へ。速ければ20分ほどで正規の登山道に出られるらしいが、40分かかってしまった。踏み跡を探して偵察を出しながら進んだが、すんなり踏み跡を見つけられないようであれば、むしろ諦めてヤブを突っ切っていたほうが速く進めるかもしれない。登山道に出たところで沢装備を解除し、走って下山。865mから南に伸びる尾根を使ってショートカットし、林道を使ってトラバースして、まっすぐ駐車場に向かう。道に出ると駐車場の西端に着けたので、中々の読図の精度だった。下山後は安達太良温泉に入ってから、つくば駅に戻って解散。
■総評
東京からアクセスするとやや遠いが、初心者を連れて行くには奥多摩や丹沢の沢よりも綺麗で、ほぼ全ての滝が登れるので楽しめると思います。紅葉の時期に来ても綺麗そう。遡行中は自分にはまだまだ沢の技術が足りていないことを実感し、いろいろと宮崎さんに教えていただきました。わざわざ我々のために沢の計画を立ててくださり、また往復の運転も任せてしまい、宮崎さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。