2014/6/1 棒ノ折山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
棒ノ折山ハイク計画書
■日程 06/01(日)
■山域 奥多摩
■メンバー 9人
CL田代 SL高木 ○平出○平松○松本○尾田○中原○木下○渡辺
■在京責任者
加藤あ
■集合
立川駅7:15発(拝島駅7:32発)青梅線青梅行先頭車両
■交通
行き:
新宿駅6:44-JR中央線-立川駅7:10
立川駅7:15-JR青梅線-青梅駅7:50
青梅駅8:07-JR青梅線-川井駅8:32 920円
遅れた場合
新宿駅7:07-JR-川井駅8:48 920円
帰り:
さわらびの湯-(国際興業バス 東飯能駅経由飯能駅行き)-飯能駅 620円
バス 国際興業バス さわらびの湯発東飯能駅経由飯能駅行き
16:03、16:25、16:53、17:37
最終17:56
飯能駅-(西武池袋線)-池袋駅 450円
■行程
川井駅~0:40~八桑~1:00~岩茸石山~1:45~黒山~0:30~権次入峠~0:20~棒ノ折山~0:10~権次入峠~0:15~岩茸石~1:25~さわらびの湯
計6:05
■エスケープルート
黒山まで:戻る
権次入峠(1回目)まで:県道202号線へ
岩茸石まで:大名栗林道へ
岩茸石以降:そのまま進む
■地図
2.5万分の1「武蔵御岳」「原市場」
エアリア「No.23奥多摩」
■共同装備
救急箱有紗…田代
■在京本部設置要請日時 2014/06/01 21:00
■捜索活動要請日時 2014/06/02 09:00
■備考
地図とコンパスを忘れないように。
雨天時は中止。前日夜21:00に判断。
さわらびの湯入館料1人800円。営業時間10:00〜18:00。毎月第一水曜日定休。
さわらびの湯17:53発のバスに遅れた場合
河又名栗湖入口まで徒歩で移動
国際興業バス18:33、19:30、20:19飯能駅行
棒ノ折山ハイク山行記録
作成:田代
■日程:2014/06/01
■山域:奥多摩
■天候:晴れ
■メンバー:CL田代、SL高木、平出、平松、松本、尾田、中原、木下、渡辺(計9人)
■オーダー:
登山道上では尾田-中原-平松-松本-木下-渡辺-田代-高木-平出
登山道以外では平出さんを最後尾に適宜交代。
■総括
棒ノ折山は過去何度も訪れており、今回は読図の練習を兼ねて楽しくかつ楽に山歩きをするはずであった。しかし、新たに作られた林道やきれいな看板に惑わされた結果、不覚にも薮につっこんでしまった。
看板を盲目的に信頼せず、自然本来の地形を信じて突き進むべきであるという教訓を得られた山行であった。
■当日の行程
08:32 川井駅着
間違えて1本早い電車を計画書に載せてしまい、青梅駅で余計な乗り換え時間ができた。幸か不幸か、1本遅い電車に乗ってきた高木君とも青梅駅で合流できた。
08:45 川井駅発
トイレ、準備運動を済ませて出発。ひたすらコンクリートの道を歩く。
09:20 登山口?着
バス通りから登山口方面に伸びる林道が2年前より延進されていた。林道の途中、「岩茸石山」と書かれた真新しい看板を発見。看板がさす方向に登山道がのびている。登山道は本来のルートから1本北側の沢方面に向かっているが、林道も新しく作ったことだし、登山道もルートが変更されたのだろう、そのうち南側の尾根に取り付くだろうと考えて看板に従って歩くことにする。ここで少し休憩。あとから考えればこれが全ての間違いだった。
10:20 標高500m付近、沢が2つに分かれるところ
これまで登山道がかなり荒れていたものの、例の看板からずっと赤テープがあったのでそれをたどっていた。また、沢には林業用の石垣のような階段状の何かが設置されていた。しかし、ここで赤テープが完全にとぎれる。完全に看板にだまされた。作戦会議を兼ねて休憩をとる。会議の結果、とりあえず沢沿いに進み、沢が登れなくなったところで南側の尾根にとりつくことにする。
10:26 作戦会議をした場所から100mくらい進んだところ
南側の尾根の上に本来の登山道によくある十字の木の看板らしきものを発見。尾田、松本が偵察のため登りに行くがどうやら願望が生んだ幻覚だったらしい。尾田・松本とは標高をなるべく下げないようにしつつ沢の上流で本隊と合流。また、同時に高木を本隊から100mほど前に配置し、沢の前方を偵察しつつ進むことに。
10:50 標高580m付近
高木、沢から南側の尾根に取り付く踏み跡を発見。登山道にたどりつくか偵察へ向かう。本隊は尾根への取り付き口まで移動。約10分後、高木が登山道を発見して戻ってくる。感動した高木は登山道の写真をとったらしい。本隊も踏み跡をたどり南側の尾根へ。
11:15 617付近
登山道へ帰還。休憩する。時間的におしていたので岩茸石山をカットして棒ノ折山方面へ向かう。
12:05 P749
特に何も無い小ピーク。休憩。登山道へ復帰してからは多数の登山者とすれ違うようになった。ここでも他に3パーティほどが休憩している。時間的・体力的に棒ノ折山をカットしようかという話も出る。
12:38 P841(逆川ノ丸)
通過。
13:00 黒山
休憩。松本君が棒ノ折に行きたいと皆に布教活動を行う。
13:33 権次入峠(ごんじりとうげ)
意外と時間に余裕がある。メンバーも皆棒ノ折山に行くことを希望したので山頂へ向かう。
13:45 棒ノ折山着
頂上は広く、たくさんのパーティがいた。なぜか実際の標高より7m高く書いてある看板の前で記念撮影。
14:15 棒ノ折山発
14:24 権次入峠
15:10 標高640m付近
林道と3回目に交わるところで休憩。暑い。
16:00 さわらびの湯
下山。さわらびの湯の前の駐車場では催しが開かれており、にぎわっていた。温泉も混んでいる。温泉の建物前にて飯能を舞台とした某アニメの旗を発見。
18:20 飯能駅着
木下君は先に電車に乗る。残りの人は駅前の居酒屋で飲み会。
■反省・備考
MLで「新歓ハイクで行った山で、今回のコースもそのときと同じ」と言っておきながら全然違うルートを進む詐欺山行になってしまった。
結果として誰一人けがをせずに済んだが、初めて山登りをするメンバーもいる中で不適切なコースを辿ってしまったことは猛省したい。
看板がいかに立派であろうと、登山道の状態をよくみて総合的に判断するべきであった。