2014/11/16 八王子城址・陣馬山

山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)

八王子城跡~陣馬山ハイク計画書Ver.2.1
作成者:松本

■日程 11/16(日)

■山域 高尾

■在京本部設置要請日時 2014/11/16 20:00

■捜索要請日時 2014/11/17 9:00

■メンバー(計6名)
CL松本 SL小松崎 ○久光 ○平松 ○横山 ○尾田

■集合
高尾駅北口改札前07:50

■交通
【行き】
高尾駅北口(のりば1)07:55─西東京バス(城01 八王子城跡行)─八王子城跡08:05
(180円)

【帰り】
藤野駅(終電23:19)

■行程
八王子城跡入口~(0:10)~御主殿の滝~(0:45)~本丸跡~(0:20)~天守閣跡~(0:15)~富士見台~(0:05)~杉沢ノ頭~(0:35)~狐塚峠~(0:40)~大嵐山~(0:10)~三本松山~(0:35)~堂所山~(0:15)~底沢峠~(0:05)~明王峠~(0:10)~奈良子峠~(0:25)~陣馬山~(1:20)~陣馬登山口~(0:30)~藤野駅
(計6:10)
※大部分ヤマレコを参照した
エアリアでは所要8時間(陣馬登山口まで7:30)となっているが7時間くらいとふんでいる
※遅れた・疲れた場合
陣馬登山口バス停15:49/17:13(神奈川中央バス・藤野駅行)(180円)

■エスケープルート
三本松山まで:引き返す
三本松山から:陣馬山へ
陣馬山から:陣馬高原下バス停へ(高尾駅北口行毎時25分、最終20:25)
※林道合流地点から適宜撤退

■地図
2万5千分の1地形図:「与瀬」「八王子」
山と高原地図:『高尾・陣馬』

■備考
*日没予定時刻(東京)16:34
*雨天時中止:前日19:00までに判断

■遭難対策費
100円/1人

■参考資料
ヤマレコhttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-541283.html)

八王子城跡~陣馬山ハイク山行記録
作成:松本

■日程:2014/11/16

■山域:高尾

■天候:晴れ

■オーダー
CL松本─久光─SL小松崎─平松─横山─尾田

■総括
 乱世の古城から狼煙台跡までの奥高尾縦走、紅葉も彩りを添え一行の足取りは軽やかであった。

07:55高尾駅北口発
 勘違いして高尾山口駅にいた気の毒な平松さんを放ってバスに乗り込む。というのも城跡をくまなく見たかったからで。

08:05 八王子城跡バス停着
 古道から御主殿に至る曳橋が老朽化ゆえ立入禁止になっている。江戸時代の林道まで引返す羽目に。

08:45 八王子城御主殿跡

09:00 平松さんと合流
 どうやら駅から20分歩いて来たらしい。お疲れさま。
 アシダ曲輪を経て尾根伝いに出る。中世山城に特有の馬蹄段と呼ばれる小曲輪群が続く。

09:24     金子曲輪
 曲輪というほど広いものでもない。

09:30 第一の展望スポット
 スカイツリーやランドマークタワーが見える。

09:45 第二の展望スポット

09:52 八王子神社

09:54~10:04 本丸跡で休憩
 この狭い曲輪に粗末な建物でも立っていたのだろうか。

10:26 詰城
 「大天守」とも称す。天守の起源は「主殿」「殿主」とも「天主」(でうす)ともいわれるが、井楼ならともかく象徴的な建物があったとは思えない。
 石塁は崩れ方々に小石が散乱している。居館地区を除き城内で大規模に石垣を用いた箇所は稀であるから、何かしら重要な拠点であったと想像される。
 街道から離れた山中なので、戦の最前線となることを想定した曲輪ではないだろう。本丸陥落後に定められた死地ということか。
 私にとって今回最大の目玉はここであった。

この先は我が関心事の外ゆえ略述するにとどめる。
10:44 富士見台
11:27 狐塚峠
11:40~55 休憩
12:00 杉の丸
12:07 黒ドッケ
12:22 大嵐山
12:34 三本松
12:46 関場峠
13:16~26 堂所山
13:44 底沢峠
13:52 明王峠

14:25~42 陣馬山
 「信玄茶屋」には風林火山の軍旗が翻る。陣馬山には武田方により狼煙台が置かれ、北条方に睨みを利かせていたと伝わる。
 まさにかつての国境をまたいだわけである。

15:50 陣馬山登山口バス停
 ↓バス
15:57 藤野駅

時刻は小松崎によるもの
改めて謝意を表す

■反省・備考
以下、すべてCLの責めに帰すべき事柄である。
・エスケープルートが相当数存在したため、事前に詳細に検討していなかったが、よろしくない。
・コースタイムについてヤマレコを参照したが、本来そうすべきでない。結果的にはエアリアより2時間まいた。
・城跡~堂所山まではマイナー・ルートなので登山客は殆どおらず快適。予想以上にアップ・ダウンが激しく、とりたてて面白いとも思わぬが決して詰まらぬわけではない。
・堂所山から先は高尾山からの縦走ルートと合流するため、急に混雑しだす。もはや登山道ではない。
・城跡に興味がなくてもバード・ウォッチングで楽しめる。
・マニアックなハイクにお付き合いいただきありがとうございました。