2014/10/11-12 天狗岳
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
一般山行計画書 作成者 高木
■在京責任者 石川
■日程 10月11日(土) ~12日(日),山中1泊2日(予備日1日)
■在京本部設置要請日時 10/12 20:00
■捜索要請日時 10/13 10:00
■山域 八ヶ岳
■メンバー
CL高木 SL平出 根本
■交通
行き JRは学割を使うと2割引き
高尾駅704-(中央本線 甲府行)-甲府駅838
甲府駅853-(中央本線 松本行)-茅野駅1012 計2520円
茅野10:35-(諏訪バス 麦草峠行き)-麦草峠11:39 1400円
帰り
渋の湯ー(諏訪バス)ー茅野 1150円
11:30/14:50(最終)ー12:21/15:41
茅野ー(中央本線)ー高尾
最終茅野20:23発池袋00:23着
■行程
1日目 3:00
麦草峠-0:20-白駒池入口-0:15-白駒池-1:25-ニュウ-1:05-黒百合平
2日目 4:35
黒百合平~1:30~東天狗岳~0:20~西天狗岳~0:40~展望台~1:15~唐沢鉱泉~0:50~渋の湯
■エスケープルート
中山峠まで:引き返す
中山峠から東天狗まで:黒百合平経由で渋の湯へ
東天狗から:そのまま進む
■地図
2.5万分の1[蓼科] [八ヶ岳西部]
エアリア[八ヶ岳]
■食当
1日目夕 高木
2日目朝 各自
■共同装備 すべて高木が持ち出して当日分担
テント
鍋
カート×2
ヘッド×2
救急箱
■個人装備
□ザック (□サブザック) □ザックカバー □雨具 □防寒具 □銀マット □シュラフ □水 □非常食 □行動食□登山靴,替え靴ひも □ヘッドランプ,予備電池 □ゴミ袋 □コッヘル □武器 □トイレットペーパー □地図 □コンパス □ライター □計画書 □常備薬 □学生証 □現金 □新聞紙 □軍手 □着替え □遭対マニュアル(緊急連絡カード含む) □筆記用具
■備考
日没参考:17:19(10/11,甲府)
日の出参考:5:46(10/12,甲府)
諏訪バスHP
(http://www.alpico.co.jp/access/suwa/)
唐沢鉱泉HP
(http://www.karasawakousen.com/)
先ほどCLから、天候の見通しの良いこととメンバーの体力があることを踏まえたうえで、山行のコースを変更する旨の連絡を受けましたのでお知らせさせていただきます。
当初の予定では、
■行程
1日目 麦草峠-0:20-白駒池入口-0:15-白駒池-1:25-ニュウ-1:05-黒百合平(計3:00)
2日目 黒百合平~1:30~東天狗岳~0:20~西天狗岳~0:40~展望台~1:15~唐沢鉱泉~0:50~渋の湯(計4:35)
であったところを、
■行程
1日目 美濃戸口~1:00~美濃戸山荘~2:00~行者小屋~2:00~オーレン小屋 (計5:00)
2日目 オーレン小屋~硫黄岳~天狗岳~渋の湯(計5:40)
というルートに変更したということです。
また、日没時間の関係で間に合わなさそうだと判断した場合には、本日10月11日の夜に赤岳鉱泉で一泊し、2日目に硫黄岳経由で天狗岳を目指すということです。
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八ヶ岳山行記録 作成者:高木
■日程 2014/10/11~12
■山域 八ヶ岳
■天候 晴れ
■メンバー
CL高木 SL平出 根本
■オーダー
高木ー根本ー平出
■記録
1日目
部会などの場で集まって計画を吟味することができていなかったため、当日になってからメンバーの体力や天候を考慮しつつ、天狗岳だけでなく硫黄岳にも足を伸ばすことに決定。7月に立てて中止になっていたコースを取ることを決めた。日没との関係で時間に余裕が無ければ赤岳鉱泉、あればオーレン小屋での宿泊とした。
10:25茅野駅バス乗車
