2014/11/27 西平山
山岳愛好会雷鳥(東京大学・お茶の水女子大学公認サークル)
西平山読図山行計画書ver.1.0
作成者:久光
■日程 11/27(木)
■山域 奥武蔵
■在京本部設置要請日時 2014/11/27 17:00
■捜索要請日時 2014/11/28 8:00
■メンバー 1人
CL久光
■集合
入間市駅北口前 7:30
■交通
久光車
(自宅—(40分)—)入間市駅前—(50分)—鳥居観音
(ガソリン代として1人200円程度頂けると幸いです)
■行程
鳥居観音—(0:45)—金毘羅神社奥ノ院—(0:35)—中登坂—(0:30)—大ヨケノ頭—(0:40)—藤棚山—(0:30?)—大遠見山(733p)—(0:35?)—西平山(732p)—(0:40?)—小殿—(0:10)—鳥居観音(4:25?)
※?の付いているコースタイムは藪ルートのためヤマレコ参照
■エスケープルート
藤棚山まで:引き返す
藤棚山から西平山まで:炭谷入林道へ
西平山から:そのまま進む
■地図
2.5万分の1 「原市場」
エアリア 「22奥武蔵・秩父」
■備考
日の出(名栗 11/27)6:28
日の入(名栗 11/27)16:29
NHKラジオ第一(東京)594kHz
NHKラジオ第二(東京)693kHz
飯能警察署 042-972-0110
雨天時:前日19:00までに判断
温泉:さわらびの湯
西平山山行記録
■作成: 久光
■日程: 2014/11/27
■山域: 奥武蔵
■天候: 晴
■メンバー: CL久光
■行程
10:09鳥居観音—10:53金比羅神社跡—11:18中登坂—11:39大ヨケの頭—12:08藤棚山12:24—12:55大遠見山—13:17西平山—14:17小殿—14:27鳥居観音
■記録
総長選挙にともなう午後休講により、幸運なことに出現した全休を利用して、夏に撤退した西平山読図山行のリベンジを逆ルートで果たしてきた。
6時起床、しかし何だかんだ準備に手間取り家を出たのは8時過ぎ、更にラッシュ時間帯の渋滞も加えて、前回も車を停めた鳥居観音前の市営駐車場に着いたのは10時前だった。すぐに準備して出発する。
鳥居観音というのは昭和年間に開かれたかなり新しい寺院で、山中には牛○の大仏ばりの大観音像その他、もろもろの建造物が散在している。登り始めからしばらくは登山道というよりも、それら建造物への参道である。登り口にはちゃっかりと、通行料に200円の奉納をご協力頂いている旨が書かれている。良心の呵責に耐えかねて赤い奉納箱に200円を入れる。うーむ…
裏手の山の紅葉は見事で、沿道は頭上と足元を赤くなったモミジが埋め尽くしている。まるで京都かどこかの観光パンフレットの写真である。加えて人はほとんどいない。こんな時期に高尾山やら大山なんぞへ行くハイカーの気がしれぬ。向こうの尾根にそびえ立つ白い大観音を眺めながら、参道を登る。
地形図上金比羅神社跡への道は2本あるが、直登ルートはトラロープで封鎖中で、「玄奘三蔵塔」なる塔の前から登山道に入る。一昨日から今朝まで降り続いた雨で道は随分滑りやすくなっている。人も最近通っていないようで、道を横切って蜘蛛の巣が何か所もはられている。
金比羅神社跡からは細かいアップダウンを繰り返す尾根道。たまに紅葉している木もあるが、大半が人工林の杉林で、看板曰く「名栗村は西川材の産地で…」云々。時折樹間から下界の美しい紅葉が見える。うん、俺は何をしてるんだろうか。中登坂-大ヨケの頭間で一回林道を横切る。
藤棚山で一本取り、柿ピーを流しこむ。ここから1kmに満たない区間が本日の核心部。北西方向へ折れる登山道と離れ、北東方向に延びる尾根へ。その後東北東方向に伸びる尾根に下りる。踏み跡はほとんどないが、特に紛らわしい何かもない。一応赤テープもあるように見えるが無視。途中、木材搬出用の林道らしき道を二度ほど横切る。以上、地図とコンパスが使えれば基本的には問題ない。
大遠見山を過ぎれば前回踏んだ部分。踏み跡は比較的明瞭で、延々と人工林が続く。下りなので一応念入りにコンパスを切るが、まあ基本的には踏み跡+赤テープあり。要は林業用の作業道で、藪とは言いがたい。あまり作業員には出くわしたくない感じの道。
尾根の先端では中学校と民家を見下ろす。あまり悪目立ちしたくないので、炭谷入林道の民家から陰になっている部分に下山。10分ほど歩いて鳥居観音に戻る。やはり里の紅葉はきれいだった。
■反省・備考・感想
□この尾根で読図の練習をするのならば、下りの方が適している。基本的には正しい尾根にのみ踏み跡がついているので、支尾根に入り込むリスクはあまり高くないし、とはいえ登りよりは実践的。
□他にメンバーがいなかったこともあり自制が効かず、朝の出発がこの時間になったのはよろしくない。
□飯能は車で行くところではない。
□鳥居観音の紅葉"は"きれいでした。一見の価値あり。