平出さんはここまで特急を利用。8:00に新宿を出たらしい。鈍行の自分たちは6:00前には新宿を出ているのでかなり差がある。時間も電車代もかかるので、根本くんは帰りにヒッチハイクすることを検討していた。
11:05美濃戸口着
バス停の駐車場には乗用車が多くとめられていた。登山客も全体的に多かった。
11:57やまのこ村、駐車場
所々、紅葉が見られる。1800~2000m付近が見頃か。
12:44堰堤広場
林道は歩きやすい。たまにショートカットのコースがあるので、見落とさなければ時間短縮できる。
カモシカを間近で見ることができた。
12:53登山道入口 10分休憩
車も通れるような林道はここで終わる。ここからゆるやかな登り。
13:59赤岳鉱泉 12分休憩
綺麗な小屋。カレーが美味しそう。既にテントが所狭しと張られている。
ここからは少し本格的な登り。赤岩の頭の直前で森林限界を越える。
15:45赤岩の頭
天気が良く、時間的な余裕も少しあったので荷物を置いて硫黄岳までピストンすることに。登り13分、下り10分くらい。山頂には爆裂火口壁なるものがあり、名前負けしない程度に壮観であった。火山活動らしきものは見受けられない。山頂は風が強くて寒かったが、火口壁の先の方まで行けるなど広々としており長居しすぎたため時間が無くなってしまった。少し軽率だったかもしれない。
16:44赤岩の頭
17:10オーレン小屋
日陰ということもあり、到着時には少し薄暗くなっていた。日没が17:19ということもあり、もっと余裕を持った行動が望まれる。混んでいたが何とかテントを張れた。
テント場の料金は一人1000円。トイレ料金も含まれているとのこと。風呂は17:30から入れて料金は500円。水回りが凄く綺麗な小屋だった。女性従業員募集中、ネパール研修もあり、だそうです。
2日目
5:30起床
7:00出発
7:20夏沢峠
しばらく森の中の尾根。
8:04根石岳山荘 14分休憩
高い木は無くなり、北アルプス、御嶽山、雲海などが綺麗に見えた。
8:25根石岳 15分休憩
ピークが多く景色も良いので休憩がかなり多くなる。
8:59東天狗岳 26分休憩
天狗岳直下は岩を這って登る感じ。険しい道で注意が必要。山頂はそれほど広くないが、高度感があり360度パノラマなので多くの人が腰を下ろしていた。
9:39西天狗岳 21分休憩
ガレ場を登った。山頂は比較的広い。
西天狗岳より先はしばらく大きい岩がごろごろしていて、手を使いながらの下山になる。登りだとさらに大変そう。
10:30第二展望台 10分休憩
11:02第一展望台
エアリアに書かれている展望台は第一展望台のことだと思われる。ここから森に入る。
11:41分岐
12:13唐沢鉱泉 17分休憩
入浴料700円。
12:50分岐
13:12渋の湯
渋の湯御殿は入浴料金800円。少し狭くシャンプーが無かった。同じバスに乗るであろう人たちが同じ時間帯に集中するので少し混雑する。
近くにある渋の湯ホテルは休業(廃業?)中だった。
15:10バス乗車
バスは増発されたため広々と座ることができた。ありがたい。
■特記事項
・当日にコース変更してしまいました。7月に一度検討したコースとはいえ、あまり良いお手本では無いので慎重になる必要があると思います。
・救急セットが全て貸し出し中でした。使い終わった共同装備は返却するようお願いします。今回は同日に3つの計画が立っていて救急セットの数に余裕が無かったことも影響していると思いますが…。
・前項とは別の問題ではありますが、自前の救急セットを用意しようとして、当日に持って行くのを忘れてしまいました。大きい怪我や病気があれば大問題となっていただけに気をつけなければなりません。
・テント場は標高2300m超。夜はテントの結露が凍りつくほど寒いので、この時期の高山は改めて防寒対策が必要です。
・2回ほどしか使用していないkarrimorの65リットルのザックを5000円で売りたいという人がいたので、興味ある方がいればコンタクトを取ってみたいと思います。